すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

子どもが輝く「森のようちえん てくてく」10周年の会

2015年11月05日 | 日々思うこと

5日は秋晴れの中を上越市民プラザへ、NPO法人の緑とくらしの学校「森のようちえん てくてく」10周年記念の上映会へと急ぎました。1時に会場で下の娘と合流で、元副園長の今川孝子さんとも久しぶりの再会です。

1階の市民ギャラリーでは記録映像のスライドショーで、受け付け辺りでは小さな子どもがハイハイ・・・、2歳の私の孫は人の多さに最初は“人見知り”気味でしたが、少しづつ慣れてきて広い別室(保育室)で走り回っています。

「森のようちえん てくてく」園長の小菅江美さんはデンマークの幼児教育「森のようちえん」を視察し、上越の地で夢を実現させ10年が経ちました。写真家の小西貴士さん(公益法人キープ協会・森の案内人)とのトークショーで小菅江美さんは「森があったから・・・」と謙虚に、そして「上越をもっと子どもたちが輝く地域に、子どもたちに子どもを生きる時間を届けたい」と話されました。森がいっぱいあっても取り組まない所も多く、やはり幼児教育への熱き思いと感性の高さと行動力があればこそと聴き入りました。

写真展もプロが一年間を通して撮った森の中で伸び伸びと遊ぶ様子や田植えの泥んこの姿など、ぬくもりのある写真にしばし釘付けです。また会場には男性の姿が多いことに驚き、その関心の高さと上越の地域性が伝わってきました。

会は3時過ぎに終了し娘と別れてから、2階に場所を移して4時からは立石由美さんの「オンカロ&ドイツの脱原発報告会」の打ち合わせです。今回スタッフとして関わってくださる方たちは実績と行動力のある人ばかりで頼もしい限りで、集会の成功に向けて具体的に進めることができました。暗くなった市民プラザを後に家路へと急ぎましたが、今日の出来事が脳裏を走る充実の一日でした。