すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

記念すべき「第60回 日本母親大会in神奈川」へ

2014年08月03日 | 日々思うこと

今年60回目を迎える「日本母親大会in神奈川」に参加のため、昨土曜日の朝に家を出発です。こんな暑い季節はあまりムリな行動をせず、じっ~と(?)しているのが賢明のようですが、東京大学大学院教授の小森陽一さんの講演に引き寄せられての上京です。

JR東京駅から会場の横浜市「パシフィコ
横浜」までは、10年前に開通した横浜高速鉄道のみなとみらい線を利用し猛暑の中を急ぎました。途中で家から持参した麦茶を干してしまい、熱中症予防にと飲み物を求めましたが、さすがに新しい路線駅だけに自販機はどこにも見当たりません。やっと会場に到着で、あまりにも広大で移動にも汗だく・・・、実行委員会ブースの書籍売り場で月刊「食べもの通信」を販売している家庭栄養研究会のお仲間と合流することができました。

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大会第1日目の全体会は、小森陽一さんの講演「子どもたちに憲法が輝く明日を」とあって、約5千席収容の
東日本唯一の「国立」の大ホールはすでに全国から集まった参加者らで埋め尽くされていました。案内係りの指示でホールに入れない多くの人たちは5階の大会議室へ移動・・・、モニター大画面で視聴することになりました。

小森陽一さんは先ずご自身の生い立ちにふれ、8歳からチェコスロバキアのプラハで4年間過ごしたことや、母親の小森香子さん(詩人)のこと
などを話され親近感が増しました。そして演題の憲法と集団的自衛権の行使容認については、「9条の会」事務局長ならではの多岐にわたるお話しで、再び戦争ができる国への道を分かりやすく聴衆を惹き付けました。また1945年7月17日のポツダム会談の前日、米国はメキシコで世界初の核実験に成功したことや、広島原爆投下と3日後の長崎投下の経緯など等、今まで知りえなかった戦中戦後史などがしっかりと伝わりました。(続く)