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すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

ついに足を入れた獣道ー新ODA大綱を考えるー

2015-02-11 21:23:20 | Weblog
アベ政権=「アベと幼稚で危険な仲間たち」がついにケモノ道に足を踏み入れた。これは戦争ごっこをやりたいアベと何が何でも経費を削減したいオバマの共作ともいえる。ケモノ道を教えたのは、小泉政権時代に日本にやってきたコンドリーサ・ライス国務長官だ。彼女はなんと「アメリカと日本はこれまで世界平和のために協力してきた。これからは日本の海外援助も一緒にやりたい、アメリカの考える平和に資する形でODAを使って欲しい。。。」というような発言をしたのだ。
しかし、日本のODAは、日本が太平洋戦争時に損害を与えた国への戦後賠償が原点だ。その後、そのようなアジアの国(やがて世界の発展途上国)の経済発展に貢献する形へと変化を遂げた。それでも、万が一にも日本の国民の税金が発展途上国の経済発展以外に使われることは無かったのだ。
一方、日本は1989年の第一次湾岸戦争以来、アメリカに軍事費相当額を貢献した。それが日本の躓きの石だ。それに踏み切ったのが当時、豪腕というあだ名の小沢一郎自民党幹事長だった。
やがてその路線に”Boots on the Ground"すなわち、実際の軍隊の現場への派遣路線へのシフトが始まり、イラク戦争を契機としてついに多国籍軍への自衛隊の後方支援が始まった。
この二つの路線を合流させようとしたのが、当時のブッシュ政権だ。ライス女史の発言は、この流れを知っているものには背筋の凍る思いだったが、各メディアは実にあっさり無視したのだ。ライスはそれでも、ケモノ道の暗い穴を示しただけだ。さすがに日本もそこに足を入れなかった。民主党政権時には小生などが目を光らせていた。
しかし、今度ははついにこの獣道に日本は足を踏み入れる。
 皆さん、「道」と言う字になぜ「首」があるのかご存知だろうか?
 ぜひ白川静の金文解説を読んでいただきたい。。。。。。。。
今度は、ついに紛争地への多様な支援に国民の税金が使われる。もう国民はこれで共犯になったのだ!
多少、安全保障分野での知識があり、紛争地の経験がある者として、つぎのことを明言しておきたい。

        紛争地には前線と後方の区別はない。
           紛争地には軍事と非軍事の区別はない。
             紛争地には軍事支援と人道支援の区別はない。
                紛争地には周辺も含め安全な地域はない。(首藤)
    
http://www.47news.jp/news/2015/02/post_20150211124911.html

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