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半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

愚衆政治の結末がこれか

2016年06月15日 09時51分30秒 | 日記
俄に都知事の辞任問題が、参院選も絡んでか喧しい。
そもそも、猪瀬前知事が政治と金の問題で大騒ぎし辞職し、
清新さを求められた知事だったはず。国会議員時代は、事
あるごとに自信満々に持論を述べている姿から一定の、評価
や期待感が有権者の間にはあったのだろうが。

結局、都民が選んだのは、誰が見てもまともに見える宇都宮
氏や細川氏ではなかった。
何しろ、あの何とも怪しげな田母神氏にも60万票も与えた
が、その後の醜聞は事欠かない。

猪瀬の前も、派手好きな都民のことであるから、実務型の浅
野氏ではなくあまり仕事をせずとも話題づくりが上手い石原
というブランドを選んだ。

有権者にしてみれば、地味で真面目に脱原発、憲法を守れな
どと辛気くさいことを言う者よりも、受けがよいパフォーマ
ンスができる候補者を選択することになるのだろう。
それは、例えが悪いが、テーブルの上に並んだ数ある料理か
ら、味は食べてみなければわからないが、期待感をもってと
りあえず見てくれの良い料理を選ぶ行動に似ているのかもし
れない。
それでも食べてみても添加物づけの食べ物しか味わったこと
のない者は、舌に感じる違和感を覚えないのと同じで、結局
間違った選択を一度ならず、二度三度と繰り返すこととなる。

それはそうだろう、自らの欠点を言い募る候補者はいないの
だから、結局、選ぶポイントは、出自、学歴、職歴、取り巻
き連中等でしか選びようがないからだ。選ぶポイントが定ま
っていないから、同じことが繰り返される。

そうは言っても選ぶ目を今すぐ養えと言われても戸惑うだろ
うから、非石原、非猪瀬、非舛添、非橋下、更には非安倍に
徹底すれば良い。彼等が何を言い、その結果がどうだったか
のかを辿ってみれば、一定の方向性が見えてくるというもの
だ。

何よりも選ぶ側にも重大な責任があることを肝に銘じる必要
がある。それに、そろそろ衆愚政治などとは、揶揄されない
ようにせねば。

週末の農作業

2016年06月12日 10時52分35秒 | 日記
この時期になると収穫の喜びが味わえる。
昨年の10月に植えたタマネギが、半年以上の月日を経て見事に成長し
収穫と相成った。
280本植えて、昨年末は暖かったせいか年内に活着、成長したため、
厳寒期に根が凍上することもなく、今年は、活着率100%であった。
玉の大きさも、今年は根が早い時期に張ったこともあって、養分の吸収
も良くて、例年に無く大きなものになった。
野菜の優等生であるタマネギ、主役、脇役で大いに食卓を賑わすことと
なる。

             

週末の農作業など

2016年06月04日 04時40分45秒 | 日記
作物の成長が著しく、またその逞しに改めて気付かされる。
そこには、意志などあるはずもないが、命の続く限り成長し種を残す
営みを続ける。
今週は、水やり、草取り、それにトマトの雨除けをかけた。トマトは
雨を嫌うらしく、ビニールのトンネルの上だけのものを被せた。これ
で裂果などを防げるらしい。
          



先週土曜日は、映画「不思議なクニの憲法」を見た。20人足らずの上
映会だったけれど。上映後意見交換を行うなど有意義な上映会だった。

日曜日は、恒例の「大利き酒会」に、今年は会社の同僚と二人で参加
した。長野県内外の蔵元30蔵の約100種類の銘酒が居並ぶなか、
今年は、全蔵を回ることにして、2時間ほどかけて試飲した。いずれ
も力作ぞろいで十分に堪能できた。
何処の利き酒会にも女性の参加者が多く、舌が肥えていて、小生のよ
うに上手い酒を味わえれば良いというだけではなく、側で聞いていて
も、鋭い質問などをする者もいた。
         

その晩は、流石に晩酌はなしで過ごしたが、娘に晩酌を抜くというこ
とは相当飲んだねと痛いところを突かれた。
確かに暫く、酒はいいかなと思ったが、それでも二日も経てば、元に
戻るのだろうが。

今、怒らないと

2016年06月03日 16時44分00秒 | 日記
この国の善良なる国民は、温和で優しい。
これは、思うに有史以前からもので、農耕民族であり、日本独特な島国のおか
げで国の形が変わるような他国からの侵略は第二次世界大戦までなかった。

明治維新までは、日本は神の国でも何でもなかった、神だろうが仏だろうが、
万物にやどるものに対して畏敬の念をもって接してきた。
集落というコミニュテイーが貧しくても皆で支え合って生きてきたのだと推察
する。
それが、明治政府になって天皇を神格化するために廃仏毀釈政策が進められた。
おそらく、安倍一派が言う日本の伝統や美しい日本などは、主権者である天皇
を臣民の忠義が支える国をイメージしたものだろう。

そして、今も、この卑屈な精神の名残が残っており、国が言うことは疑うこと
もしないで無批判に受け入れてしまう。国が、政府が、総理大臣が言うことに
間違いがないという態度は明治時代から続くものだろうか。

耳ざわりの良い、実は実態が怪しいキャッチフレーズに乗せられて、たちまち
支持をしてしまう。郵政民営化、アベノミクスなど上滑りなワンフレーズに踊
らされ、その実、何も内容を理解できていないのではないか。

中国や北朝鮮の脅威、押しつけ憲法、などマスメディアから流れてくる情報を
真実と半ば疑うこともしない。

今回の安倍の言い訳も、断言した国民との約束も、新しい判断などと官僚が耳
打ちしたのか世耕あたりが入れ知恵したのものか知らないが、誠意の欠片もな
い不真面目な出鱈目さに国民は目をむいて怒らなければならないが、お上思い
の優しい国民は許してしまう。そのくせ、都知事のセコイ話しには過剰反応し
てみせる。だったら、石原慎太郎の都税の無駄遣いの方が際だっているではな
いのか。

如何にマスメディアに踊らされ間違った情報でも鵜呑みにしてします。マスメ
ディアが大騒ぎするときはその裏に絶対何かがあるという気持ちで疑ってみる
ことが重要な気がする。本当はどうなのかという気持ちが大事だと思うのだが。
それがメデイアリラシイーというのだろうか。

いずれにしても、憲法違反の閣議決定に始まる戦争法案の強行採決、秘密保護
法、甘利の不起訴問題など、追求すべき問題が山積している。一回このあたり
で、我々だって怒ることはできるんだと、意思表示をしても良い頃だ。かつてチリ
国民がピノチェト独裁政権にNO!でまとまったように、日本国民も安倍政治のNO!だ。
と独り、怒って書き殴ってみた。

言ったとおりでしょう

2016年06月02日 15時45分35秒 | 日記
昨日は、安倍晋三の消費税先延ばしについての記者会見があったらしい。
あの、弛緩した顔を見たくも無く、あの舌足らずの口をついて出る言葉も
想像出来るので、TVのニュースが始まった瞬間にナイターに切り替えた。
今朝のラジオニュースや朝刊の見出しを見たら想像したとおりであった。
安倍のミクスの破綻が国民に周知されたら、政権など吹っ飛び改憲どころ
ではなくなるからであって、G7の前から、国民を瞞すために伏線を張る
のに余念がなかった。
国内の景気は良好であるが、世界経済にリーマン級のリスクが潜んでいる
と白々しく嘯いた。

自らの過ち、失敗、約束事の反故などに言及することもなく、自分が全て
正であると言を弄する姿は、哀れでもあるが、許し難い質の悪い詐欺だ。

こんな総理大臣を7割の人が支持しているらしいが、俄に信じがたい。

いつものことであるが、マスメディアは、揃いも揃って安倍の裏切りを追
求することもなく肯定し、まるで問題がないような報道で国民の目眩まし
をし、政権のヨイショをする。

この参院選は争点がないと言うが、安倍政治そのものの是非を争点にすれ
ばよい訳で、安倍のミクスを進めるのか戻すのかなどが争点ではないこと
を多くの国民に気づいて欲しいものだ。