半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

こうやってこの国は廃れて行く

2013年02月24日 00時07分04秒 | 日記
美しい日本から新しい日本に看板を架け替えた安倍のリスク総理が宗主様の靴を舐めるが如く、触れ伏し恭順の意を呈したようだ。
しかるに、黒船が襲来した時に黒光りする大筒に脅されて結ばされた不平等条約が150年経っても生きているらしい。

総理大臣が代わるたびにホワイトハウスを訪れて宗主に拝謁するこのセレモニーはどう考えても異常だし、日本人として哀しく切なすぎる。
鳩山氏の例を引くまでもなく、米国に反旗を翻す者は、孤立無援の形を仕組まれ、マスメディアによって、人格を破壊をされ、失意のうちに職を辞す立場にに追い込まれる。ルーピー呼ばわり、母親からの子ども手当騒ぎは内外のCIAが仕組んだものだろう。この恐ろしさを学んだ阿部は、紙おむつを当てながらも何とか及第したらしい。

今回も、相当な貢物と引換に日本を差し出しますから私を首にしないで下さいと懇願めでたく幾ばくかの思し召しにありつけたのだろうか意気揚々と記者会見をしていた。

そう言えば、安倍は日本を取り戻すとも選挙の前後に言っていた気がするが、実は、これは米国の思いを代弁していたのかも知れない。

また、彼の言う、この3年4ヶ月で壊れてしまった日米関係について、今回は日米同盟の強化を図れたと顔を紅潮させてさも自慢げに喋っていた。
一回滅茶苦茶になるくらいの関係にしてみたらいいのに。

これで、マスメディアは、今回の米国訪問は大成功だったとヨイショをし、この夏の参院選を勝たせようとして恩を売るのだろう。

何れ、参加表明するであろうTPPによって、まさに、嘗て日本が蔑称されたエコノミックアニマルを上回る恐ろしい程の金の亡者達の餌食になり、そしてこの国の形を根底から変質させられ、スラム化した新しい日本の姿が俯瞰されて暗澹たる気持ちになる。



春の雪 昼過ぎまでの 命哉(粗茶)

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