責任を取らない卑怯な者たち

しかし、この浮ついた風潮はなんだ。
いつの頃からだろうか。やはり、あの平成の無責任男の小泉ジュンイチローを
世に出してから、世の中は、お調子者で、軽薄で、単純で、いい加減な人間を
もて囃すようになったかも知れない。
「そのくらいの公約を守らなくったってどうって事はない」「そんなこと私に
聞いたってわかる分けないでしょう」「人生いろいろ社員もいろいろ」などなど
挙げ出せばきりがない。このような、一国の首相にあるまじき無責任極まりない
発言を問題にもせずに、反って彼の口から出任せのコトバに期待し重用したマス
メデイアにも重い責任がある。

あのおぞましき棄民・売国政権であった小泉・竹中政治の総括もしないマスメデ
イアってなんだ。米国が巻き起こしたイラク戦争に加担し、当の米国は、大量破
壊兵器は無かったと総括しているのに、わが国はそのことに関して言及もしてい
ない。
２００９年の衆院選挙では自民党に天誅を下したのにその自民党はろくな反省も
せずに棚ぼたで政権に復活してしまった。しかも、売国奴の代表で、盗作、捏造、
口先男のあの竹中センセーがまたまた政権の重要な会議に有識者として参加して
いるではないか。ここにも、責任を取るどころか、それさえ気付いていない、
当事者やマスメデイアがいる。酷いのになると彼のユウシキシャを日銀総裁にま
で推している者もいる。
あの白川総裁と雲泥の差があり、全くの経済音痴なド級の売国奴をだ。

無責任と言えば、幼稚園政治の民主党の面々も酷いものだ。菅、野田などはまるで
言っていることとやっていることが正反対で、これなど批判する気にもならないが、
未だに腹の虫が治まっていないので酷評する。唯一の実力者で米国にも官僚にも
睨みをきかせることができた小沢氏を司法官僚と結託して政治の現場から追放する
ことに血道をあげた挙げ句は、尻尾の切れた凧のように迷走するだけの、ど素人政
治で、国民から希望を奪い去り絶望のどん底に突き落とした張本人達である。彼ら
の取り巻きの連中と言ったら、あまりにも卑怯な連中で、人間の風上にも置けない
輩だ。
もっとも、野田などをトップで当選させる地元選挙民の民度も疑いたくなる。
それにしても恐らくこの絶望感は、この夏の参院選挙で自民党が負ける要素がない
から、あと１０年以上は続くかも知れない。

円安で何が国民の暮らしが良くなるのか一向に理解できない。事実ガソリン、
灯油の値段など、うなぎ登りの様相で、持たざる者たちの家計を圧迫し始めている
のにマスメデイアなど、円安、株高、ＴＰＰ参加などと無責任に煽るだけで、問題
点を言及もしない。

無責任で卑怯な連中など、挙げたらいくらでもいるが、次回以降で改めて書き殴り
たい。



さもあらん　凍り付きたや　寒暖計（粗茶）