半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

信義どころか節操もない

2017年10月07日 06時02分04秒 | 日記
衆議院選は、告示前であるが、相変わらずの喧騒である。
小池百合子の動向を執拗に追い掛け報道するマスメディアも
相変わらずである。。
民進党から、希望の党に入れて貰う為の身体検査も済み公認者
も決まったようだ。当選するために、嬉々としてか泣く泣くか 
知らぬが、踏み絵を踏んだのは確かだろう。
民進党にいてあれだけ声高に叫んだ安保法案反対の旗印も打ち
捨てた事になる。
所詮、政治家の信義も矜持もこんなものなんだろう。
御身が第一と言う事だ。
こんな連中の寄り合い所帯だから、早晩内部分裂するのは目に
見えるようだ。

安倍晋三の全ての出鱈目は、言うまでもないが、小池の酷さも
尋常ではない。都知事選の時にぶち上げた公約は、何一つ達成も
目処も立っていない。それを横に置いておいて、新党の公約を
偉そうに掲げる様は、厚顔無恥そのものだ。
その事には、一切触れないマスメディア。
しかも、その内容たるや空想の世界の絵空事だ。
小池の政治家としての、過去を見れば本性はハッキリしてるのに
幾度となく騙され続ける都民。
小池の野望に一役買わされていることに気がつかない。

思い起こせば、小泉の郵政選挙の時から国民は、ふわふわした根拠
のないムードに流され投票するようになった。
もっとも、騙す側は、用意周到に計算ずくでムードを創るのだろうが。

日本の教育は、戦前から、お上の申すことに異など唱える事もなく
ご無理ごもっともで、盲信する国民を育てて来たわけで、それが
今日まで連綿とDNA として残っているわけで、良く言えば性善説
で、捉えるので、大目に見たり寛容なところがあって、怒る事を
しないし、知らない。

厳しい目を磨かないと、今度の選挙で、運良く安倍晋三を引きず
り下ろしたとしても、ムードで流されると次の安倍晋三が台頭して
来るだろう。例えば、数年後には、小泉信次郎待望論が、造られ
総理大臣になりその先は、また、同じ事の繰り返しになることは
想像できる。