半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

アンチエイジングで思ったこと

2013年02月16日 08時43分26秒 | 日記
今、まさにアンチエイジングばやりである。
抗加齢療法、抗老化療法などによって老化の原因を抑制することで老化の予防、
老化の改善をするらしい。

いつまでも、若々しくいたいことは誰しもが願うことかも知れない。
人はこの世に生まれ落ちた瞬間から成長と共に老化が始まっていると言っても
過言ではない。それは別としても、老化の始まりは、人それぞれによって違う
のだろうけれど、女性だと小じわやほうれい線などで男性だと額の後退あたりか。

小生なども五十代に入ってから、老眼が始まり、聴力も検査では落ちているし、
事実、何となく自分でも聴き取り難いと感じることもある。

そう言えば、白髪も代表的な老化現象であり、男性でも染めている人も結構いる、
政治家などかなりの高齢でも真っ黒な髪の毛の人がいるが、あれも若く見せて意気
軒昂な姿に見せたいに他ならない。

世の中には、健康食品、運動器具、何とかアップ体操などアンチエイジングに関する
ものは多種多様にあって、一大ビジネス産業をなしている。金と暇のある人はやって
みたら言い。しかし、不老長寿の薬は古来から未だ見つかっていない。人はどんなに
生きても125歳までしか生きられないようにできているらしい。

小生は、自分がアンチエイジングを意識するような年齢に近くなったこともあるけれど、
男性でも女性でも、綺麗に年齢を重ねている人には魅力を感じるし興味もある。
それは、例え白髪頭であっても、立ち居振る舞い、顔の表情、話し方、張りのある声
、物の考えかたなど、どれをとっても洗練され引きつけるものがあるからだろうか。

老化はどうやっても抗うことのできない宿命だろうから素直に受け入れることしかない
だろうか。それを全て受け入れた上で、この先どうやって年齢を重ね行くかは、その人
の人生観であり、生き方になってくる。それこそ、ならぬものはならぬと言う諦観を
持ったうえで、これまでの生き方を省みて、これからの生き方を定めることが、美しい
歳の取り方につながるだろうし、それこそが真のアンチエイジングではではないだろうか。
決して肉体の表面を変えたり、いじることとは違う気がする。



残雪は 一升瓶ほどの 深さかな(粗茶)