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初顔合わせ

2019年04月07日 | Weblog

 昨日の午後は息子の結婚相手(彼女)の両親と初めて会うことになっていて、私と妻と息子、相手方は両親と息子の彼女の6人で名古屋市内に予約してある飲食店(個室がほとんどの席)で食事を兼ねて初めて挨拶をした。 息子の彼女は先週この家に挨拶に来ていたし、以前から写真だけは見せてもらっていたので初めてではない。 彼女の両親は私達夫婦より8歳年下になる。私は定年退職して今の仕事に再就職している身であるけど、向こうは現役の会社員で定年まではまだ数年も現役で働くことが出来る立場である。まっ、そのことはあまり関係ないけど、私も今の仕事の話と言うよりは、現役時代だった頃の仕事の話になってしまうのは相手に合わせるという事では成り行きだろう。 今の仕事はある意味では65歳までの気楽な仕事とう意識で働いているので、責任感や会社に対する意識はまったく違っているのである。 

名古屋市内までは私達は公共機関(電車で)を使用して片道25分程度で行ける。 電車から降りて地下街を通り抜けて10分も歩かない場所に予約してある店に向かって3人で歩いた。 若い頃は頻繁に歩いたその地下街は当時とそれほど変わり映えはしない様子に見えたので、懐かしく当時の自分の姿を思い出すのだった。 息子も今は岐阜に住んでいるので、名古屋市内を歩く事も少なく、妻も久しぶりに地下街を歩くことになった。 地下街から地上へ出ると目の前に予約してある店の看板が大きく見えて、落ち着いた雰囲気ののれんをくぐって中に入る。 予約時間にはまだ20分程度早い時間に到着してしまったけど、店にはすぐに入ることも出来て、予約席に落ち着いた。 部屋は落ち着いた雰囲気で照明の灯りが少し暗いぐらいに落ち着いている。 相手方はそれから15分ぐらいで予定時刻丁度ぐらいに部屋へ入ってきた。 お辞儀をして軽く挨拶を交わしてから、息子から私達夫婦の紹介をして、続いて彼女は両親の紹介をしてお互いによろしくお願いしますとうことで話は進んだ。 先方の両親も話の分かる人で、お互いに肩ぐるしい事もなく、今後の息子夫婦の事について話は進んだ。 すでに新居を決めていて、5月1日には引っ越しの予定もしているので、先方の祖父、祖母への挨拶などの日程を決めること。 結納、結婚式が後になることに関してはすでにお互いの両親が了解をしているけど、式を何時ごろにするのか?その手順や日取りなどをある程度具体的に決めることになった。 息子夫婦は子供が歩けるぐらいになってから結婚式を挙げることにしていること。 新婚旅行などもその後に行く事にしていることなど、結婚することが先行してしまう事になったのは本意ではないけど、現実的なこととして順序が逆転してしまったことは致し方ないだろう。

まっ、こちらとしては息子と彼女が二人で決めたことに対しては特に意義を唱えるような事もないし、二人が納得して結論を出したことを優先させることを私は先方に伝えた。 なにしろ、出来ない事は出来ないし、出来ることを二人で進めて行ってくれればそれが一番良いと思うのである。 親はその手助けをすることぐらいで、その手助けもやれることをやってやるしかなく、出来ないこともあるのである。 その点についても以前から伝えてあることだし、二人ともそれは了解している。 

そうした肝心な話を交えながら、彼女の両親の家の事や世間話、趣味や考えなどを話をして2時間30分を過ごした。 特に問題がある訳でもないので、和やかな雰囲気で初顔合わせは無事に終わった。 店を出て、記念写真を撮ってから、それぞれの家族に別れて家路に着くことにした。 まっ、今後は息子から結婚(籍を入れて新居に落ち着くまでのこと)までの詳細を聞くことになる。 まっ、それなりの企業に勤めている息子も彼女も結婚生活自体は問題ないだろう。 経済的な事もそれほど心配することもない。 私達夫婦側の私の両親はすでに両親共他界しているし、両親の親戚との付き合いは皆無だ。 妻の父親も他界していて、母親は施設に入居していて、痴呆症が進んで、すでに私はもちろん、妻や妻の姉であってもしっかりと認識出来ない状態なので、特にお互いの両親に対する気遣いは無縁の状態であるので、何も気にする必要はない。 彼女の両親にはまだ祖母、祖父が健在なので、その点について相手の両親は少し気遣いをする必要があるらしい。 特に祖父は昔からの考えがあるので、早い時期にこの度の結婚に関しての経緯を報告するために私達夫婦と当然息子も一緒に挨拶に伺うことになる。 息子夫婦も、私達夫婦も、彼女の両親も結婚式は挙げたいと思っているし、その時期や費用などの事でも今後話を進めることになっている。 

それにしても、息子がこれほど早く結婚するとも考えて居なかったので、私としてもある意味では嬉しいのはもちろんだけど、多少の戸惑いもあるし、心配もある。 本当にうまく結婚生活が出来るだろうか? まっ、私のそうだったけど、結婚してしまえばお互いにどのようにして生活が維持できるのかとか、将来に対して、子供に対してもどのようにするべきかは考えて行くことになる。 幸いには息子はそこそこの企業に就職しているし、特に生活資金に関しては心配するような事もないだろうと思っているし、彼女も仕事を継続する意志も強く、お互いに助け合っていけば、私達夫婦よりも余裕のある家族を築けるだろうと思っている。 

 

さてと、今日は絶好の行楽日和になった。 妻は仕事だし、上の息子は仕事。 結婚を決めた息子は昨日は実家に泊り、今日は友達と遊びに出かけている。 今日はバイクでお遍路をすることも考えて居たけど、午前中に洗濯をして、片付けを済ませて、午後は3日間行けなかったジムは絶対に行く事にしているので、バイクに乗るのはまっ、今日は止めて置こうと思っている。 昨日は夜勤明けでもあったし、顔合わせを済ませて帰宅してからはビール、焼酎を飲んで早々にベッドに入ってしまった。 顔合わせの席でも3人でビールを3本、それからカクテルを2杯程度飲んだが、酔いはまったくなく、帰宅するといつも通りにビールが飲みたくなった。 料理は和食だったけど、懐石で、一品づつ出てくる形式で美味しく、品数もかなりの量だったので、腹は一杯になるだろうと思っていたけど、2時間30分掛けて食べることになったので、思っているほどには満腹感は感じることも無かった。 普段なら1時間もしない間に食べ終えてしまうので、昨日の料理の数や量からすると食べきれないぐらいだろうと思った。

今後は死ぬまで付き合うことになる家族になるだろう。 これからは自分の兄弟だけではなく、息子夫婦の家族とも付き合うことになり、ある意味では楽しみでもあり、面倒?とは思わないけど、気遣いも必要な事柄も増えてきそうだ。 岐阜に構える新居にはバイクで行く楽しみも増えたと思っているし、息子ともまだまだ一緒にバイクでツーリングをする楽しみもある。 生まれてくる孫の顔を見るのも楽しみと言えるし、今後、息子夫婦がどのように家庭を築いて行ってくれるのかも楽しみだろう。 

 

 

 

 

 

 

 

 


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