summer diary

日記らしきページ

3年半

2019年04月09日 | Weblog

 60歳で長く務めた企業を退職した。 65歳までの延長雇用を強く勧められたのであるが、同じ仕事で給料、ボーナスも50%カットされた給料体制には納得できないと言う事も大きな理由だけど、その他にも通勤時間、仕事自体に対する不満も無かった訳ではない。 特に通勤時間は退職する理由の大きな物だった。 朝の通勤時間は車で70分以上掛かっていたし、帰宅時も45分は最低掛かる。 当然、車の消耗、メンテナンス、ガソリン代を考慮すると通勤手当では赤字状態でもあった。 去年から就職して働いている今の企業と比較すると給料面だけを比較すると以前の会社の方が優っているだろう。 ただ、優っていると言ってもそれは大きな差でもなかった。 今の仕事はまったく以前の仕事とは共通点は何もない業務であり、精神的にも肉体的にも、さらに、通勤時間、休日に関しても以前よりも満足できる内容である。 その点を比較してお金に換算すると特に劣っている訳でもないし、むしろ今の仕事の方が優っているかもしれないと思うのである。 

今では平日朝の通勤時間は25分が平均で最大でも30分以内である。帰宅時は15分も掛からない場所のある勤務地であり、通勤時間に関しては大満足と言える。 さらに、休日時の通勤時間は朝でも15分内である。 通勤手当も十分に余裕がある程度に支給されている。 車の走行距離なども激減して、日当りの走行距離は3分の1にも満たないのである。 タイヤの消耗、その他のメンテナンスの事を考慮して給料に換算するとこれはかなり大きな差である。 精神的な負担もまったく違っていて、今の仕事は精神的なストレスは皆無と言ってもいいほどに気楽な業務である。 もちろん、皆無と言っても時折はストレスを感じることもあるけど、それはその場だけの一時的な物であり、さらに言えば、責任感などを感じるような物ではない。 勤務自体は夜勤勤務もあるので、健康面は少し負担が増した気もするけど、今は慣れてきたこともあり、それほどの負担を感じるような事もない。 

今年の12月で62歳になる。 今の仕事も65歳が定年だ。 今のまま働けるのも残り3年と8か月。 その後はパートタイマー、又はアルバイトとう形態になるので、収入は今の半分程度だろう。 仕事自体は半分になるので、自由な時間は増え、夜勤勤務も無くなるので体への負担は激減する。 まっ、そのまま今の仕事を継続するかどうかは決めていないし、恐らく、今の仕事を続けない可能性の方が強いだろう。 さて、その3年8か月の間にどのくらいの貯蓄が可能だろうか? この5月から息子は結婚して独立する。 その際にもある程度の支援としてお金が必要になるし、自宅のリフォームも考えて居ることもあるので、その資金も必要になる。 妻も今は正社員でフルに仕事をしているので、収入は安定して余裕もあるので、貯蓄自体はある程度出来るだろう。 しかし、その先は年金が主な収入となり、その他には個人年金、企業年金を合わせても大した額ではない。 やはり、パートかアルバイトをすることは必須だろう。 まっ、それに関してはその時になってから考えても遅くもないだろう。

最近は流石に年齢を意識しない訳には行かないし、将来的な生活の事も具体的な姿を思い描く必要があるだろう。 のんびりと気楽に過ごせる日々が来るだろうか? とも思うけど、健康でいつまでも身体が丈夫な状態で居られることが幸せの絶対条件だろう。 健康なら仕事も継続することも出来るし、それは収入に関して心配がない状態を保つことになる。 さらに、自由に行きたい場所に行けることは、旅行やバイクや自転車、ジムに通うこともこれまでと同じように出来ると言う事だ。 

今はこの状態を維持できるように身体をしっかりと鍛えて、いつまでも健康な状態で居られるように努力することだろう。 出来る限り酒もたばこも控え気味にしようと思っているけど、ストレスになるような我慢をするような事はしない。 

今日は勤務明けでこれから夜は夜勤勤務に行く。 でも、この夜勤勤務は思っているより楽な勤務なので、勤務明けは少し仮眠するだけで明日は休日と同じ事が出来る。 午後からのジムにもいつも通りの公休日と変わることなく行くことが出来るし、明後日、その翌日の公休日で連休だ。 3連休と同じことになり、以前のように土日が完全に休みという訳には行かないけど、休日としては倍になったぐらいの感覚はある。 そうして比較すると今の仕事は休日が不規則でもあるけど、トータルとしての休日自体は増えている。実際に月9日間の公休日と勤務明けを合わせると17日間は休みと同じだし、有給休暇を取得すると年間12日としても長期連休が無いとしても以前の休日と遜色はない。 後3年8か月。 4月が終わると今の仕事に就いてからすでに1年が過ぎている。 あっと言う間の1年間だった。これからはもっと早く時間が過ぎ去って行くだろう。人生はまだまだ長く続く。 でもまだ自分の人生がどんな展開になり、どんな姿になるのかは解らない。 

 

 

 


最新の画像もっと見る