summer diary

日記らしきページ

誤算・・・・。

2018年03月24日 | Weblog

 今日、明日と最高の天候に恵まれている。 今日はこれからお遍路に行く事にしている。 久しぶりのグロムに乗ることが出来る日だ。
さて、先週から就職をして、自動車学校へ通っていた。 今週の木曜日には無事に2種免許の卒業を終え、金曜日は試験場へ朝早くから出かけて行った。 学科試験だけなので、前日もしっかり勉強して合格するのは間違いないと自信を持って臨んだのだが・・・。 その前に視力検査があり、通常の視力検査では規定値の0.8以上の両眼であったので、すんなりOK! 次に大型免許や2種免許に必要な視力検査・・・深視力検査が待っていた。 3回やってダメだったらその日は学科試験を受けることが出来ない。 自動車学校でも入校時にこの検査を受けているので、安心していたのだが、3回ともまったく分からない・・・・。 しかもかなり外れているのだ。 あれ~~~~! こんなはずではないのだが・・・・。 学科試験を受ける前の段階で適正不合格となり、結局、この日はそのまま引き返す以外にはなかったのだ。 

その、深視力検査の前にある待合所には同じタクシー会社(営業所は違うけど)の制服を着た25,6歳に見える若者が座って待っていた。 1回目に私が受けて、2回目を受けるまでに少し時間を置くためにその待合所のソファーに座る時にその若者と話をした。 「全然分からないのだけど?? あなたもそうですか?」 その答えに少し驚いた。 その若者ももちろん自動車学校を無事に卒業して、学科試験に合格すれば2種免許の保持者となるのだけど、何しろ、その前の段階である適正検査の深視力検査に合格することが出来ないのだ。 しかも、先週からすでに一週間以上も試験場へ通っているとの話。 はあ? 1週間も同じことを繰り返しているのだ。 しかも、その日ももちろん、不合格だった。 私の前に次に受験する為に手続をする窓口に並んでいたのだ。 その若者はメガネを掛けていた。 だから、必要な視力は確保できているのだろう。 それでも、1週間毎日受けているにも関わらず合格できないのだ。 それを見ていると、私も正直、まったく合格する自信が無くなってきてしまったのだ。

自動車学校を予定通りに技能試験も学科試験も合格して卒業できた。 しかし、肝心の県試験場での学科試験が受けることが出来ない。 この深視力検査に合格しないと適正不合格となり、その先の学科試験に臨めないのだ。 せっかく、しっかりと勉強して備えてきたけど、思いもよらない落とし穴に落ちた気がした。 次は月曜日に受験する予定になっているけど、今でもまったく深視力検査に合格出来る気がしない。 しかも、この試験を受けている期間は給料は付かない。 まったくの無給であるのだ。仮に試験場で出会った若者と同じように何度も適正検査をクリアー出来ない状態が続いているとその間は遊んでいるのと変わらないのだ。 しかも、次のカリキュラムに進むことが出来ないので、1週間、2週間と無給の状態が続くことになる。 

昨日、妻にはこう話しをした。 「仮に来週中に合格することが出来ない場合には、この会社は辞めることにするから」 いや、来週中というよりも、月曜日に適正不合格になった場合にはもう辞める旨を会社に連絡する心算でいる。 このままずるずると同じことを繰り返していても埒が明かない。 何しろ、給料が付かない日を何日も続けていても意味がないし、勉強や努力することで克服できるような問題でもない。 これは明らかに適正(身体的な問題であり、それは努力やほかの対策では対応できるものでもないのだ)不良であり、この免許を取得するために必要な絶対条件なのだ。 それにクリアー出来ない人は免許を取得することは許されないということで、そんな人が仮にまぐれで合格したとしても、どこかでその不適合な要素が仕事に影響してくるだろう。 

今回の就職はやはり少し焦ってしまった感は否めない。 再就職支援金が欲しいと言う思いもあったし、なかなか自分が希望する職場が見当たらないという事もあったのだろう。 安易に職場が近いこと、夜勤が無いこと、仕事は綺麗なこと、ある程度冷暖房完備であること、給料も思っているほど悪くないこと。 そんな感覚に惑わされてしまったのかも知れないと思った。 ただ、今回は自動車学校の学費、制服などの保証があり、その費用を返還しないといけない。 まっ、それでも、それは今回で良い勉強になったと思うしかないし、次回の就職や今後の運転などに生かされれば全くの損失にはならないだろう。 今日までの給料ではその保証費用は返還できないだろうし、十数万の持ち出しが必要になるかもしれない。 まっ、その点については致し方ないだろう。

最初からこうなるシナリオが解っていたのなら、当然、この職を選択することは無かったのだが・・・。 今後はもっと簡易な仕事を選択することにしようと決めている。 給料は最初から諦めているのだから、もっと気楽で誰でも出来るような仕事を選択する必要があるのだろうと実感するのだ。


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