昔に比べると無に等しいほど生徒が少なくなりました。今現在見えている生徒さんも、あと5年通って来ていただけるかどうかもわかりません。
教室は生徒さんがやめたくなった時に、終了となります。
もうやめる決心をしてお話くださるのに、引き止めることはなかなかできません。事情を聞くことしかできないのです。
7年ほど前にお辞めになった方が、レッスンを再開なさることになりました。メールでつながっていて、メールをしたりコロナ禍でも、一度ランチをしたこともありました。
大人の生徒さんとは、師弟関係なだけでなく、親しい友人のように思うことがあります。レッスンの時のちょっとした会話も長く通って見えるうちに、話が繋がって縁が続いていくのだと思います。
他の生徒さんからの情報で、もうお一人再開なさる方がいます。ほんとかなあ。
その方はご主人がご病気になり、看病やサポートするために長いお休みをしておられました。
一度レッスンを離れた方が戻られるのは、本当に稀です。レッスンは辛いから、無くなれば楽ですからね。
でもピアノもあるし、新しいことをするより続きをと思うのでしょうか。
いずれにしても、またお会いできるのは私はすごく嬉しいです。
今現在で最高齢の方は10月に90歳になる方がおられます。その次が85歳。70代、60代、高校生、中学生、小学3年生、小学1年生、小さい生徒さんは4歳がおふたり。
年齢の幅がありますね。
少ない生徒数だから、週のうち2日ほどのレッスン日を確保していれば大丈夫なんですよ。それ以外の日は何かやらなければ暇で暇でね。
毎日雑巾を持って、あそこここと磨くような働き者なら良いのですが、私はそういうタイプでは無いから外に出かけたい。
人と会って仕事をして、その対価も欲しい。お婆さんでも社会の一員としてキビキビとやりたい。
レッスンとパート、どちらも必要だと思っている。
先日気づいたのだが、私はかなりの年だということ。目には見えないが、60代の時とはだいぶ違うということ。身体は正直に悲鳴をあげたり、まだやれるという信号を送る。それをよく見て、身体と相談しないといけないということ。
幾つになっても発見がある。
素直に歳を認めることが、何より大事なようだ。
では今日はここまでね。
またよろしくね。
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