いちにちは24時間

コロナのせいで有り余る時間があり過ぎだ。生涯でこんなに緩やかに流れる日々を過ごすのは、無かった。

先ず、明日の朝のための緊張がない。夜中まで起きていても罪悪感もない。

ましてゴールデンウィークだから、自由に三重まるがついたようだ。

病気をして入院したのが5回あった。手術や痛みを伴った自由時間だった。

しかし今は痛みはない。

人間は欲張りだ。

病気の時は先ず手術が終われば何もいらない…と思ったものだが、少しするともう欲張りになる。

今もそうだ。

声が枯れているのを治したい。

それでいろいろな病院をネットで探している。

また入院となると物入りだから、仕事を探したりしている。

何でもネットが頼れるのがうれしい。

次から次と自分が心地よくなるために考えて行動する。音楽をやっていて枯れた声はそりゃあダメでしょう。と、欲をかくのだな。

でもそうまでしても、あと10年が楽しく生きられれば良いではなーい？

私たちの仲間には、私より年上の人も何人かいる。私でさえ、人生の終盤にいることを実感しているのだからみんなそれぞれいろいろ考えるだろう。

コロナのことで、悪いことを考えないでほしいと思う。この、真綿で首を絞められてる感はつらい。

おしまいが見えないから。

ただ、今はジッと耐えないとならない。

耐えてさえいればたくさん時間が持てて、今までできなかったことや中途半端だったことの続きをしても良いし、新しいこともやれたり本も読めるのだ。

自由時間が山ほどあるなんて人生で今だけなので、有効に使えたら良いなあ。

仲間との練習も、今月いっぱいおあずけになるだろう。

あんなに大声でお腹を抱えて笑ったのが嘘のようだ。

あと何ヶ月かな？

負けずに精進しましょう。

忍耐、忍耐！