「もしもし、こちら所沢警察ですがお宅の東條琴子さんを預かっている交番から連絡をうけて電話しています。」「琴子は母親ですが現在は施設におります。預かってる交番の電話番号を教えて下さい。」「いや、そちらの交番から電話させますので切ってお待ちください」かかって来ました。「中富の道をフラフラ歩いていました。住所と名前の書いた紙を持っていたので電話番号を調べてかけた次第です」「母と話をさせてください。」「はい、わかりました。確認してください」「あっ、もしもし、あぁ、エミちゃん?あたし散歩していたらわかんなくなっちゃってさー、フラフラ気持ちよく歩いてたら親切にしてもらったのよ」と明るい声で話してる。施設に電話を入れました。施設の人は母がいなくなったと言いました。玄関以外からは出られないから、何処から出たのか不明らしい。私は交番の電話番号を施設の方に教えた。「施設の者が迎えに参りますので、東條さんは大丈夫です」とのことでした。私はレッスンに戻りました。コバちゃんはすごいと思いました。出る時はきっと「脱走」の気分だっただろう。
〓Emiko〓
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