割引券

先日あっちゃんと菊水亭に行った時、1枚の割引券をいただいていた。
よく見ると1枚で2人いけると書いてあった。これはいつか行きたいなと思っていた。


歌声喫茶も終わり夕方家の塀の際にある草を取っていたとこに、ゆうちゃんとさいちゃんとママが帰って来た。

車のドアを開けたら、さいちゃんが「ばあば」と言った。へえ、喋ってるう！感動した。

ゆうちゃんをうちに連れて来て、車にガソリンを入れながら湯楽の里じゃないもう１つのお風呂に行こうよと誘った。

コンビニで牛乳を2人分買って、菊水亭に着いたのは、7時50分だった。

2人でお風呂に入った。

お茶のいい香りのするお風呂、ゆうちゃんも喜んでいた。ただ、夜なので外は真っ暗である。
本当はいい景色なのだが、ガラス張りだからまさに夜の中のお風呂である。

子供にしたらちょっと不気味だっただろうな。でも私を頼って、少し怖いとか言いながらも入っていた。

時間も時間だったので、忙しく入って早めに出た。
ゆうちゃんは明日、保育園でプールに入ると言っていたからあまり遅くなると困るなと思ったからだ。

帰宅してから夕飯を食べさせた。

「さいちゃんは今日、ばあばと言ったんだよ。パパも言えるの？」

「うん、言えるよ」

「ママは？」

「言えるよ。でもゆうりとか、ジィジは難しいから言えないの。でもネエネって言うんだよ」

「へえ、すごいね」

「うん」

お風呂に行く時には、「保育園の〇〇くんがぶったりしてゆうちゃん嫌なの。」と話してくれた。

そうか、そう言う目にもうあっているのか。

「うちのパパに言いつけるから！」って言ってごらん。と言ってみた。

「パパだと、怒ると怖いからきっと〇〇君は泣くと思う。」と言った。

わかったよ。頑張りな。と、思った。

もう、集団生活してえらいな。

その昔ゆうちゃんのパパは、他の子から「〇〇くんがぶつんだよ」と、言われる側だったと思う。

だから、ゆうちゃん、頑張りな！