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「タケヤリで戦えというのか」新聞の意見広告が話題に

2021-05-12 01:36:31 | 新型コロナ

ブログ読者の方から、こんな記事をご紹介いただきました。有難うございます。

「タケヤリで戦えというのか」宝島社が意見広告で政府のコロナ対応を批判(ハフポスト日本版) - Yahoo!ニュース

出版社の「宝島社」は5月11日の朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞の朝刊3紙に意見広告「このままじゃ、政治に殺される。」を見開きで掲載した。 ...

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「タケヤリで戦えというのか」宝島社が意見広告で政府のコロナ対応を批判

出版社の「宝島社」は5月11日の朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞の朝刊3紙に意見広告「このままじゃ、政治に殺される。」を見開きで掲載した。

この広告は、女子児童が武器の訓練をする写真の中央に、新型コロナウイルスとみられる真っ赤な円形の画像を合わせたもの。「緊急事態」という刻印とともに、「ワクチンもない。クスリもない。タケヤリで戦えというのか。このままじゃ、政治に殺される」とキャッチコピーが書かれている。

その上で、「いつまで自粛をすればいいのか」「無理を強いるだけで、なにひとつ変わらないではないか」「今こそ、怒りの声をあげるべきだ」と訴えている。【安藤健二・ハフポスト日本版】

■「太平洋戦争末期に重なる」と広告の意図を説明

同社のプレスリリースによると、この広告の意図は以下の通り。政府のコロナ対応について、「太平洋戦争末期、幼い女子まで竹槍訓練を強いられた、非科学的な戦術に重なり合うと感じる人も多いのではないでしょうか」と批判している。

<新型コロナウイルスの蔓延から、すでに一年以上。しかし、いまだに出口は見えません。マスク、手洗い、三密を避けるなど、市民の努力にも限界があります。自粛が続き、経済は大きな打撃を受け続けています。厳しい孤独と直面する人も増える一方です。そして、医療の現場は、危険と隣り合わせの状態が続いています。真面目に対応している一人ひとりが、先の見えない不安で押しつぶされそうになり、疲弊するばかりです。今の日本の状況は、太平洋戦争末期、幼い女子まで竹槍訓練を強いられた、非科学的な戦術に重なり合うと感じる人も多いのではないでしょうか。コロナウイルスに対抗するには、科学の力(ワクチンや治療薬)が必要です。そんな怒りの声をあげるべき時が、来ているのではないでしょうか。>

■「竹ヤリではなく薙刀(なぎなた)では?」の指摘も

SNS上でも今回の宝島社の広告が話題になっている。「よく言ってくれた」「日の丸に竹槍。凄いな宝島社」「戦中も令和になっても相変わらず国民はタケヤリで戦わされてる」と思い切った表現を評価する声も多かった。

その一方で、画像で女児らが持っている武器について「竹ヤリではなく木製の薙刀では?」と指摘する声や、宝島社の出版ラインナップとの乖離を批判する声も出ていた。
(以上、ハフポスト日本版より)

この広告を出した宝島社は、こんな風にアナウンスしています。

【5/11(火)掲載 企業広告】ワクチンもない。クスリもない。タケヤリで戰えというのか。このままじゃ、政治に殺される。

このままじゃ、政治に殺される。

【広告意図】

新型コロナウイルスの蔓延から、すでに一年以上。しかし、いまだに出口は見えません。マスク、手洗い、三密を避けるなど、市民の努力にも限界があります。自粛が続き、経済は大きな打撃を受け続けています。厳しい孤独と直面する人も増える一方です。そして、医療の現場は、危険と隣り合わせの状態が続いています。真面目に対応している一人ひとりが、先の見えない不安で押しつぶされそうになり、疲弊するばかりです。

今の日本の状況は、太平洋戦争末期、幼い女子まで竹槍訓練を強いられた、非科学的な戦術に重なり合うと感じる人も多いのではないでしょうか。

コロナウイルスに対抗するには、科学の力(ワクチンや治療薬)が必要です。そんな怒りの声をあげるべき時が、来ているのではないでしょうか。(宝島社)


なお、元になった写真が「一億人の昭和史」(毎日新聞社)に載っていますが、確かに「ナギナタ」と説明がつけられています。


でも「薙刀で戦えというのか」では、若い方たちから「薙刀ってナニ?」と言われてしまうので、広告では「タケヤリ」としたのかも知れませんね。

(追加)

この投稿について、ブログ読者の方から以下のコメントを頂きました。有り難うございます。

昭和19年(1944)2月23日、毎日新聞は「竹槍では間に合はぬ 飛行機だ、海洋航空機だ」という解説記事(新名丈夫記者が執筆)を掲載した。
これを読んだ東條首相は激怒、毎日の廃刊、責任者の処分を命じる。毎日は抵抗したが、新名記者(当時37歳)には二等兵として召集令状(いわゆる赤紙)が届いたのだった。
東條の狭量さを物語る有名な事件だが、現代の政府や地方自治体にも「ミニ東條」は決して珍しくないのではないか。

 

 

 

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2021-05-12 07:57:51
昭和19年(1944)2月23日、毎日新聞は「竹槍では間に合はぬ 飛行機だ、海洋航空機だ」という解説記事(新名丈夫記者が執筆)を掲載した。
これを読んだ東條首相は激怒、毎日の廃刊、責任者の処分を命じる。毎日は抵抗したが、新名記者(当時37歳)には二等兵として召集令状(いわゆる赤紙)が届いたのだった。
東條の狭量さを物語る有名な事件だが、現代の政府や地方自治体にも「ミニ東條」は決して珍しくないのではないか。
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Unknown (Unknown)
2021-05-13 04:48:05
「宝島」万歳!
毎日新聞購読のため、この竹槍広告を見ることが出来ませんでした。
悔しいです。
読売新聞が掲載したのには驚きです。

まさにスカ政権は「竹槍でコロナをぶっ殺せ!」です。
政治家は無能なほど、自分が見えず、今の椅子にしがみつきたいんでしょうね。
オ~~イ、ミヤモト!竹槍をどうやってよけるか考えな!






今の
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