文化ホール建て替え費用、117億円から120億円にふくれあがる！

何事も、市の広報ではなく、建設業界紙で初めて知らされる習志野市の「不動産行政」。

「日本建設新聞」にこんな記事が載っていました

（日本建設新聞の記事）

津田沼駅南口再開発/総事業費1400億、ホールに120億/都計決定は24年秋、27年着工

津田沼駅南口再開発/総事業費1400億、ホールに120億/都計決定は24年秋、27年着工 | 建設通信新聞Digital

　千葉県習志野市は、野村不動産が提案している津田沼駅南口地区の市街地再開発事業について、概算で約１４００億円の総事業費を見込んでいることを明らかにした。このうち約１２０億円を習志野文化ホール取得費（公益施設含む）、約２０億円を公共施設管理者負担金・補助金などとして市が負担する予定だ。両者は２０２３年内に「まちづくりに関する確認書」を締結した後、２４年１０月の都市計画決定、２５年４月の事業認可、同１１月の権利変換認可を経て、既存施設解体、２７年の新築工事着手、３１年の完成を目指す。
　施行想定区域は、市有地の南口駅前広場（タクシープールを除く）、その南側にある国有地の津田沼緑地、さらにその南側の商業業務施設「モリシア津田沼」（延べ約９万４０００㎡）を合わせた約２.９ha（谷津１－１６）。野村不動産はモリシア津田沼の土地・建物の信託受益権を所有している。
　再開発事業により、駅前広場は現津田沼緑地の一部まで拡張し、駅前広場上部のペデストリアンデッキも再整備する。区域の南東側に住宅棟、南西側に複合施設棟を建設し、このうち複合施設棟は低層階に商業施設、北側屋上に広場、南西側上層階にオフィス、南東側上層階に文化ホールなどを配置する方向で検討している。多目的ホールや保育所、市民サービスを目的とした２００㎡程度の公益施設も施設内に設ける。
　都市計画は、市街地再開発事業や高度利用地区、地区計画を決定し、都市計画道路や駐輪場を変更する一方で、特定街区や都市緑地を廃止する予定だ。
　再開発の施行者の形態は未定となっている。野村不動産は、コンサルタント業務を東急設計コンサルタントに委託している。市による南口駅前広場基本設計業務は中央コンサルタンツが担当した。
　市が策定した文化ホール再建設基本計画によると、同ホールの規模は４層延べ約８６００㎡。車いす席や親子室席を含め１３５０席を計画している。

この記事にブログ読者からご意見が寄せられました。以下の通り

文化ホール取得には120億円かかることになりましたね。いつの間にか、金額がふくらんでいきます。2027年新築工事着手、2031年の完成と、ホールなしで８年過ごすことになりますね。

両者は２０２３年内に「まちづくりに関する確認書」を締結した後云々、とありますから、市長が「船橋よみうり」で吹いてみせた「確認書」の締結は、先送りになったわけですね。

区域の南東側に住宅棟、南東側上層階に文化ホールなどを配置する方向で検討している、とあるので、マンションの上に文化ホールを載せることになるのでしょう。権利的にもややこしそうですね。
どっちにしても、野村本位で進んで行くことになるのでしょう。

「船橋よみうり」で宮本市長、言いたい放題 - 住みたい習志野

 

 

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