(ブログ読者の投稿です)
なんでだろ~? 3
質問へのお答え(ごみ有料化問題)
前回の投稿
なんでだろ~? 2 家庭のごみはお持ち帰りください - 住みたい習志野
について、ブログ読者の方から「令和8年の有料化開始とは本当なのでしょうか。ちょっと信じられません。」というコメントをいただきましたので、改めて説明させていただきたいと思います。
市のホームページで見ることは見られますが…
新しい「習志野市一般廃棄物処理基本計画」は、昨年(令和4年)4月1日に策定されました。計画期間は、令和4(2022)年度から令和13(2031)年度までとなっています。ネット上で、誰でも読むことができます。
(「本編 習志野市一般廃棄物処理基本計画(令和4年度から令和13年度) (PDFファイル: 6.6MB)」という方をご覧ください。)
次に掲げるのは、その51ページ「(3) ごみ処理に対する受益者負担制度の導入(基本計画 3)」という部分です。受益者とは、家庭からごみを排出しごみ処理サービスを受ける市民のことです。
「本市においては、国の方針及び本市の現状を踏まえるとともに、さらなるごみの減量化や市民の意識改革を進めるため、受益者負担を原則として、ごみ排出量等に応じた負担の公平性の観点から家庭系ごみの受益者負担制度を構築し、導入を進めます。」とはっきり書かれています。「国の方針」と、虎の威を借りているような表現も見られますね。また、「受益者負担とは、ごみの排出量に応じて処理費の一部を負担していただくことです」との記述(52ページ)も見られます。
令和8年度から「ごみ有料化」導入、というスケジュールが、「誰にも分からないように」書かれている!
そして54ページには、令和4年度から7年度まで制度設計と住民周知を行い、令和8年度から導入というスケジュールが書かれています。
このように、令和8年にはごみ処理有料化を開始するということが、よく読まなければわからないような形ですが、既に市の方針として決まっているわけです。もちろん実施に当っては、処理手数料を徴収する根拠を市議会が条例化する必要がありますが、それまでに制度設計と住民周知を進めているのですから、外堀を埋めて、今さら反対はできない形にしてしまうのでしょう。
①“言語明瞭・意味不明”な記事をネットにのせて、市民にわからないようにことを進める市役所。
②マスコミも報道しないので、市民には問題点が伝わらない
③市の広報は役所にとって都合の悪い記事は載せないか、目立たないように載せる
⇒「ないない」づくしで、市民に情報が隠される習志野市
一般廃棄物処理基本計画はこのように、誰でも読めるようにネット上に公開されています。しかし、上に見たように、よほど注意して読み込まないとよくわからないようになっています。“言語明瞭・意味不明”というのは、役人の常套手段ですね。本来はそれを読み解く役割はマスコミが果して、ポイントを報道するべきでしょうが、習志野あたりでは新聞もテレビも、まるで取り上げようとはしません。なお、広報というものはいわゆる“大本営発表”ですから、役所にとって都合の悪い記事は載せないか、目立たないように載せるものです。
習志野市役所の秘密主義と、それに歩調を合わせたマスコミの消極的な態度で「市民にわからないように」進められる「ごみ有料化」
このブログでは、こうした市の秘密主義と、それに歩調を合わせたマスコミの消極的な態度も批判してきました。
市民が有料化に気が付いた時にはもうおそい⇒4月の市長選・市議選は重要
市民が有料化に気が付いて騒いだときには、「いや、既に令和4年4月に決定したことですよ。知らなかったでは済みませんよ」と言われてしまうわけですね。まして令和5年の市長選・市議選でも、市民からは何も異論が出なかった。理解していただけたものと思っている、などと言われてしまっては、反対のしようもありませんね。4月の選挙の重要性がおわかりいただけることと思います。
・なお、先日の記事で使った「45リットル袋1枚36円」という数字は、まだ決まっていません。既に有料化しているお隣の千葉市と同じ負担になるとしたらこうなる、という意味です。36円にするかどうかは、今後、習志野市議会が決めることになります。(南田是也)
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