(日テレニュースより)
ミャンマー軍兵士の投降相次ぐ「軍は犯罪集団」市民殺害に士気低下も…複数証言から見えた内情
ミャンマーでは去年以降、抵抗勢力が攻勢を強めていて、軍は支配地域の一部を失いました。劣勢に立たされた軍からは、投降する兵士が急増。地元メディアによりますと、これまでに投降した兵士はおよそ1万6000人に上るとみられています。
国境地帯には、ミャンマーの民主派勢力が運営する投降兵士のための施設があります。詳しい場所を明かさないことを条件に今回、特別に取材を許されました。こちらでは住まいと食事のほか、月4000円ほどの生活費を支給しています。
「我々にコンタクトを」――既に投降した側が、仲間の現役の兵士らに投降を呼びかけるのです。
これまでに彼らの手引きで投降した兵士は1000人以上にのぼります。そのうちの一人、50代の元兵士の男性は軍で32年間働きましたが、去年3月、家族4人でこの施設に逃れました。
元兵士
「国民に対する迫害や望んでいないことの強制など、軍がやってきたことが許せなかった」
ミャンマーでは軍と抵抗勢力の内戦状態が泥沼化しており、現地の人権団体によりますと、クーデター以降、少なくとも4500人の市民が軍に殺害されました。
増え続ける国民の犠牲。元兵士の男性は、軍のやり方に疑問を持つ兵士は増えていて、士気は下がっていると明かします。
元兵士「軍を離脱し、安全な場所に来たがっている指揮官もいる。しかし彼らは軍を出るチャンスがない」
抵抗勢力の攻勢もあり、軍側にはほころびが見え始めていますが、専門家は戦闘は長期化すると分析しています。
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