住みたい習志野

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マチューさんの映画紹介「ゴールデンカムイ」

2024-02-07 14:02:06 | エンタメ

(マチューさんの映画紹介です)

ゴールデンカムイ

映画『ゴールデンカムイ』公式サイト

映画『ゴールデンカムイ』公式サイト

シリーズ累計2700万部突破のベストセラー漫画がついに実写化!生きて輝けッ‼血湧き肉躍る、埋蔵金争奪サバイバル・バトルが、今始まるッ—!!!!〈2024年1月19日(金)公開〉原作...

 

 

カント オㇿワ ヤク サㇰ ノ アランケㇷ゚ シネㇷ゚ カ
イサㇺ
「天から役目なしに降ろされたものはひとつもない」

この映画を観たきっかけ
カムイの題名に目がとまる。もしや白土三平、永年私が気になって未だ手つかずのカムイ伝に関係した映画か?


否、全く違うと子どもにいわれる。

次にアイヌと元兵士の話と聞いた。
むかし読んだ漫画で強烈な印象のある手塚治虫「シュマリ」を思いだす。

その頃から少数民族や先住民に興味をもつ。
個人的な思いだが青年の頃バッグパッカーとして英国一人旅、スコットランドは特にヒッチハイクもしながら歩き、ノーブルで逞しい独自の文化を持つスコッツ(スコットランド人)に触れたとき、何故か北國での先住民族アイヌのことを思いだした。戻ったあとに卒論を気にしつつすぐに北海道一周の旅を敢行。今度はシュラフと簡易テントを積んでのバイクツーリング。
商業、観光を生業とするアイヌの人達を間近に感じることができた。

少年時代に読んだ手塚漫画の興味が私の深層に根づき、再び浮かび上がってきたようだ。

アイヌと日露戦争従軍兵士が北海道で金塊を探すというストーリー

そんな中、コミックも読んでおらずほぼ先入観もないままアイヌと日露戦争従軍兵士が北海道で金塊を探すというストーリーで観に行ってみた。
東宝映画なので娯楽性も充分あるだろう。

壮大なスケールで
CGを駆使しているが、ものすごい迫力映像。
これは映画館でなければ味わえないだろう。

一人一人のキャラクター個性がしっかりたっていて、信念のもとに行動、生き様をしっかり描いている。

主役は二人、
日露戦争生き残りの「不死身の杉本」(山﨑賢人:かつての恋人で、戦死した親友の未亡人になった人妻の眼病を治す治療費のため、アイヌが隠した金塊を追い求める)

とアイヌの娘「アシリパ」(山田杏奈:アシリパはアイヌ語で「明日」という意味。殺された(と思われている)父親(井浦新)がアイヌ再興のための資金として隠した金塊を、父に代わって追い求める)

アシリパは可愛いがやや物足りなさを感じた。しかしアイヌの生活行動様式を彼女を通して丁寧に描いているので楽しみながら学ぶことができる。杉本が「味噌」を食べると、「オソマ(アイヌ語で「うんこ」のこと)を食べるのか!」と顔をしかめるシーンなど、思わず吹いた。ちなみにカムイとはアイヌ語で「神」の意味。アイヌの人々にとっては山川草木のすべてが「神」。「イ」と、「ム」にアクセントがあるそうです。

 

更にわきの演技、第七師団鶴見の狂気のキャラクター、風貌はゾッとするほどの凄みがあった。

鶴見篤四郎(玉木 宏:第七師団を再建するための資金として金塊を追い求める。日露戦争で脳を損傷し、脳漿を垂らしながら闘いつづける姿はまさに「狂気」)

白石役のコミカルさが、緊迫した場面をほっとさせる。

白石由竹(矢本悠馬:金塊のありかの暗号を体に彫られた脱獄囚の一人。関節を全部はずして、どんなせまい所にも出入りできるスゴ技の持ち主)

他にも、函館戦争で死んだはずなのに生きていた新選組の土方歳三(舘ひろし)など、キャラの濃い人物だらけ

アクションシーンがすごいエンタメ作品

場内は満席、土曜日のせいか若いカップルが多く、良かったぁ、面白かった!と口々に席をたつ間に聞こえてきた。エンタメ性が極めて高く単純に面白い、誰でも楽しめる冒険活劇、サバイバルアドベンチャー、見応えがあった。熊との格闘シーンや川に落ちるシーンはディカプリオ「レヴェナント」を思い出す。

帰路早速漫画喫茶に入会し、非常口を確認し個室でゴールデンカムイのコミックに何冊か目を通す。
改めてよく編集された映画🎥と実感。
だいたいコミックで五話位までのストーリーか。
今後の第2話、第3話の作品が待ち遠しい。

これはどなたにもおすすめできる映画。ハリウッドで勝負できる映画だと素直に思った。(マチュー)

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