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いま一つ、ピンと来ない「山の日」(読者投稿)

2023-08-16 21:49:52 | 市民の声

(南田是也さんの投稿です)

いま一つ、ピンと来ない「山の日」

「山の日」。平成28年(2016)から祝日になったようですが、いま一つ、ピンと来ない感じがしますね。子どもらは夏休みだし、大人にとってもお盆休みの中に紛れてしまうのでしょうが、それ以上に、なぜ8月11日なのか、という趣旨がまったくはっきりしないことが原因でしょうね。

 「海の日」は明治9年(1876)、明治天皇が汽船で東北地方を巡幸し、横浜に戻られた日、という史実に基づいており、既に昭和16年(1941)には「海の記念日」となっていたものを、平成8年(1996)から祝日化したものだそうです。

➀「祝日のない」6月案⇒➁お盆の前日(8月12日)⇒➂8月12日は日航機墜落事故が起きた日なので、その前日8月11日に、と適当に決められた「山の日」

では「山の日」も、明治天皇がどこかの山に登った日なのでしょうか。

 「山の日」を制定して欲しいという声は古くからあったようですが、平成25年頃に祝日増加が議論された際には、国民の祝日がない6月にすることが考えられていたようです。その後、月遅れのお盆(8月13日から15日)の前日に制定しておけば、続けてお盆休みを取りやすくなるだろうということで8月12日案が有力になります。

 ところが8月12日は、昭和60年(1985)に日航機墜落事故が起きた日であり、祝日にするには違和感がある。これでは「御巣鷹山(おすたかやま)の日」になってしまうという声が、事故現場となった群馬県から上がります。そこで、一日繰り上げて8月11日にした、というのが真相なようです。なんだか安直な「国民の祝日」ですね。

当初案のとおり「山の日」は6月にして、8月15日を「平和祈念の日」といった祝日にしてはどうか?

いっそ「山の日」は当初の構想どおり6月に移動させて、新たに8月15日を「平和祈念の日」といった祝日にしてしまったらどうでしょうね。天皇・皇后列席の戦没者追悼式も、今や国民的行事です。お盆休みを消化させ、長時間労働解消につなげる効用もあるでしょう。お盆で客も来ないのに官公庁だけ開けるというのも、変なものですね。古来「盆と正月」といいます。正月は官公庁も休むのに、月遅れ盆は開けるべきだというのも、あまり納得できるものではないと思うのですが、どんなものでしょうね。

 「海の日」「山の日」があるのなら、「川の日」でも「空の日」でも、なんでもいいのか。祝日とは何なのだろうと、思わず首を傾げてしまいます。

 

 

 

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