フィーバー―発熱― FEVER |
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読了日 | 2000/10/5 | |
著 者 | ロビン・クック Robin Cook |
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訳 者 | 林克己 | |
出版社 | 早川書房 | |
形 態 | 文庫 | |
ページ数 | 292 | |
発行日 | FEVER | |
ISBN | 4-15-040632-4 |
の免疫療法を研究する医師チャールズは、愛娘ミシェルが血液の癌-急性白血病に冒されていると宣告された。絶望のあまり彼は半狂乱になるが、自宅近くの池の異臭に気づき、恐るべき事実を発見した。川の上流にある工場が垂れ流した有機物質が、ミシェルの体を蝕んだのだ!
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今回は、環境汚染の問題である。前回の「マインドベンド」(74.参照)と違い、恐怖が身近なものとして、感じられる作品だ。同様の問題を扱った映画や、ドラマもあったが、環境汚染については、わが国でも古くから多くの事例が発生している。
古いところでは、栃木県の足尾銅山の公害事件から水俣病の問題等々数多くの問題が発生し、その対策が叫ばれてきた。
今やこの問題は、人事ではなく、我々の直ぐ身近の問題として考えていかなければならない重要な課題となってきている。
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