隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

0074.マインドベンド-洗脳-

2000年09月25日 | メディカル
マインドベンド―洗脳―
MINDBEND
読了日 2000/9/25
著 者 ロビン・クック
Robin Cook
訳 者 林克己
出版社 早川書房
形 態 文庫
ページ数 389
発行日 1985/12/31
ISBN 4-15-040402-X

分たちの子供が奇形?医学生アダムは耳を疑った。
妻の予定外の妊娠のために製薬会社に就職したというのに、ジュリアン・クリニックの医師は検査の結果をそう告げた。中絶を勧められたが、アダムには信じられない。やがて、職員が親切なことで人気があるこのクリニックでは中絶の回数が異常に多いこと、そして就職した製薬会社とクリニックの間に恐るべき秘密があることがわかる。

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いつもの如く、僕は胸躍らせて読むのだが、あとになって冷静に考えてみれば、ロビン・クック氏の描くところの世界は実際には起こらないだろうと思うのだが、昔から事実は小説より奇なりと言われているから、あながちそうとばかり言ってられないのかもしれない。
そういえば、どこかの国では、臓器移植のための臓器を売る人間と買う機関があるということだから・・・。嫌な話だが、需要のあるところには必ず、それに対応した供給が生まれるということだ。

 

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