伯林-一八八八年 | ||
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読 了 日 | 2001/10/30 | |
著 者 | 海渡英祐 | |
出 版 社 | 講談社 | |
形 態 | 文庫 | |
ページ数 | 327 | |
発 行 日 | 1979/06/29 | |
書籍ID | 0193-360276-2253(0) |
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しい寒気に閉ざされた明治21年冬のベルリン。折から留学中の若き医学徒森林太郎はドイツ娘との恋に悩み煩 悶の日々を送っているが、古城の一室で起きた伯爵殺害事件に遭遇、鋭い推理で究明にのりだす。
現場は完全な二重の密室。事件の背後に鉄血宰相ビスマルクが巨大な影を落とし、殺人の謎は複雑さを増すが・・・・・
ドイツ留学中の森林太郎(後の森鴎外)が、時のドイツ宰相ビスマルクと渉りあって、密室殺人事件を解き明かすという物語だ。 著者は東大在学中に先輩の紹介で、高木彬光氏と出会い、師弟の間柄になったという。
第13回江戸川乱歩賞受賞作。
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