隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

0143.伯林-一八八八年

2001年11月07日 | 本格
伯林-一八八八年
読 了 日 2001/10/30
著  者 海渡英祐
出 版 社 講談社
形  態 文庫
ページ数 327
発 行 日 1979/06/29
書籍ID 0193-360276-2253(0)

 

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しい寒気に閉ざされた明治21年冬のベルリン。折から留学中の若き医学徒森林太郎はドイツ娘との恋に悩み煩 悶の日々を送っているが、古城の一室で起きた伯爵殺害事件に遭遇、鋭い推理で究明にのりだす。
現場は完全な二重の密室。事件の背後に鉄血宰相ビスマルクが巨大な影を落とし、殺人の謎は複雑さを増すが・・・・・
ドイツ留学中の森林太郎(後の森鴎外)が、時のドイツ宰相ビスマルクと渉りあって、密室殺人事件を解き明かすという物語だ。 著者は東大在学中に先輩の紹介で、高木彬光氏と出会い、師弟の間柄になったという。
第13回江戸川乱歩賞受賞作。

 

 

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