13.03.10 月例句会

★たなびいて色即是空春霞
★緋毛氈しいて飾らる紙ひいな*祝氏◎正子師
★野道行く囀り空に充ち溢れ⊛井上氏,黒谷氏


２４、野道行く囀り空に充ち溢れ
野道には仏の座やはこべなどの花が咲き、春風が優しく頬をかすめます。空からは春の喜びを表わす囀りが聞こえ、生命力溢れる光景（井上）

丁寧に緋毛氈をしいて飾られた紙ひいな、紙ひいなも喜んでいらっしゃるようで、ほのぼのと心あたたまります。季節を慈しむお暮らしもうかがえる紙ひいなの趣きです。(藤田洋子)

緋毛氈の上に飾られた紙のおひなさま。とても素朴で可愛らしく、温かな気持ちにさせてもらい、いつまでも眺めていたくなります。「緋毛氈」が、普段とちがって少し改まり、お雛さまへの敬いの念も込められているように感じました。(藤田裕子)


花冠５月号のチェックをしようとしたが「ファイルがありません」とレンタルサーバーの画面が出るだけで埒が明かない！⇒１夜開けて回復。このシステムの有難さがよくわかった。

13.03.09庭桃

2013-03-09 07:06:22
★庭桃を惜しまず剪りて雛祭り◎
★花菜活け日差し明るき子供部屋＊小西氏
★囀りの飛び交う丘を透かし見る

好きな句 (小西　宏) 2013-03-09 10:26:40 ☆花菜活け日差し明るき子供部屋
ひな祭りのときの俳句のようですね。お子さんたち、お孫さんたちのご家族が遊びに来られたのでしょうか？ 菜の花の生けられた子供部屋の日差しが読む者の心も明るく照らしてくれています。

◎庭桃を惜しまず剪りて雛祭り★★★★
庭に桃の花が咲き、喜び、嬉しく思っている。大切な庭の桃の花ではあるが、雛祭りとなれば、惜しまず剪って飾る。雛のため、小さいころの愛嬢のためにでもあろう。（高橋正子）

13.03.08春の風

★駅前の大樹もそよぐ春の風4ｓ
★春の午後図鑑開くや鳥の名を
★庭先を孕み雀の歩きゆく

Ｍケアマネさんが介護認定の更新にやって見える。終って千中へ出かける。田村書店に俳句界は扱ってないという。ｎｈｋ囲碁講座３月号は売り切れの由。取り寄せてもらうことに。
ＴＶの国会中継はあまり見のあるものとも思われない。

13.03.07クロッカス

★燦然と朝日を反しクロッカス
★子ら寄りて春の小川のほとりかな
★花芽色刷いて桜樹遠霞

好きな句
★春耕の土くろぐろと光り合う/光子
「くろぐろと光り合う］によって季節感と臨場感を覚えます。

今日もいい天気。すっかり春になった。桜も意外と早いかも、と思わせられる。Ａでは“体力測定”とやらがあってくたびれる。
夜はカキフライ。

13.03.06啓蟄

★啓蟄を過ぎてようやく街に出る
★杖つきて吾も出たきや虫のごと
★紅梅の満開なるを知らざりし

13.03.05春うらら

孫娘顔見せるとや春うらら
麗らかに鳥声を聞く散歩道
豊漁の船帰り来る春の海

13.03.04三月

★鳥声もひときわ高く三月に◎
★旧友の訃報も遠し春浅し
★受験子を囲碁の相手に誘いけり

◎ひときわ高く」に春が来たうれしさがよく出ている。鳥の声もはつらつとして生命感があるのが嬉しい。（高橋正子）


朝日が明るく鳥声がひときわ高い。風は寒いが3月だ。昨日は浩と和が来て昼食。入れ替わりに尚子が来て具子の付き合いをしてくれる。夜、北杜夫の躁鬱病の歴史などの紹介番組をみる。阿川弘之、遠藤周作、佐藤愛子ら交友関係の写真も出て興味深く見る。楡家の人々、ドクトルマンボウ航海記などを想い出す。奥さん、ゆかさん、斎藤茂吉、照子、茂太さん

読売夕刊に興味深い記事を見つけた。猛毒物質硫化水素が生体内でシステインからごく微量作られており、記憶力の増強、活性酸素除去1籐の生理作用をしていることがわかってきたと云う。良く似た事例で公害物質一酸化窒素の血管拡張作用はは以前から明らかになっているが、何とも不思議な生体の機能だ。国立精神神経医療研究センター木村英雄部長らの仕事が紹介されていた。

1３．０５月予稿　&　採用句

阿蘇五岳
明るくて生きる喜び黄水仙
鳥声もひときわ高く三月に　 　
遠霞み九重連山阿蘇五岳
春雨のなかなる肥後の手毬唄
苗作り乙女椿の挿し穂採る
ラディッシュの葉を喰う鳥や春浅し×
すさまじき隕石春の衝撃波　○　　　　　　　⇒駅前の大樹もそよぐ春の風4ｓ＜too late
庭桃を惜しまず剪りて雛祭り
孫娘顔見せるとや春うらら×
豊漁の船帰り来る春の海×

芽柳に触れつつ行く日池巡る

13.03.03ラディッシュ

★娘の声に想い出したる雛祭り
★ラディッシュの葉を喰う鳥よ春浅し
★春潮の寄せて播磨は須磨の浦

好きな句★朝の窓描きおりなば雉の声/有花　4ｓ
朝のスケッチをしておられると、そこに雉の声は聞こえてくる。自然の中で（すぐ近い処で）日々の生活を愉しんでおられるご様子が良くわかるように思います。「白梅」の御句も同様の風情です。

13.03.02雛祭り

★箕面より下りきて春の小川かな
★つくし摘む土手の下草すべすべと
★ひな祭り散らし寿司かなデイの昼


○今日の俳句
一枝の桃を活けたりひな祭り/河野啓一
一枝の桃の花で、ひな祭りがずいぶん円かになる。あかるく、あたたかく、かわいらしい桃の花は、やはり、雛の節句に相応しい。（高橋正子）

★雛菓子の届きてからのうららかさ　　　正子
春まだ寒い時季の雛祭りを前に、一箱の雛菓子が届けられた。彩とりどりの雛あられを小さな高杯に盛るのも愉しい。菱餅も飾ろうか。たちまちうきうきと気分が華やいできます。

ＡでＦさんに勧められて先で対局。幸運にも大勝。先々週より6-1の好成績となる。
序盤は決めるべきところは積極的に。あとは堅実路線を旨とすべし。

13.03.01春の小川

★賑やかに一筋春の小川かな
★雨上がり芽出し愉しきチューリップ *konisisi
★白梅のようやく咲きし庭の隅

東京将棋会館でＡ級順位戦最終日5局が始まった。持ち時間各6時間故、囲碁将棋チャンネルの放送時間は浅8時半から夜中の翌2時までと云う。





小西 宏 好きな句　☆雨上がり芽出し愉しきチューリップ☆
ふっくらとした土に鮮やかな緑の顔を覗かせたチューリップの姿を「芽出し愉しき」と形容された御句に同感いたします。

金曜日 18:59 · いいね！..


河野 啓一 お礼　チューリップの芽出しについて同感のコメントを頂戴し、嬉しく存じました。いつも花容を想像して愉しくなります。有り難うございました。

12時間前 · いいね！


雛祭り句会が3/4から3/10日に変更になり、実質上ＦＢからブログに戻ることに。