河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

13.03.28竹の秋&6月号投句案

2013-03-28 17:05:05 | Weblog
2013-03-28 17:04:04
★色づきて丘一面の竹の秋◎
★せせらぎに色も見えたり春の川
★花の色とまどいながら咲き出る

桜は咲いたが、この寒さにおずおずと遠慮がちに、と云うところ。今日の投句は「色」で統一してみた。
渓君がやってきて郵便ポストの修理などをやってくれている。英語国語歴史が好きで、文学部を受けるつもりという。

色づきて丘一面の竹の秋★★★★
春の芽吹きの中で、竹は色づき葉を落とす。竹だけが「秋」となって、丘一面の竹が違う色合いで目立つ。春と秋の混ざる植物の景色。(高橋正子)



6月投句
今日蒔く種
高々と蝶越え来しや伊吹嶺
咲き初めて馬酔木は白き風となり×
耕して今日蒔く種は蓮華草
野の味や土佐より来る春大根
朝空にあかねのわかばバラ芽伸ぶ
街角に清らな色や初桜
空の青受けて咲きたる紫木蓮
名も知らぬ鳥歩きおり庭の先×
色づきて丘一面の竹の秋
筑紫野の春をゆたかに次郎かな×