河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

13.03.04三月

2013-03-04 09:54:24 | Weblog
★鳥声もひときわ高く三月に◎
★旧友の訃報も遠し春浅し
★受験子を囲碁の相手に誘いけり

◎ひときわ高く」に春が来たうれしさがよく出ている。鳥の声もはつらつとして生命感があるのが嬉しい。(高橋正子)


朝日が明るく鳥声がひときわ高い。風は寒いが3月だ。昨日は浩と和が来て昼食。入れ替わりに尚子が来て具子の付き合いをしてくれる。夜、北杜夫の躁鬱病の歴史などの紹介番組をみる。阿川弘之、遠藤周作、佐藤愛子ら交友関係の写真も出て興味深く見る。楡家の人々、ドクトルマンボウ航海記などを想い出す。奥さん、ゆかさん、斎藤茂吉、照子、茂太さん

読売夕刊に興味深い記事を見つけた。猛毒物質硫化水素が生体内でシステインからごく微量作られており、記憶力の増強、活性酸素除去1籐の生理作用をしていることがわかってきたと云う。良く似た事例で公害物質一酸化窒素の血管拡張作用はは以前から明らかになっているが、何とも不思議な生体の機能だ。国立精神神経医療研究センター木村英雄部長らの仕事が紹介されていた。

13.05月予稿 & 採用句

阿蘇五岳
明るくて生きる喜び黄水仙
鳥声もひときわ高く三月に   
遠霞み九重連山阿蘇五岳
春雨のなかなる肥後の手毬唄
苗作り乙女椿の挿し穂採る
ラディッシュの葉を喰う鳥や春浅し×
すさまじき隕石春の衝撃波 ○       ⇒駅前の大樹もそよぐ春の風4s<too late
庭桃を惜しまず剪りて雛祭り
孫娘顔見せるとや春うらら×
豊漁の船帰り来る春の海×

芽柳に触れつつ行く日池巡る

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