河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

13.03.20蓮華草

2013-03-20 12:58:48 | Weblog
2013-03-20 12:57:57
★耕して今日蒔く種は蓮華草4s
★水草生う狭庭の池に水多少
★朝空の雲まろやかに春彼岸

具子はボランティアでおでかけ。Hさんと康雄方から電話。
昨日東電福島原発で冷却用電源が原因不明の停電に。発表3hr遅れ。復旧24時間など問題多し。
おれ2013-03-21 19:04:20 ★耕して今日蒔く種は蓮華草 に星印によるご指導を賜り有り難うございました。淀川土手に草花を育てようという運動をテレビで見たのをヒントに致しました。以前自分で蒔いた時にはうまくいきませんでしたが。

13.03.19鳥雲に

2013-03-19 18:30:52 | Weblog
2013-03-19 18:26:07
★春風と云えども荒き春一番
★蒼空に吾も浮きたし鳥雲に
★野の味や土佐から来る春大根4s

急に暖かくなり快晴。東京22度、前橋などは28度にも。大阪は21度。全国的に4~7月の気温と云う。明日は春分の日。休みを1日得した気分になる。

好きな句★ 春は曙富士の山際赤々と/上島祥子
(始発の新幹線より)
七七五の破調ながら枕草子と同じ出だしで印象的な御句と思います。赤々と陽に映える富士の山裾が目に浮かび、以前伯耆富士(大山)で見た光景を思い出しました。

13.03.18つちふる

2013-03-18 11:56:47 | Weblog
★名も知らぬ鳥歩きおり春の庭3s

★つちふるや西の国から客人が
★彼岸過ぎ野球いよいよ峠道

#うららかな春の庭。名を知らぬ鳥が歩いている。なんの鳥だろうと思いつつ動きを眺める。不思議な国にいるような楽しみ。(高橋正子)


好きな句 ★芽の色にさみどり掛かり花咲かむ川名ますみ
桜の咲くのを待ちわびておられる作者。咲く前にうっすらとさみどり色がかかって見えるのでしょうね、気付きませんでした。美しい表現で魅力的な詠みと存じます。

お礼 (川名ますみ) 2013-03-19 17:39:23 啓一さま、「芽の色にさみどり掛かり花咲かむ」の句にすてきなコメントをお寄せ下さいましてありがとうございます。紅色の花芽が膨らみ、ちょうど花開く前日の桜を見上げますと、蕾のきみどり色が広がって、不思議な色合いです。うまく伝わるかしらと不安でしたが、お汲みとり頂き嬉しく存じます。

wbc野球を見ながら1-0で苦戦。結局 1-3で負け。やはり大リーガー
抜きでは苦しいか。
Tさんに2-1。最近は中盤からかなり押しまくっている感じ。お互い老化が進んでいるようではあるけれど。

13.03.17春の朝

2013-03-17 09:33:56 | Weblog
2013-03-17 09:30:59
★草も木もきらきら光る春の朝
★青空に薄塗りされし春の雲
★春の江に釣り糸垂れてもの思う

今日も良い天気。シンビジウムの古株が日を受けて縁取りされた耀きの美しさ、明るさ。
昨夜具子は弥次喜多道中よろしく出雲から無事に帰ってきた。白石家は結構な旅館であったそうな。

13.03.15冴え返る

2013-03-15 19:25:02 | Weblog
2013-03-15 18:43:10
★冴え返る水取りすでに終わりしも
★遅霜や庭満開の梅の花
★風光る瀬戸大三島父祖の地に

具子は7時過ぎに出発。尚子が8時過ぎに来てくれる。Aは木曜よりも空いた感じだったが職員さんはみな顔見知りでかんじがよかった。脇本さん88歳が現れたがいまいちのお方。
夜はまた尚子が来てくれる。

安部総理が記者会見でTPP参加を表明。粗野でわがままなアメリカ人が相手ではいずれにしてもよいことばかりではない。如何を問わず日本の伝統はむしばまれてゆくのだろう。

13.03.14馬酔木

2013-03-14 09:28:41 | Weblog
2013-03-14 09:21:57
★咲き初めて馬酔木は白き風となり○
★ぐんぐんと芽生え伸ばして春の雨
★介護士の笑顔や今朝の春セーター


ローマ法王のコンクラーベが終わりアルゼンチンの某大司教が新しい法王に当選。

37期囲碁棋聖戦第6局が今日夕刻伊豆で決着し、大阪の井山裕太23歳が4-2で勝ち、棋聖位を奪取。これで井山は本因坊、棋聖、十段、天元、王座、碁聖の史上初の6冠を保持することになった。あとは山下の持つ名人位だけとなった。もっとも、今の日本囲碁界は国際的に弱いので有名だ。中国韓国台湾の下位になっている。かっては、“中国が日本に追い付くにはあと10年はかかる“などと嘯いていた(油断していた)のに。井山のさらなる進歩を期待したいものだ。

13.03.12青き踏む

2013-03-12 21:56:28 | Weblog
★空映す小川のほとり青き踏む
★高々と蝶越え来しや伊吹嶺◎
★新築のマンションここにも春の色

昨日のネット句会のあと整理、今日の俳句関連でSから帰って忙しい。やっと夜遅くなって今日の投句を済ます。

高々と蝶越え来しや伊吹嶺★★★★
初蝶であろうか。目の前に現れた蝶は、あの伊吹嶺を高々と越えて来たに違いない。蝶に寄せる新鮮な思いがよく読まれている。(高橋正子)

13.03.11鳥帰る&ネット句会関連記録

2013-03-11 15:06:40 | Weblog
★日のうらら空の青さに春思う
★留守居して句作三昧庭椿
★鳥帰るこの青空を何処まで


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★春嵐玻璃戸の内のしんかんと/高橋正子
玻璃戸の外は春の嵐、中は人気もなくしんかんと静まり返っている。対照の妙に一種不思議な詩情を感じます。

★春驟雨村中総出の道普請/黒谷光子
「村中総出の道普請」が利いています。羨ましい地域のきずなとその場の人びとの光景が目に見えるように思います。

★門燈の消し忘れあるしだれ梅/矢野文彦
わざと明灯りを消し忘れている?のかもしれませんね。美しい夜景が目に浮かびます。

★箸置きに桃の花見て節句知る/迫田和代
桃の小枝を利用、あるいはデザインした風流な箸置き。日本人の心ととして大切に考えて行きたいものですね。


PM読売旅行に結局ハウステンボスを申し込んだ。2月と一部重複するコースだが今の季節悪くはないだろう。
今日も麗らかないい天気。真っ青な空。Tさんはお忘れか?姿を見せない。


コメント★つばき落ちる音の一会に朝厨   正子

窓辺に椿の咲く朝の厨房で、椿の花がポトリと落ちる微かな音にふと気付く。この音もすばらしい一期一会と、自然との出会いを大切にされている作者です。