09.12.18室咲き 2009-12-18 10:19:09 | Weblog 室咲きの淡くいとしくシクラメン 咲き続け室咲きの花窓の隅 枯れ枝に鵯一羽来て柿一つ 昨日から背中が痛くてかなわぬ。昨夜はモーラス、今朝はミルタックス各2枚を貼ってもらう。ヒヨドリが恐る恐るやってきて柿の枯れ枝を揺らしている。Hさんからともこに親切な電話がある。
09.12.17冬空 2009-12-17 18:17:53 | Weblog 粉雪の舞いて青空丘の上 冬ざるる野に立つ吾や草も揺れ 冬空の青きを昇る飛行機雲 ○**宮本、柳原氏 急に寒くなった。背中が痛い。ともこはHP検診はどうもなかったが、足が痛いという。二人して病院通いが必要?。
09.12.16歳末 2009-12-16 20:51:57 | Weblog 歳末や工夫凝らせしディスプレー 金髪のクリスマス会かつらかな 年の暮れ何故かせわしく歩みおり 寒い一日。サツキのクリスマス会。職員の皆さんがいろいろと趣向を凝らして楽しませてくれる。六采の弁当は良かった。ゲームやビンゴなどはツキなし。強い寒気は明日さらに南下するという。
09.12.15枯れ木 2009-12-15 16:32:43 | Weblog 朝空の白きや枯木黒々と 冬空の低く朝日の上にあり 鉢植えの折鶴蘭や冬日和 Iさんよりパソコンの購入計画を聞く。ネット通販、NECダイレクトから。セッティングも無線LANなども合わせ頼むつもり。\1.5万くらい。プリンターも代えようと、スキャナー付かどうか考えてるが、これは頻度が低いので--。デスクトップ一番良いのはもう売り切れ。家庭医を代えようと思ってる。淀川キリスト教HPが近いので--。関大のOB会で募金はこの時節だが32億集まった。高槻に幼稚園から大学まで、住居まで揃った町を計画中らしい。グランドは吹田キャンパスのを使うとか。さすが関西私学の雄。
09.12.14冬帽子 2009-12-14 11:05:12 | Weblog 車椅子押してもらうや冬帽子 点滴の友を憂える冬の雨 荒巻を吊るし絵筆を出しにけり ○入 *宮本氏 「荒巻を吊るし」といったところは、写生だが、後半の絵筆を出した人物が自分であっても、他人であっても、そこには、動きがあって、作者の主情が捉えた風景に作者の心の姿を見る。私の好きな句。(高橋信之) O君の家に電話して見る。12/9入院。バイパス手術をしてドレーンをつけて入院中。正月には家へいったん帰る予定らしいが。さっそくM君にも電話して知らせておく。「この年になると色々有るナア。まあ、お互い頑張りましょう」ということに。 陽光があり、それほど寒くはない。木の葉はきらきら。柿が2つ残ったまま。T さんと久しぶり。完敗2、辛勝1
09.12.13冬菜 2009-12-13 11:28:08 | Weblog 師走はや半ば過ぎたり我が暮らし ささやかに冬耕されしプランター *黒谷氏 鍋の湯に冬菜投げ入れみどりかな *藤田氏 また昨日と同じ故障。!やってきた兄ちゃんにイヤミたらたらで、レバーのうごかしかたを聞いたそうな。 朝のnhk、日曜美術館平山郁夫シルクロードの話。素晴らしい絵だ。仏教伝来以来創造/想像で描いていたのが、シルクロードに行き始めて(合計14,5回)スケッチとそのときの思いからモチーフが生まれたらしい。 絵具を薄く何層にも重ねることで、下の絵具が少し見えて、その少しずつ違う重なりの繰り返しで、あの独特の画風になるらしい。やはり1/fだ。風の音、鳥の声、空の雲なども多分そのような自然の揺らぎがあってこそではなかろうか。
09.12.12牡蠣鍋 2009-12-13 11:01:27 | Weblog 牡蠣鍋の湯気嬉しくて夜の更ける *川名氏 穴釣りの自慢話を聞いており 雪国の海の幸なるほっき貝 nhkBS2で偶々1/f揺らぎの話を聞く。音の良いギターはこれが現れていると言う。材質と経年変化によリかならずしも予見できないので、ビンテージものは貴重なのだそうな。絵画でもマチエールにもこうした自然の揺らぎが必要なのかもしれないと思う。 朝から家中のガスがアウト。メーター(古くて小さい)に付属の安全弁が作動したためと、修理のニイチャン。大阪ガスは器具を売るのは熱心だが、安全確保は後手後手で、JR西日本とよく似ている。ガンバ大阪が天皇杯、鹿島にやっと勝ってベスト4に。
09.12.11葉牡丹 2009-12-11 16:07:28 | Weblog 寄せ植の葉牡丹きらと処得て 雨上り蕾着けたる冬椿 実南天今年の粒の色薄き 夜通しの雨。豊中病院へ。PSAは6.9でOK.1/8に排尿の検査。目黒DR.は親切で行き届いた人。車から降りるときに杖を取ろうとして転倒。実害なし。 夜nhk 穴子、たこ、千怒、鱧などの宝庫であった大阪湾の魚が取れなくなったという話。 ①80~90年代の埋め立で淀川の水流のルートが変わり、以前の右回りが東側だけで留まるように。六甲アイランド、神戸空港、舞島etc.etc. 単独ではともかく、複合効果らしい。 ②堺沖、関空泉州沖等の埋め立てで土砂を採取した穴が残存。ヘドロがたまり、酸欠状態から、夏季にH2Sが発生、青潮となって魚が死ぬ。大和川の砂利で穴を埋める試行中とのこと。明石沖の潮流復活案などの話も。軽率な自然破壊への警鐘だ。
09.12.10冬の街 2009-12-10 18:16:37 | Weblog 旬日に色あせてゆく冬の街 並木道落葉しきり子ら急ぐ 裸木の幹ごつごつと公孫樹 朝寒い。送迎車の窓も緑地の森も次第に色がくすんで、奥ゆかしくなってきている。落葉掃きの人々の姿も見えなくなった。銀杏並木は道の左右で様子が違う。殆んど裸の列も、黄葉を維持している列も。
09.12.09山眠る 2009-12-09 18:17:03 | Weblog せせらぎの水音消えゆき山眠る 山茶花の白く零れて庭の隅 ふと見れば万両の実のあちこちに 冷え込んだ一日。左足の調子は随分良くなった。朝の運動が過ぎたらしい。 毎日第十三回俳句大賞50万?人応募 金子兜太、有馬頼人ら選者多数 <大賞>大阿蘇の山懐に帰省せり 50万円 <準大賞>烏賊漁の浦十二戸の地蔵盆 30万円 子供賞 さかあがりできたらせみがなきやんだ 外国賞 the sommulier decants slowly a red sunsetソムリエが静かに注ぐ紅い夕日 大串 章さまざまな人間のさまざまな有りようを簡潔に言い止めるのが俳句の意義。写生は人間もまたその対象になる。暮らしのなかの些事些事から広がる大きな世界。 有馬 作者の顔が見える句が多かった。兜太 ずば抜けた句が少なかった。 長谷川 生きている世界を詠む文芸が俳句。追憶の文芸ではない。もっと現在に目を。 鍵和田 自然詠、写生詠。写生句、心象句何れも。俳句は自己表現の道。一読作者の心が伝わる句がインパクト。 大峯 季語の中にはデーモンが住む。そのデーモンと対話している秀句を選んだ。 広瀬 切れによって状況が展開する思いがけなさが魅力。 黒田 地蔵盆の句を激賞 俳句α編集長 寺田寅彦曰く歳時記は日本人のこころのインデクス。