河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

11.03.04花冠5月号投句,桃の花

2011-03-04 10:19:00 | Weblog
①紺青の海を行き交う春の水脈
②稜線に春雪残し湖晴れる
③桃咲いて華やぐ川の土手を行く
④娘を抱いて雛購いしとき想う
⑤黄水仙大盃掲げ風を受け
⑥春セーター色うららかに空の青
⑦春の潮寄せ来て蟹の横走り
⑧何時までも春の小川のように生き
⑨春霞み海辺に響く球の音
⑩福寿草今朝あざやかに春の陽に zaq7d044b8a.zaq.ne.jp



桃の花華やぐ川の土手を行く×
桜芽木遠くかすみて時を待つ
海近く湯けむり見えて春南紀
 
好きな句
芍薬の芽は紅(くれない)を今年また/古田敬二
紅い芍薬の芽生えは、大げさですが、毎年心躍るものがあります。



朝の野冷えは真冬並み。午後は雲もあるが好天気。昼前から箕面市立Hへ尚子のオペ立会に。手術室へ入ってちょうど2.5時間。麻酔が効いていたが、眼も動き頷きもでき、まずは無事終了。やれやれと帰宅。花冠5月の投稿を済ませることができた。具子はぐったりと疲れて昼寝。待合室から北窓、東西に箕面の山はなかなかの眺め。

11.03.03冴え返る

2011-03-04 10:03:28 | Weblog
「投句」
冴え返る生駒連山きらきらと
樟高木の空澄み今朝も冴え返る
空寒く朝陽耀き春浅し

好きな句
早春の丘北風に笹光る/小西宏
口調良く早春の風情を詠まれました。笹光るが早春の季語を受けて印象的です。

昨日に続き寒い朝。二月堂の修二会は始まったが。まだまだ。来週から暖かくなるとの予報。やはり。「暑さ寒さも彼岸まで」か。

Mケアマネさんが介護認定の更新手続きのため寄ってくれる。庭の豊後梅の蕾が開花間近。