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杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

石原兄弟に憧れて

2011年10月26日 | 日記
石原兄弟に憧れて、その個性に痺れて、
ファンで有り続けました。

兄は物書きから政治の世界へ進み、
弟は、銀幕のスタ-になった。

石原東京都知事の政治家第一歩の選挙に、
弟の裕次郎さんは、四国の我が故郷へ
選挙の応援演説に馳せ参じた。

私は、小学校校庭でそれを眺め聞いていた。

あの思い出は強烈で、
石原兄弟のご先祖に縁のあるお寺さんが
この故郷に有る事を知った。

そのお寺さんに関する説明は、諸般の事情
により遠慮させていただくが、
私の心に深い感銘を受ける事になった。

全国のファンに惜しまれて、
若くして裕ちゃんはこの世を去った。
残された兄、慎太郎さんの活躍はみなさん
ご存知の通りである。

今回の東京行きに際して、
私がどうしても訪ねたい所が在った。
東京都庁である。

石原知事の傍に、それも同じ建物の中に
立ちたい、存在したい。
私の長年の夢を実現したいと考えたのである。

生憎、その日は土曜日で、おまけに小雨
交じりの寒い日となった。
小田急百貨店から傘を差して歩いて向かった。

1F広場では、大人と子供が入り混じった
太鼓の共演のようで沢山の人が参集していた。

エレベ-タ-で、45階の北展望室に昇った。
土曜日とは云えども結構な人が見学していた。
展望室から見下ろす、東京の街並みは、日本の
行く末を暗示するように靄で煙っていた。

明快な姿勢を取れない政治家が多くなった現在、
一過言多い石原知事は誤解されることが多いが、
外国におもねる政治家と違い、確固とした愛国心
の元、筋の通った唯一の政治家だと思っている。

都庁内を歩きながら主の居ない建物に語りかけた、
「石原慎太郎 都知事、日本を頼みますよ !」
あなたの亡きお父様の生まれた県にして・・・!
携わった会社の創業の地、それが私の故郷です。

渋面の都知事の顔が小雨に浮ぶ、
目をしばたたかせて、にやりと笑った。

「そう云うお前さんは、何者だい ?」
知事との問答のひとくだり・・・?
「伊予松平藩は坂の上の雲でございます !」

「おう! 秋山兄弟だね、それに子規さんも居るね、
今度、中村知事をお訪ねしよう !」

「知事、道後の湯だけでは駄目ですよ・・・?」
・・・・・(ゆうだけでは)
「勿論さ~ね、カラクリ時計の足湯にも行くよ。」

「待っていますよ !」 下から都庁を見上げて
私は、知事の幻に念を押した。

私の大好きな石原東京都知事、せめて私の一人芝居、
愛媛は内子座で、勘三郎さんと共演といくかいね。・・・。。。

                                合掌


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