杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

陽射しを浴びて

2012年08月16日 | 日記
陽射しの中で

今日も家族でお墓参りに出かけた。

お盆は先祖が我が家に帰る日、
しかし、迎える準備の出来なかった
家庭には帰ることが出来ない。

そのまま、あの世で、お墓に留まって
いらっしゃるのではないかと思って
出向いたのである。

近年、日本人の先祖に対する考え方、
しきたり等への無関心は甚だしい。

墓地は、数組の参拝客で賑わっていた、
ちょうど私達の下の家族が見えられた、
母親と息子夫婦、そして孫が仲良く
談笑しながらお墓に線香を手向けていた。

亡きお父さんに会いに来られたようで
ある、
頃合を見て声をお掛けした、
息子さんの返事が清々しい、
躾の良さが偲ばれて気持ちが良い。

芦原会館初代館長のお墓は綺麗に磨かれて
沢山の花が生き生きと厳かに飾られていた。

右下の壮年のお方に声をお掛けした、
誠実なご返事が返ってきた、
もしかして、私の知り合いの親族ではと
思わせる程のお名前とお顔であった。

陽射しのわりに頬に触れる風がさわやかで
秋の気配を少し忍ばせていた。

帰りは安売り店舗に寄って買い物をした、
時代は、過去から未来へと進んでいる、
ともすれば置いていかれそうな時代の流れ
世代交代のカウントダウンが始まっている。

道行く人と車両に目をやりながら、
過去と未来を交互に思っていた。 ・・・。。。

                       合掌




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