杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

会議は踊る

2012年11月29日 | 日記
緊急に大事な相談が有ってある女性と
昼間のデ-トと相成った。

秘密事項を要する為、子細は省かせて頂く。
もったいぶる訳ではないが、
それにしてもデ-トとは、ちと大げさな?

その喫茶店は、銀行マンの多く集まる店、
見事にネクタイを締めた紳士が揃っている。

その一角で、目当ての女史に質問である、
野暮は野暮であるな ??
真剣な討議が行なわれ、指摘、指導を胸に
収めて午後の会議に臨んだ。

喧々諤々の議論が待っていた、
外は寒気で震えるというのに室内は人の熱気で
頬まで紅潮した。

血液の巡回が沸騰点に達しようかという有様、
久しぶりの高揚感は、健康にいいんじゃない?

私は、論争の中にも、ひとりほくそ笑んで
心地良い雰囲気に酔っていた。

たまには、声を張り上げるのもいい !
しかし、損な性分ではある ?

他人様が興奮していても、私はとことん合わせる
激高型ではない、
相対していても周囲がよく見えて激しない !

我を忘れるほど興奮して
自分を見失う経験も良いと思うのだが、
常に醒めているから面白くない、だからこちらから
矛を収めることになる。

誠に以って、損な役割である。
会議は踊る、人は泣く、笑って泣いて又踊る、
会議だよ ?

小さな時には考えられなかった冷静さ ?
Uさんは、カッと気安い激高型人間と進言した
男がいるが、彼は私と言う人間の上面しか知らない。

カッと来る人間なら、当に行動を起こしている !
未だに辛抱して我慢するところに男の真価がある。

とにかく、少しは気合を見せたから血液循環は最高、
それにしても、我を忘れるほどの気骨のある人間は
いないという証しである。

内緒話 ?
Uさん、不満を漏らしていましたよ ?
事前に情報入手していたから、程度は期待していたが
期待はずれであった。

まあ、季節外れのつむじ風 ・・・ ?
由とするかいな ?

夜風に吹かれて土手に出た、
「お前と言う奴は ! 虫も食わぬの ・・・!」

寒空に瞬く星がウインクした、
「良いってことよ?ひとりぐらい馬鹿がいていい!」
「それでこそ、男一代 !」 

近くに止めた車から浪花節が流れてきた。

森の石松 金比羅代参、丁度 時間と為りました。 ・・・。。。

                                 合掌


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 思案投げ首 | トップ | 故郷への道 »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事