菜の花畑にオマ～ジュ

私の家から自転車で２～３分の所に坊ちゃん劇場がある。

先日、一段落した午後のひと時を見計らって・・・
一段下がった南側に広がる菜の花畑を見に行った。

数名の家族連れが散策中で小さい子供連れのお母さんが、
カメラのシャッタ－を押し続けていた。

東温市見奈良にアウトレット等の娯楽施設が開業されて・・・
其の南側に坊ちゃん劇場が開設されて人気を博している。

劇場と南に東西に走る四国縦貫自動車道（高速道路）の間の
農地を利用して菜の花畑が広がっている。
この季節になると近隣は勿論だが遠く高速道路を利用して
見学に見える人たちで賑わう。

今日も、何組か恋人同士、夫婦連れ、家族連れが、
それぞれ楽しげに語らいながら歩いていた。

私は、通ることはあっても、菜の花を見るために来たことは無い。
しかし、こうして黄色のオブジェを眺めてみると・・・
日頃のストレスがすっと消えてゆくような爽快感を味わっていた。
（たまには、良いものだな・・・！）　何枚か写真を撮った。

・・・・・・・・・・

友の葬式が終わって、違反者講習も終わった・・・
気疲れと、季節はずれの風邪の症状に違和感を覚えながらも、
一息ついたところである・・・。

降り続く雨と再びぶり返した寒さに・・・
我が家のワンちゃんたちが、うんざりと手持ちぶさたである。
電源を切ったコタツに、暖かい湯たんぽを入れて、
「仲良く留守番するんだヨ ！」公平に彼女達に声を掛ける・・・
私は、人間と同じに語りかける・・・
湯たんぽに寄り添って目を細めながらうっとりと聞いていた。

ある書類をお客さんへ届けるため家を出た。
ご主人が風邪を引いて熱があるようなので早々に引き上げた。

Ｏ先生の協力の元仕上げて完了した仕事の報告とお礼のため、
会社社長を表敬訪問した。
事務員さんがにこやかに迎えてくださった。

社長は、来客との商談中で途中席を外して出てこられた。
早速、新規事業の交渉に臨んでおられたようである。
多忙な社長に無用な時間を取らせるわけにはいかないので、
再度出直すことを伝えて失礼した。
「儲けてくださいよ・・・」　私は、心の中で念じた。

午後２時、ようやく昼食を摂ることが出来た。
大切なお客さんをお訪ねする時間が迫っていた。

久しぶりにお会いする其の方は、にこやかな笑みを見せて
迎えてくださった。
膝の上に座る愛犬が、ふたりの語らいを静かに聴いていた。
「いい子だね・・・！」　
リハビリを兼ねた温泉治療の時間が迫っていたので辞退した。

午前中の雨が、どうやら止んで雨雲の間にちらっと青空が
顔を見せていた。
（やはり、空は青空でなくっちゃいけないネ・・・）
湿っぽい空間に、ぽっと幸せが現れたようで心が和んだ。
（すこし、疲れたかな　！？）

５時少し前、自宅に帰った・・・
いつも迎えてくれるワンちゃん達が居ない　？
やがて、元気よく散歩から帰ってきた・・・
「お帰り　！　散歩　？　楽しかったかい　！？」
しっぽを思い切り振って、喜びを身体全体でぶつけて来た。

（今度、菜の花畑へ連れて行ってあげるよ　！？）

隣のＭＭちゃんが、「ワン ！ワン ！」　と私に声を掛けて
散歩から帰ってきた・・・。

僕んちの隣近所はみんな仲良し「今日も良い日だったね」・・・。。。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌



朧月夜(唱歌)