Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

白昼堂々、稲沢に現れた「スーパーレールカーゴ」

2005-07-20 00:07:10 | 鉄道(JR)
この写真を撮ったのは「スーパーレールカーゴ」が営業を開始する前、2003年11月16日。 実車は2002年10月に登場しているが、報道規制が敷かれていたのだろうか、鉄道雑誌にもほとんど紹介されていなかった(「鉄道ファン」では2003年4月号の新車速報で初登場、8月号に新車ガイドが掲載)。 このため、鉄道雑誌等で表に出る以前は勿論、公表後も、この車両の動向を知るにはインターネットの掲示板の目撃情報 . . . 本文を読む

桃花台線の資金繰りは果たして・・・?

2005-07-19 06:33:05 | 鉄道(地方・専用線など)
今年3月に「IMTS」を発展させた「磁気誘導式バス」への切り換えが最も望ましいという提言を受け、問題だらけの中存続を決めた桃花台線。 ただ、いくら存続が決まったからといって資金繰りが極めて苦しい状況には変わりはない。 そこで、愛知県は桃花台新交通(株)が保有している土地を売却する検討を始めた。 土地売却が上手く行けば、新システムまでの運営資金を捻出する事が出来るという。 「桃花台線:本社敷地2 . . . 本文を読む

書庫構築日記。(その6)~中は蒸し暑かった~

2005-07-18 20:35:24 | 
もう早いもので三連休も終わろうとしている。 やりたい事が出来た人、出来なかった人、いろいろだと思う。 自分はどうだったかというと、後者だろう。 この三連休で物置に搬入した書棚を全て組み立て、中に積み上げてある段ボールの中身をとにかく書棚に並べる(「とにかく」入れる、整理はまた後日)ことを目標に計画を立てていた。 まず土曜日。 先週購入した書棚4つのうち、残る2つの組み立てに午前10時頃から着手 . . . 本文を読む

新岐阜百貨店から封筒が届いた。

2005-07-18 09:15:21 | 古書
年内で閉店が決まった新岐阜百貨店。 先週末、その新岐阜百貨店から一通の封筒が届いた。 封筒を開けてみると、「第23回 新岐阜百貨店 古書の市」の目録が出てきた。 開催期間は7月28日から8月2日。 今回が新岐阜百貨店での最後の古書即売会になるのかなぁと思って目録を見てみると、その類の文言は出てこなかった。 そして、前回泣きを見た「来場者優先システム」も健在。 そうなると、予約してもあまり意味が . . . 本文を読む

コニカミノルタ 「αSweet DIGITAL」発表。

2005-07-17 05:19:10 | 日記
駅や撮影地で同業者を見かけると、段々デジタル一眼レフを使っている人が増えている。 自分はフィルム式の一眼レフを使用しているが、段々そうしたフィルム式一眼レフを手にしている人の割合が減っているようにも思う。 機材に対する考え方は人それぞれなので、一概に良し悪しを云々するつもりはないが、自分が使っているミノルタ(コニカミノルタ)がデジタル一眼をなかなか出してくれなかったので、デジタル一眼レフへの移行 . . . 本文を読む

大した事はないとタカをくくると・・・。

2005-07-16 21:32:52 | 古書
大体、誤算が生じる。 まぁ今回は嬉しい「誤算」だったのだが。 7月14日から20日までの日程で「第27回丸栄古書即売会」がスカイル8階丸栄大催事場で開催されている。 毎年この時期に開催されているが、昨年は目録が送られてきたにも関わらず、全く予約をしなかった。 結果、会場で掘り出し物探しに専念したが、品揃えが名古屋古書会館のそれと殆ど変わらなかった事にゲンナリしたことを覚えている。 では、一年が経 . . . 本文を読む

「愛・地球博」IMTS乗車記。(見学・撮影編)

2005-07-16 07:10:39 | 愛・地球博
一昨日、そして昨日と二回にわたってお送りしてきたこのシリーズも今日が最終回。 最終回となる今回は「長久手会場内を走るIMTSをどう見学・撮影するか」について触れてみたい。 まぁ、こんな「愛・地球博」の楽しみ方もあるんだと気軽に読んでくれれば幸いである。 まず、手軽な見学の手段として浮かび上がってくるのが「駅での見学・撮影」。 具体的には北ゲート駅、西ゲート駅及びEXPOドーム駅の3カ所が対象に . . . 本文を読む

豊橋の路面電車、世代交代いよいよ始まる。

2005-07-15 06:10:11 | 鉄道(路面電車)
現在、元名古屋市電の電車が主力となっている豊橋鉄道軌道線。 ここに3月一杯で廃止になった岐阜の路面電車が8両譲渡された話は既報のとおり。 これら8両は4月末~5月初旬にかけて豊橋鉄道赤岩口車庫に搬入され、整備・改造を行っていたが、このうち2両の運転開始日が明らかになった。 岐阜の路面電車は豊橋も含めて全国3カ所へ譲渡されているが、ここが一番早い稼働開始となる。 「来月2日、「豊橋市電」に部分(半 . . . 本文を読む

「愛・地球博」IMTS乗車記。(乗車編)

2005-07-15 04:50:01 | 愛・地球博
昨日に引き続いて「IMTS」を取り上げる。 前回は「IMTS」とは一体何かということを思いつくままに書いてきた。 今回は7月8日に「愛・地球博」へ行った際、長久手会場を南北に結ぶIMTSに乗車した時の記録を思いつくままに書き出してみることにしたい。 瀬戸会場から長久手会場に戻ってきたのは16時半頃。 長久手会場南方への移動を目的として「IMTS北ゲート駅」を目指す。 従来の新交通システムの駅 . . . 本文を読む

福井鉄道譲受車両デザインの第一印象。

2005-07-14 18:25:09 | 鉄道(地方・専用線など)
昨日の記事で、福井鉄道へ譲渡された元名古屋鉄道車の搬入時期とデザインが決まった旨について触れた。 しかし、デザインが未発表だった。 そのため、「実車を見るまで感想はお預け」と書くしかなかった。 今日、その車両デザインを見ることができた。 「路面に新顔 “福井の自然”福鉄導入の低床車両 デザイン決定」(日刊県民福井新聞、7/13) 注 昨日の記事が差し替えられた模様。 小さなデザイン画ではあるが . . . 本文を読む

「愛・地球博」IMTS乗車記。(導入編)

2005-07-14 00:29:05 | 愛・地球博
一昨日まで5回に分けて書いてきた「愛・地球博」訪問記。 二回目となる訪問の目的の一つに「IMTSの撮影・乗車」があった。 まず「IMTS」(Intelligent Multi-mode Transit System)とは何だろうか。 自分でも「IMTS」については「無人バスシステム」、「バスから進化した新交通システム」といった程度の認識しか持っていないことに気が付いた。 そこで、開発元のトヨタの . . . 本文を読む

福井鉄道への譲渡車、搬入時期と塗装が明らかに。

2005-07-13 07:27:30 | 鉄道(岐阜の路面電車と周辺情報)
福井鉄道が名古屋鉄道から購入する20両の路面電車。 その搬入時期や塗装が明らかになった。 「路面電車、新デザインに 福井鉄道、10月の国民文化祭でデビュー」(日刊県民福井、7/13) 記事の要旨は次のとおり。 ・二カ年で導入する路面電車の塗装は「雪の白と海の青、山の緑、野の黄緑をイメージ」。「福井の自然を感じてもらえれば」とのこと。 なお、この塗装は8月の福井鉄道設立60周年を記念して作成した . . . 本文を読む

国鉄時代の残滓がまた一つ・・・。

2005-07-13 06:11:05 | 鉄道(JR)
昔、「大船工場」と呼ばれていた車両工場があった。 横須賀線の電車をはじめとする車両の整備を中心に活動してきた。 JRになってお隣の大船電車区と統合されて「鎌倉総合車両センター」になったのは2000年。 しかし、「大船工場」という歴史ある名前が脳裏にこびりついて、結局新しい名前には馴染めなかった。 名前が変更された事で残るのかなぁと漠然と思っていたが、止まる所を知らない電車の進歩が国鉄時代から続く . . . 本文を読む

「愛・地球博」会場にて。(その5)

2005-07-12 06:04:05 | 愛・地球博
瀬戸会場の見物を終えて、長久手会場へ戻ることにした。 帰りは違う交通手段で行こうと市民パビリオンをエレベーターで3階へ上がる。 そこから隣接する「モリゾー・ゴンドラ」瀬戸駅へ移動する。 既に乗り場には長久手会場へ向かう人の列ができていた。 8人乗りのゴンドラに押し込められた。 勿論、ゴンドラは定員一杯だ。 ガタン、という音と共に空中へ送り出され、段々瀬戸会場が小さくなっていく。 ゴンドラには空 . . . 本文を読む

古書即売会の予約申込方法に思うこと。

2005-07-11 06:27:13 | 古書
我が家には毎月1冊以上、古書即売会の目録が届く。 今月も例外ではなく、14日から名古屋丸栄スカイルで開催される「丸栄古書即売会」と28日から京王百貨店新宿店で開催される「第55回 東西老舗大古書市」の目録が届いている。 以前書いた記事のコメントで古書即売会の目録入手方法に関する質問を受けたことがある。 自分としてはこの記事を古書即売会目録の入手方法を知っている前提で書いていたようで、目録の入手方 . . . 本文を読む