Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

常磐線103系にお別れを。

2006-04-10 06:51:47 | 鉄道(JR)
先週末、関東地方へ旅に出た。
目的は鹿島鉄道と常磐線103系の「さよなら」運転。
あと、これらに古書店巡りが加わる。

ただ、実際に常磐線103系を撮ろうと考えると、駅はもちろん沿線にも多くのファンがいることは容易に想像がつく。
撮影場所として自分が選んだのは馬橋駅。
ここなら103系などを撮った記憶もあるし、多少混んでいても何とかなるだろうと踏んだ。

馬橋に着いたのは10時前。
ホーム先端にはタイガーロープが張られ、駅員が警備についている。
もう既に物々しい雰囲気だ。
ホーム先端を見ると、結構な人だかりができている。

そんな中、207系が入線してきた。
慌ててカメラを向ける。

207系自体、約10年前に一度撮ったきりなので中途半端な位置でも撮れただけ有り難い。

時計が11時を回った。
聞き覚えのあるモーター音と共に、エメラルドグリーンの電車がやってきた。

対向列車に被られることもなく、一編成全て収めることができた。


そして、視界から消えていった。
正面の方向幕をよく見ると「常磐線」となっていた。
この表示を見るのも今回が最初で最後だろうと思う。

この日は3往復運転された「さよなら列車」。
後のスケジュールもあるので、1回目で失礼することにした。

これは余談だが、石岡から上野へ戻る帰り道、取手・北千住間の各駅を見るとカメラを構えたファンの数は本当に多かった。
ちょうど三往復目、最後の運転の時だった。
さよなら運転が走ったこの日、常磐線沿線の人出は本当に凄かった。

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