Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

今年の古書即売会は新宿からスタート。

2006-01-08 22:02:01 | 古書
昨日の記事で「鉄道関係では特に決まった予定がない」と書いた。
実の所、今回の上京は鉄道関係よりも「古書」の方に重点を置いてスケジュ-ルを組んだためだ。

早朝の横浜で「出雲」を撮った後、久しく京王線に乗っていない事を思い出して新宿へ。新宿・下高井戸を往復する形(下高井戸・松原間で世田谷線を撮ったり)で時間を潰して戻ってきた。
目指す目的地は京王新宿駅の直上にある。

その目的地、京王百貨店7階大催事場へ上がる。
そこには古書を収めた棚が広がる、垂涎の世界があった。
去年の夏にここを訪れた時はあっと言う間に財布がカラになった。
その位掘り出し物を見つける事が出来る場所だ。

という訳で場内を一周してみる。
メインで探している鉄道関係の本はあまり見つからない。
「鉄道ピクトリアル」や「鉄道ダイヤ情報」の新しめのバックナンバーは見つかるものの、既に持っている物を買う必要もない。
また、名古屋地区の古書店で買えそうな文庫本も対象から除く。
結局、三点程手にする。

そして、抽選を通った二点を受け取ろうとカウンターへ行くが、係員が鍵を持って何処かへ行ってしまったという事で暫く待つ。
今回の即売会は二点注文し、いずれも抽選を突破した。
一年の古書生活の滑り出しとしては上々だ。
今回は手で持って帰れる分量で落ち着いたので手荷物抱えて名古屋へ帰ることにした。

そして、新宿に来たついでに神保町に寄ろうと中央線に乗る。
御茶ノ水で電車を降り、徒歩で古書店街へ。
気になった本は昨年末訪れた時に買ってしまったので、今回は落ち穂拾いのような気分だ。
で、結局ここでも二点購入。

結構な量の荷物になったが、持って帰れる分量に落ち着いたのは本当に有り難かった。
東京からの帰り道、素直に列車を乗り継いで帰ろうとは考えておらず、途中で道草しようと考えていたから荷物は少なめにしたかった。
それでいて成果は欲しいと来ているから、何と矛盾した事を年始早々考えているのだろうと自分でも思う。

(即売会で買った本)
「鉄道100年 東北の蒸気機関車」盛岡鉄道管理局
「写真版 ロンドン→東京 5万キロ国産車ドライブ」土崎一 角川書店
※初代クラウン(トヨペットクラウン)をドライブしロンドンから東京までの旅の模様を綴った写真集。
「廣島-戦争と都市-」岩波写真文庫
「風の谷のナウシカ 全7巻」宮崎駿 徳間書店
「のーてんき通信」武田康廣 ワニブックス

(古書店で買った本)
「JARTS20周年記念 世界の鉄道1985」社団法人 海外鉄道技術協力協会
「遠州鉄道1000系 車両紹介パンフ」遠州鉄道

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