「読書の秋」という事だろうか、今週末は古書即売会が二つ重なる。
一つ目は新岐阜百貨店で3日から8日の日程で開催される「第7回 新岐阜百貨店 最後の古書の市」。
そしてもう一つが一昨日から3日間の日程で名古屋古書会館で開催される「オールデイズクラブ」。
両者を天秤にかけてみたが、新岐阜百貨店の方は初日に行けなかった時点で行く意義の大半は失われている。
逆に今回は「郷土史特集」を打ち出してきた「オールデイズクラブ」の方に行ってみたい。
という訳で、名古屋古書会館へいつも通り足を運んだ。
昨日、白川公園からそのまま歩いて鶴舞に着いた。
名古屋古書会館の近くまで来ると、頭上から聞き慣れぬ轟音が聞こえる。
一体何をやっているんだろう、と思っていると名古屋高速道路の高架橋の桁にこんな垂れ幕がかけられているのを見る。
なるほど、都心環状線は今月3日から8日の間、リフレッシュ工事で通行止め。
頭上から聞こえる音は、工事の音だろうと一人納得する。
歩道に立てられた幟を横目に名古屋古書会館に着いたのは開場時間10分前ぐらい。
シャッター前には20人以上の人が開場を待っていた。
開場前に来るのも久しぶりだが、こんなに多くの人が開場を待っているのを見るのも、また久しぶりだ。
10時ジャスト。会館のシャッターが上がる。
待っていた人の多くは入り口の均一コーナーに向かう。
自分はまぁ後で来ればいいかと思い、いつも通り二階の本会場への階段を上がる。
いつも通り会場内をぐるりと回ってみるが、期待していた郷土史関係はイマイチ。
しかし、開場直後で10人近い人が会場にいる。
少ない時は開場時でも片手以下という事を考えれば、この日はまぁ多い方か。
結局、本会場で買ったのは二冊。
今回行く即売会を絞り込んだのは、予算に余裕がなかった事も理由の一つになっているが、「欲しい本がない」という事態を喜んで良いのか、嘆けば良いのか判断に迷う所である。
精算を済ませて階段を下りる。
均一コーナーは相変わらずの活況を呈しており、本会場よりも多いくらいの人が本探しに夢中になっていた。
本会場とは逆に、ここの品揃えは一定しない。
行く度に変わる事が多い。
時間もあることだし、久しぶりに掘り出し物を探すか、と積み上げられた古本の山を崩し始める。
その山の中に80年代の古い時刻表が一冊百円で積み上げられているのを見つけた。
これは儲けたと思い、2冊買う。この他に比較用として2005年1月の時刻表も買ったから3冊買い込んだ事になる。
均一コーナーで買った本を精算し、これまたいつも通り、鶴舞から大須商店街を経由して伏見へ抜けるルートを歩く。
流石に電話帳並の大きさと重さを誇る時刻表三冊+その他は重い。
帰りも細々と買い込んだから荷物は重くなる一方。
これ以上時刻表を買ったら、紙袋の底が抜けるか、重さで動けなくなるか、どちらかだろう。よく三冊で堪えたと思う。
本当なら車で来て大量に買い込む所だが、均一コーナーの本は再び出てくるかもわからない。
だから巡り合わせは難しい。
名古屋古書会館での次回開催は今月18日から20日の「第31回 名古屋鯱展」。
さて、どうなることやら。
(即売会で買った本)
「SF映画の冒険」 石上三登志 新潮文庫
「大仏破壊 バーミアン遺跡はなぜ破壊されたのか」高木徹 文藝春秋
「国鉄監修 交通公社の時刻表 1980年3月号」日本交通公社
「国鉄監修 交通公社の時刻表 1985年3月号」日本交通公社
「JR時刻表 2005年1月号」 交通新聞社
「鉄道ダイヤ情報 1988年2月号」弘済出版社
「世界の翼'79」朝日新聞社
(古書店で買った本)
「十八の夏」光原百合 双葉文庫
一つ目は新岐阜百貨店で3日から8日の日程で開催される「第7回 新岐阜百貨店 最後の古書の市」。
そしてもう一つが一昨日から3日間の日程で名古屋古書会館で開催される「オールデイズクラブ」。
両者を天秤にかけてみたが、新岐阜百貨店の方は初日に行けなかった時点で行く意義の大半は失われている。
逆に今回は「郷土史特集」を打ち出してきた「オールデイズクラブ」の方に行ってみたい。
という訳で、名古屋古書会館へいつも通り足を運んだ。
昨日、白川公園からそのまま歩いて鶴舞に着いた。
名古屋古書会館の近くまで来ると、頭上から聞き慣れぬ轟音が聞こえる。
一体何をやっているんだろう、と思っていると名古屋高速道路の高架橋の桁にこんな垂れ幕がかけられているのを見る。
なるほど、都心環状線は今月3日から8日の間、リフレッシュ工事で通行止め。
頭上から聞こえる音は、工事の音だろうと一人納得する。
歩道に立てられた幟を横目に名古屋古書会館に着いたのは開場時間10分前ぐらい。
シャッター前には20人以上の人が開場を待っていた。
開場前に来るのも久しぶりだが、こんなに多くの人が開場を待っているのを見るのも、また久しぶりだ。
10時ジャスト。会館のシャッターが上がる。
待っていた人の多くは入り口の均一コーナーに向かう。
自分はまぁ後で来ればいいかと思い、いつも通り二階の本会場への階段を上がる。
いつも通り会場内をぐるりと回ってみるが、期待していた郷土史関係はイマイチ。
しかし、開場直後で10人近い人が会場にいる。
少ない時は開場時でも片手以下という事を考えれば、この日はまぁ多い方か。
結局、本会場で買ったのは二冊。
今回行く即売会を絞り込んだのは、予算に余裕がなかった事も理由の一つになっているが、「欲しい本がない」という事態を喜んで良いのか、嘆けば良いのか判断に迷う所である。
精算を済ませて階段を下りる。
均一コーナーは相変わらずの活況を呈しており、本会場よりも多いくらいの人が本探しに夢中になっていた。
本会場とは逆に、ここの品揃えは一定しない。
行く度に変わる事が多い。
時間もあることだし、久しぶりに掘り出し物を探すか、と積み上げられた古本の山を崩し始める。
その山の中に80年代の古い時刻表が一冊百円で積み上げられているのを見つけた。
これは儲けたと思い、2冊買う。この他に比較用として2005年1月の時刻表も買ったから3冊買い込んだ事になる。
均一コーナーで買った本を精算し、これまたいつも通り、鶴舞から大須商店街を経由して伏見へ抜けるルートを歩く。
流石に電話帳並の大きさと重さを誇る時刻表三冊+その他は重い。
帰りも細々と買い込んだから荷物は重くなる一方。
これ以上時刻表を買ったら、紙袋の底が抜けるか、重さで動けなくなるか、どちらかだろう。よく三冊で堪えたと思う。
本当なら車で来て大量に買い込む所だが、均一コーナーの本は再び出てくるかもわからない。
だから巡り合わせは難しい。
名古屋古書会館での次回開催は今月18日から20日の「第31回 名古屋鯱展」。
さて、どうなることやら。
(即売会で買った本)
「SF映画の冒険」 石上三登志 新潮文庫
「大仏破壊 バーミアン遺跡はなぜ破壊されたのか」高木徹 文藝春秋
「国鉄監修 交通公社の時刻表 1980年3月号」日本交通公社
「国鉄監修 交通公社の時刻表 1985年3月号」日本交通公社
「JR時刻表 2005年1月号」 交通新聞社
「鉄道ダイヤ情報 1988年2月号」弘済出版社
「世界の翼'79」朝日新聞社
(古書店で買った本)
「十八の夏」光原百合 双葉文庫