岐阜から路面電車が消えて一週間。
旧名鉄揖斐線・美濃町線沿線の高校・高専が昨日から新学期を迎えた。
自分の中では新学期は4月1日から始まるという観念が出来上がっているので、8日が新学期初日と聞いて奇妙な印象を受けた。
それはさておき。
1日から運転を開始している代替バスは最初の正念場を迎える。
新学期が始まったことで主な利用者である通学生のバス利用が本格化する。
現場で混乱は生じなかったのだろうか。
新学期初日となった8日の状況はどうだったかというと・・・?
結論から言えば混乱はさほどなかった。
詳しくはこちらを見て貰うとして、朝の通学時間帯は臨時バスを出して対応したため大きな混乱や混雑は見られなかった。
ただ、気になるのは「バスの方が運賃が高い」、「10分ほど早く家を出なければならなくなった」という意見が見られる点。
前者については通学生の通学費を負担する親の経済的負担が増したことを意味しているし、実際これを嫌って自家用車による送迎や自転車通学に切り替えた人もいる。
そして、その数は少なくないという。
後者は、便数が電車時代から少なくなったことが大きな要因ではないかと思う。
電車時代よりバス時代の方が待ち時間が増し、行動の自由度が少なくなったことによる感想だろう。
また、朝の通学時間帯のバスの手当はできているが、下校時のバスがないといった問題もある。
これについては、各校は実態調査の上、岐阜バスに申し入れを行うことを検討しているという。また、旧揖斐線などの沿線市町は15日に対策協議会を開き、問題点などについて岐阜バスと話し合うとのことである。
とりあえず新学期初日は順調な滑り出しを見せたが、今後電車時代より高いバス運賃を敬遠した利用者が減少する可能性に関する危惧は残る。
実際、鉄道路線をバス転換した結果、公共交通機関の利用者が減少した事例は、全国に多数ある。
しかも、少子化の進展によりバスを利用する学生の数は減る。
その問題に対する回答はこれから検討していく、ということだろうか。
その検討結果が遅きに失したものにならないよう、使いやすいバスであって欲しいと思う。
旧名鉄揖斐線・美濃町線沿線の高校・高専が昨日から新学期を迎えた。
自分の中では新学期は4月1日から始まるという観念が出来上がっているので、8日が新学期初日と聞いて奇妙な印象を受けた。
それはさておき。
1日から運転を開始している代替バスは最初の正念場を迎える。
新学期が始まったことで主な利用者である通学生のバス利用が本格化する。
現場で混乱は生じなかったのだろうか。
新学期初日となった8日の状況はどうだったかというと・・・?
結論から言えば混乱はさほどなかった。
詳しくはこちらを見て貰うとして、朝の通学時間帯は臨時バスを出して対応したため大きな混乱や混雑は見られなかった。
ただ、気になるのは「バスの方が運賃が高い」、「10分ほど早く家を出なければならなくなった」という意見が見られる点。
前者については通学生の通学費を負担する親の経済的負担が増したことを意味しているし、実際これを嫌って自家用車による送迎や自転車通学に切り替えた人もいる。
そして、その数は少なくないという。
後者は、便数が電車時代から少なくなったことが大きな要因ではないかと思う。
電車時代よりバス時代の方が待ち時間が増し、行動の自由度が少なくなったことによる感想だろう。
また、朝の通学時間帯のバスの手当はできているが、下校時のバスがないといった問題もある。
これについては、各校は実態調査の上、岐阜バスに申し入れを行うことを検討しているという。また、旧揖斐線などの沿線市町は15日に対策協議会を開き、問題点などについて岐阜バスと話し合うとのことである。
とりあえず新学期初日は順調な滑り出しを見せたが、今後電車時代より高いバス運賃を敬遠した利用者が減少する可能性に関する危惧は残る。
実際、鉄道路線をバス転換した結果、公共交通機関の利用者が減少した事例は、全国に多数ある。
しかも、少子化の進展によりバスを利用する学生の数は減る。
その問題に対する回答はこれから検討していく、ということだろうか。
その検討結果が遅きに失したものにならないよう、使いやすいバスであって欲しいと思う。