両界山横蔵寺からの帰り道。
樽見鉄道本巣駅までの途中に、自分にとってどうしても外せない場所がある。
そう、2001年9月に廃止された名鉄谷汲線の終点、谷汲駅。
廃止前に建て替えられた駅舎は昆虫館を併設している。
そのためか廃止後も現役時代ままの姿を止めている。
今年に入り、岐阜の路面電車全廃で一生を終えた510形が搬入され、一面二線のホームは車両で満たされる格好になっているのが昨年来た時と異なる。
惜しむらくは750形と510形を覆う屋根のデザインが少々異なる点。
長期間の保存を目指すのであればデザインだけではなく構造も統一しておいた方が後々得ではないかと素人考えで思ってしまう。
510形の屋根の柱の根っこには「岐阜県の補助金で設置された」というプレートが掲げられていた。
最初に搬入されたモ755を見る。
正面の行き先表示は前後で違う物が入っていた。
まずは谷汲方。
いつもなら「ワンマンカー」の表示が入る長方形のスペースには「第18回もみじまつり」が入っている。
次いで黒野方。
「黒野」という駅名は路面電車と運命を共にし、既に存在しない。
しかし、あえてこう書く。
こちらは行先板が「ハイキングながせ号」と愛称入りに変わっていた。
二枚の板だけが紅葉をPRしていた。
今度は車内に入ってみる。
中には誰もいない。
木の床板の香りが漂ってくる。
現役時代、何度も座った座席に座ってみるが、動かない電車というのは味気ないものだと改めて思う。
空を見上げると曇り。
穏やかな駅構内だった。
樽見鉄道本巣駅までの途中に、自分にとってどうしても外せない場所がある。
そう、2001年9月に廃止された名鉄谷汲線の終点、谷汲駅。
廃止前に建て替えられた駅舎は昆虫館を併設している。
そのためか廃止後も現役時代ままの姿を止めている。
今年に入り、岐阜の路面電車全廃で一生を終えた510形が搬入され、一面二線のホームは車両で満たされる格好になっているのが昨年来た時と異なる。
惜しむらくは750形と510形を覆う屋根のデザインが少々異なる点。
長期間の保存を目指すのであればデザインだけではなく構造も統一しておいた方が後々得ではないかと素人考えで思ってしまう。
510形の屋根の柱の根っこには「岐阜県の補助金で設置された」というプレートが掲げられていた。
最初に搬入されたモ755を見る。
正面の行き先表示は前後で違う物が入っていた。
まずは谷汲方。
いつもなら「ワンマンカー」の表示が入る長方形のスペースには「第18回もみじまつり」が入っている。
次いで黒野方。
「黒野」という駅名は路面電車と運命を共にし、既に存在しない。
しかし、あえてこう書く。
こちらは行先板が「ハイキングながせ号」と愛称入りに変わっていた。
二枚の板だけが紅葉をPRしていた。
今度は車内に入ってみる。
中には誰もいない。
木の床板の香りが漂ってくる。
現役時代、何度も座った座席に座ってみるが、動かない電車というのは味気ないものだと改めて思う。
空を見上げると曇り。
穏やかな駅構内だった。
はじめまして
久しぶりに谷汲駅の画像を見ました。
5月に私が訪問した時は510形は、750形の前に屋根なしで置いてあったのに屋根が付いたのですね。
よかった!
所で、金公園の510形の保存状態は悪いんですよね、ガラスは割れていました。
管理人さん訪問してみればわかりますよ!