初めて降り立つ終着駅。
話には聞いていたが、ここまで鄙びているとは思わなかった。
一面二線のホーム。
その片面には運用がない8000形が留置されている。
従って、7000形との並びが見られることになる。
車庫のある岳南富士岡駅の構内が手狭なことから、こうした措置が取られているのだろう。
線路の終端部を撮る。
住宅地に阻まれる形で線路は途切れていた。
10年前の書籍を紐解くと、この辺りは水田だったらしい。
水田の中にあった終着駅は、今や住宅地の中にある。
構内の見学に続いて駅舎を見る。
終着駅、しかも終着駅の駅舎としては手入れが行き届いている。
旧字の「駅」の表記が渋い。
ホームから駅舎を見る。
こちらの「駅」は常用漢字を用いているが、何故にホームに向かって駅名を表示しているのか、理由が今ひとつわからない。
それと、もう一つ不思議なことがあった。
この駅には駅名標がなかった。
岳南鉄道の各駅に駅名標がないというのであれば、「会社の方針」として納得するものの、この駅に限ってなかった。
背後を走る東海道新幹線の高架と、鄙びた駅。
その落差が興味をかき立てる、面白い駅だった。
話には聞いていたが、ここまで鄙びているとは思わなかった。
一面二線のホーム。
その片面には運用がない8000形が留置されている。
従って、7000形との並びが見られることになる。
車庫のある岳南富士岡駅の構内が手狭なことから、こうした措置が取られているのだろう。
線路の終端部を撮る。
住宅地に阻まれる形で線路は途切れていた。
10年前の書籍を紐解くと、この辺りは水田だったらしい。
水田の中にあった終着駅は、今や住宅地の中にある。
構内の見学に続いて駅舎を見る。
終着駅、しかも終着駅の駅舎としては手入れが行き届いている。
旧字の「駅」の表記が渋い。
ホームから駅舎を見る。
こちらの「駅」は常用漢字を用いているが、何故にホームに向かって駅名を表示しているのか、理由が今ひとつわからない。
それと、もう一つ不思議なことがあった。
この駅には駅名標がなかった。
岳南鉄道の各駅に駅名標がないというのであれば、「会社の方針」として納得するものの、この駅に限ってなかった。
背後を走る東海道新幹線の高架と、鄙びた駅。
その落差が興味をかき立てる、面白い駅だった。