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STEP WORLD LL日進駅前教室

ステップワールド英語スクール LL日進駅前教室:講師のブログ

幼&小&中&高クラスでの学習

2024-01-04 00:00:39 | 英語教室

「楽しい」から「力がつく」

 「楽しく学習する=力がつかない」vs.「厳しく学習する=力がつく」

 これらは相反するものではありません。

 「楽しい」から“やる気”が出て「力がつく」のです

 

 幼児&小1-2年 

 歌やゲームを多く取り入れて、楽しく英語を学習します。

 幼児や低学年から英語を始める最大のメリットは、単語を沢山覚えたということではなく音声面(リスニングや特に発音)です。左脳を使って読んだり書いたりする学習は、中学年(小3)以降に英語学習を開始した皆さんでも、教室でしっかりと学習していれば追い付いて行きますが、音声面で追い付くことは容易ではありません。

 文字については、アルファベットは学習しますが、単語や文の読み書きは、小3以上のクラスほどは学習しません。しかし、低学年クラスで学習する単語や表現は、英検ジュニアや英検5級の基礎になります。

 英検目標について

低学年で英検合格は目指していませんので、ご安心下さい。

合格&不合格のない英検Jr.[英検ジュニア]の受験を勧めています。

まずは、楽しく学習して、英語を好きになってくれることを目指しています。

 

 小3-6年

 小3(小2)~小6が対象のPrimaryクラスでは、幼児や低学年(小1~2)クラスとは異なり、右脳教育から徐々に左脳教育へ移行して行きます。8歳位がその転換期です。つまり、音声面は重視しつつ、低学年よりも文字指導が増えて、中学英語への橋渡しの役割も果たしています。LL教室(STEP WORLD)教室の特徴が色濃く表れているコースです。

 低学年と同様に、「聞く」「話す」という音声面を重視していることには変わりませんが、「読む」「書く」という文字面の練習もバランスをとって行います。文法については、“文法学習”という形では指導していませんが、テキストは文法的な体系に並んでいます。テキストに沿って学習していれば、文法を意識せずに文法の基礎は身に付いて行きます。(文法用語は指導しません。)

 「楽しい」と「力がつく」は両立します。「楽しいから実力が付く」のです。「楽しいから実力が付く」のです。

 英検目標について

小5までに入学の場合→最低5級

小4までに入学の場合→4級3級の可能性もあり)。

小3までに入学の場合→4級3級の可能性は小4入学よりも高い)。

LL日進駅前教室の生徒さん達は、小学校の英語授業でも自信をもって取り組んでいます。そして、教室では、お子様が英語をさらに好きになり、その結果、実力を付けてくれるような質の高い指導を目指します。

 

 中学生&高校生  

 小学生クラス以上に、英語活動の基礎を培う「4技能」を育成し、これからさらに大切になってくる「発信力」を養います。

 もしも、「学校のテストでは“書く”ことや“文法”が大切だ」と言って、それらの勉強ばかり行っていたとしたら、それは大きな間違いです。教室で学習しているように、音声面を大切にした方が、「読む・書く・文法」の力も身に付きます。

 まともに読むことが出来ないのに、書く練習ばかりしても効果は薄いです。また、英文が頭に入っていないのに、文法の理屈ばかり覚えても、その理屈は役に立ちません。

 確かに、書く練習や文法の勉強を沢山やっていると、“勉強をやっている!”というある種の満足感を得ることが出来るかもしれません。しかし、「書く練習」や「文法」と共に、とにかくCDを何度も聞いて音読をして、英語を頭に入れてしまうべきです。

 なお、「大学入試共通テスト」では、リーディングが100点、リスニングが100点です。文法問題はありません。教室が力を入れていることで、教室が行っている学習が非常に役立ちます。

 

 入試にも将来にも役に立つ英語力育成

 英語学習は、音楽やスポーツと似たところがあります。理論を知っているだけ(勉強だけ)では出来るようになりません。多くの練習が必要です。

 そのように学習していけば、高校入試のみならず、4技能化が加速している大学入試にも非常に有効です。そして、“将来にも役に立つ英語力”も身に付きます。

 英検目標について

中1までに→4級、出来れば3級

中2までに→3級、出来れば準2級

中3までに→最低3級、目標は準2級2級の可能性もあり。

高2までに→2級

高3までに→最低2級準1級も視野に入れよう

 

(水野克哉)

 

 


音声学習は大切です!

2023-12-29 02:39:39 | 英語教室

 伸び悩む原因

 中学生以上の保護者様から、「成績が伸び悩んでいる」という声を伺うことがあります。その原因は様々ですが、多くの皆さんに共通していることがあります。

 それは、「CD学習(音声学習)が足りない」ということです。

 教室では、毎週、CD学習記録表をチェックして、壁にシールを貼っていますが、必ずしも毎回貼ることが出来ていない生徒さん達の成績は、確かに伸び悩んでいる場合が多いです。逆に、CD学習(音声学習)をしっかり続けていて、毎回シールを貼ることが出来ている生徒さん達は、良い成績を保っている場合が多いです。

 CD学習(音声学習)の効果は明らかです。そこで、改めてCD学習の方法についてお伝えします。

 


CD学習は大切です!

 

毎日5~10分でもよいので、CD学習を続けましょう

工夫をすれば、「時間がなくて聞くことが出来ない」というのはありません

 

 沢山の練習が必要です

 

   英語は勉強だけでは出来るようにはなりません。

 スポーツや楽器演奏と同じで、練習が必要です。

 練習するためには、CD学習は不可欠です

 しかし、大切だと分かっていても、なかなか続かない・・・ そんな皆さんはいますか?

 「書く」作業や「問題を解く」ことを沢山やっていると、「勉強をやっている感」が強いかもしれません。一方、CD学習は、「勉強をやっている感」が少ないかもしれません。

 そこで、忙しいとCD学習は後回しになってしまうかもしれません。

 それはいけません小学生・中学生はもちろんのこと、高校生になったら、なおさらCD学習を続けて下さい

 なお、ここではCDということばを使っていますが、その他の方法(MP3など)も含みます。

 

続けるためのコツ

 

「がんばる!」という“根性論”だけでは、長続きしません

「歯磨き」と似たところがあります

 工夫をすれば、「時間がなくて聞くことが出来ない」というのはありません

 

楽(らく)をすること=面倒な作業は長続きしない

 

 歯磨きをするのに、「がんばって」はいないですよね CDを聞くたびにCDプレイヤーをどこかから持ってくる、CDプレイヤーの使い方が子供には難しいなど、毎回いちいち面倒な作業をしなければならないような場合は、CD学習が長続きしません。(歯磨きをするのは、洗面所に行けばすぐに出来るようになっていますね?)

 つまり、英語学習に直接関係のある部分以外は、楽をするように工夫をすると良いです。

 そして、お子様でも簡単に使うことの出来るCDプレイヤーがあれば理想です。さらに、CDのコピーをとって、車の中やCDプレイヤーなどの中に入れっぱなしにしておくなど無理をせずに簡単に続けられるように工夫をすると良いです。

じぶんでCDプレイヤーをつかうことができるようにしましょう

 

習慣づけること=歯磨きの時間は決まっている

 

 毎日同じ時間に聞くことが続けるコツです。必ずしも毎日テキストを見ながら、そして机の前に座って聞く必要はありません。体は動かしていても「頭はあまり使っていない時」「耳が空いている時」に聞けばよいのです。 例えば、お家の人に車に乗せてもらっている時、服を着替えている時など・・・。こんな時に聞けば、毎日、しかも日によっては30分でも1時間でも聞くことが出来るのではないでしょうか?

 実際、机の前でないと英語を聞くことが出来ないようであれば、使える英語は身に付かないと思います。外国の人と英語を「使う」(話す・聞く)のは、食事をしている時、歩いている時、一緒に仕事をしている時、スポーツをしている時などのはずです。

ただし、他の科目の勉強中はダメですよまた、本やマンガを読みながらというのもいけません。

あくまでも、体は動かしていても、頭は使っていない時(言葉の脳みそを使っていない時)です

 

P1クラス(小3)以上は、週に何回かは落ち着いてテキストを開いて言っているところに指をさして、声を出しながら聞く(音読する)と効果的です。(意識を英語だけに集中して練習することは、もちろん大切です。)

 ごはんを食べながらの音読練はダメですよ

 

  音読&リスニングで大切なこと

 

 カタカナ読みでダラダラと音読していてはいけません。

 

 CDなどの正しい発音(個々音・強弱・リズム)の真似をするように練習して下さい。スピードも遅くならないように、出来るだけモデル音声を真似することが大切です。

 

文の意味を考えて(イメージして)音読して下さい。

 

 意味も分からずに音読しても効果は薄いです。但し、日本語に訳しながら読んではいけません。日本語なしで英語が英語として、頭に文の内容がイメージとして入ってくるように訓練をして下さい。

 

音読&リスニングの方法

 

リピーティング

・・・CDなどのモデル音声を真似しながら繰り返す(リピート:Repeat)練習方法

 

オーバーラッピング

・・・文字を見ながら、CDなどのモデル音声に合わせて(かぶせて:overlap)声を出す練習方法

 

シャドーイング

・・・文字を見ないで流れてくるモデル音声を聞きながら、少し遅れて(0.5秒程度)影(shadow)のように後に付いて、その音声を真似しながら声に出していく練習方法

 

1人で音読

・・・上記の練習をしっかり行った上で、モデル音声無しに、1人でも読む練習もしましょう。そして、何分何秒で読むことが出来たか、時間を記録しておいても良いです。

 

Read&Look Up

・・・これも昔からある定番的な練習方法です。1文ずつ(or複数の文or1つのかたまりごとに)文字を見て読んで、その後、Look Up、つまり上を向いて(視線を文字から離して)その同じ文を言う(つまり暗唱する)ようにします。

 

Read&Look Up and Write

 Read&Look Upの後に、文字を見ずにWrite、つまり書いてみると、書く練習にもなります。但し、書くスピードは個人差が大きいので、自宅での自主トレで行って下さい。

 

補足

 

P1クラス使用のテキストとワーク:NPAU

 小3~6の初歩レベルの生徒さんたちが使用するテキストとワークは、電子書籍化されています。教材セットにQRコードが同封されていますので、無料でダウンロードすることが出来ます。

 従来通りCDも配付していますので、CD学習も続けて下さい。

 

P2&P3/P4のテキスト&ワーク:NPBU&NPCU

 P1を終了したP2&P3/4クラスで使用しているテキストとワークは、CDに入っている音声を無料でダウンロードして、スマートフォンやタブレットなどで聞くことが出来ます。

 従来通りCDも配付していますので、CD学習も続けて下さい。

 

皆さん

 

 CDを聞いて、徹底的に音読することは、リスニング力を伸ばすには効果的です。そのように学習していると、話す力や読む力(読解力)も伸ばすことも出来ます。

 楽しみながら毎日、楽しみながら毎日、コツコツとCD学習を続けて下さいね

 

(水野克哉)

 

<追伸>
関連事項は以下をクリック

「その学習方法で大丈夫ですか?」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/82508e2d9187658de94c4cd8d6806fea

 


英検のリニューアル

2023-11-23 02:36:39 | 英語教室

 公益財団法人 日本英語検定協会のホームページによると、2024年と2025年に、英検は以下の2つの点で変更されます。

 

ライティング問題数が増加

 2024年度から、(3級以上)ライティングの問題数が1題から2題に増加します。

 具体的には、1級・準1級・2級では既存の意見論述問題に加えて、「要約問題」が1題追加されます。準2級・3級では、既存の意見論述問題に加えて、「Eメール問題」が追加されます。

 それに伴い、準2級以上は、語彙問題・長文問題の設問数が削減されます。そして、準2級・3級は、筆記試験の時間が延長されます。

 

新設級の導入

 2025年度から、準2級と2級の間に、新たな級が新設されます。

 この級の導入により、準2級と2級の難易度のギャップを埋め、学習者に身近な目標を提供することが目標です。

 

英検リニューアルの詳細は、後日お知らせします。

 

(水野克哉)

 

 


英検のためにやっておくこと

2023-11-13 01:23:39 | 英語教室

基本を大切に!

日頃の学習

 日頃の学習(いつものテキスト&CDなどを使用した学習)をしっかりと行っている皆さんは、いきなり英検の過去問題に取り組んでも、合格基準点に達しています。

内容が大切

 既に合格している級の(初めて取り組む)問題を何度やっても90%以上、リスニングならば満点を連発する位にしましょう。(そのため、合格しても同じ級を2度~3度と受けることをお勧めしています。)

 英検の合格は、内容が大切です。単に合格すれば良いのではありません。合格してもすぐに上の級を受けるのではなく、「急がば回れ」です。そうすれば、次の級に繋がります。

初めて英検(=5級)を受験する場合は、まず日頃の学習を大切にしましょう

 

 これらも取り組みましょう!

  これらも取り組めば、さらに確実になります。

 過去問題集

  過去問題集(旺文社版)も取り組んだ方が良いです。リスニング試験のためには、CDを入手したり、音声をネットでダウンロードして、繰り返し聞いて、英文を覚えてしまいましょう。(学習方法は、教室で指導しています。)

「英検5/4/3/準2&2級を受けよう!」プリント

  LL日進駅前教室オリジナルプリントです。授業でも繰り返し口頭練習をしていますが、自分でもおさらいをして完全に暗記して下さい。(中学生の場合、準2&2級は難しいので、☆印を特に学習して下さい。)

L日進駅前教室の英検ライティング個別添削

  ライティング試験は、合否に大きく影響します。良くも悪くもとても大きいです。3級以上を受験する場合は、教室独自で実施している添削指導を受けて下さい。

LL日進駅前教室の英検講習

 英検講習を受講することによって、飛躍的に英語力が伸びる訳ではありません。繰り返し伝えているように、大切なのは、日頃の学習(いつものテキスト&ワークやCD学習など)です。しかし、過去問に取り組みますので、英検の型式に慣れるという意味において、効果的です。

LL日進駅前教室の面接試験対策 個別練習

 通常の授業でも、英検面接試験を想定した練習を行います。しかし、それはクラス全員で行うものなので、一対一の本番とは少し異なります。そこで、授業時間外に、希望者には、本番を想定したシミュレーションを一次試験合格者を対象に行います。

英検の単語&熟語集

余裕があれば、英検の単語&熟語集(“でる順”が良い)をしっかりと学習することが出来れば理想です。可能ならば取り組んで下さい。

 5・4・3級の場合、小学生のP2クラス以上で使用している「英単語マスター1800」を持っている人は、余裕があれば、一番後ろの方に掲載されている英検の熟語のところを学習しておきましょう。

 

 やることを絞りましょう!

  上記以外にも、様々な教材が発売されています。しかし、英語以外の科目や普段の英語学習(これが大切)があり、そんなに沢山こなすことが出来るのでしょうか?

 自分の様々な条件を考えて、無理のないようにやることを絞って、繰り返しおさらいをして、確実に学習を進めて下さい。

 

(水野克哉)

 

<追伸>
関連事項は以下をクリック

 

「英検ライティングテストの対策」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/3a51a3f9ee40cbf3898b648932a8e858

 

「英検面接試験の対策」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/ae675e453687829e1d16be0228267707

 

 


その学習方法で大丈夫ですか?

2023-10-10 00:00:39 | 英語教室

「勉強をやっているのに、なかなか出来るようにならない・・・。」---こう思っている皆さんはいますか?

以下の点について、謙虚に自分自身を見直してみましょう。

 

 ”正しい方法”で音声学習を続けているでしょうか?

 自宅でもCD学習(or各種デジタル音源の学習)をしっかりと行った方が良いです。そして、沢山の「音読」をして、本文や例文を覚えてしまうことが大切です。

 優先順位の1番として、学校の教科書、2番目として、教室のテキストです。時期によっては、英検のリスニングやスピーチコンテストのモデルも聞いて下さい。

 音読の際、自己流の読み方は絶対にしないで下さい。モデル音声の「もの真似」をして下さい。

 

「書く」「文法」の学習も行っているでしょうか?

 「聞くだけで出来るようになる」ということはあり得ません。

 音声学習は大切ですが、特に中学生や高校生の場合、「音声学習」だけでは、出来るようになるはずがありません。「音読」をしっかりと行って、今度はそれを「書く」ことが出来るようにすることが大切です。

 「文法」も必要です。ワークブックや教室オリジナルプリントの文法の例文は、何度も音読をして覚えてしまいましょう。それに、文法の理論を付け加えるのです。例文が頭に入っていなければ、文法の理屈は役に立ちません。

 

「自分は出来ない」と思ってはいないでしょうか?

 「自分には出来ない」と思うだけで、自分の頭(脳)にブレーキをかけてしまいます。

 大切なのは、きっと「自分は出来る」と信じてやり続けることです

 

「能率の良い方法」で行っているでしょうか?

 しっかりと時間をかけて、一生懸命にやっていても、非常に能率の悪い方法で行っている場合があります。

 例えば、「書く」ことについていえば、キレイに書くことやキレイにノートを取ること自体が目的になってしまっている場合があります。このような場合は、時間をかけた割には、残念ながら力は付いていません。

 何のためにそれを行っているのか、そして、「どのような方法が能率が良いのか?」考えてみましょう。

 

「自分で考える」習慣は付いているでしょうか?

 「分からない!」といって、すぐに「人に教えてもらう」ことを期待していませんか?教えられたものは身に付きません。まずは、自分でしっかりと考えて。そして、調べてみて下さい。それでも分からなければ、質問をして下さい。

 

 「記憶を引き出す」作業が抜けていませんか?

 しっかりとワークブックやプリントをこなしていても、なかなか定着しない場合があります。以下の点を振り返ってみて下さい。

 自分の力で考える前に、辞書やテキストで調べてしまっていませんか?

・・・自分で考えてから調べましょう

 調べた問題に印を付けるなどしているでしょうか?

 おさらいをしっかりとしているでしょうか?

 

 不注意によるミスはありませんか?

 勉強以外の部分で普段から“おっちょこちょい”の場合、英語学習に限らず、他の科目の学習にもそれが表れているのではないでしょうか?問題文の読み間違いや勘違い(例=「記号で答えなさい」というのに英語を書いてしまう)はないですか?

 

コツコツとやり続けましょう

 勉強をやっているのに思うように点数が伸びないのであれば、謙虚に自分自身の学習方法を見直してみましょう 他の人と比べなくても良いです。正しい方法で“腐らずに”コツコツとやり続けましょう そうすれば、いつかきっと自分では信じられないところにたどり着いています。

 

(水野克哉)

 

 

 


宿題について

2023-10-09 00:00:39 | 英語教室

 幼児と小学生クラスの保護者様に以下のようにお伝えしています。


                                                                              
宿題は確実にこなした方が学習効果が上がります。

 当教室では、CD学習(その他の音源も含む)やワークブックなどの宿題を出しています。(適度な量で多い訳ではありません。)共に、確実にこなした方が学習効果があります。特に、P1クラス:小3(小2の場合あり)以上の場合は、「楽しい」という部分だけではなく、努力の結果による得た「喜び」を味わうことも必要であると考えています。

 例えば、スピーチコンテストや英検のチャレンジによる達成感を味わうことにより、その後の大きな動機付けになります。(通常の英検はP2クラス=小4以上からのチャレンジを勧めています。それ以下のクラス、特にP1クラス=小3以上は、英検ジュニアを勧めています。)

 

しかし、最低限、喜んで授業を受けてくれれば、実力は付いてきます。

 しかし、必ずしもCD学習や宿題を確実にこなしていない生徒さんもいるのは事実です。それでは、それらを怠っていれば、全く学習効果がないかというと、必ずしもそうではありません。

 やはり基本は、まずは「楽しく元気に教室に通ってくれること」です。教室に来ることを嫌がらずに、喜んで授業を受けてくれれば、実力は付いてくるはずです。

 

「やっていないこと」ではなく「出来ていること」をプラスで考える。

  学習に限ったことではありませんが、マイナス法(マイナス思考)ではなく、プラス法(プラス思考)で考えた方が物事は好転することが多いです。「やっていないこと」をリストアップするのではなく、「出来ていること」をプラスで考えていった方が、良い効果が出るはずです。

 少なくとも、「楽しく元気に教室に通っているという事実」があれば、学習効果はあります。現に、小学生時代にCD学習や宿題をほとんどやらなかった生徒さんでも、中学生になって「英語だけ」は「得意」(他の科目よりも自信がある)という例はよくあります。つまり、「細く」ても良いので「長く」継続することによって効果があるということです。

 

無理強いをし過ぎない程度に、自主学習&自宅学習が出来るように導く。

 もちろん、確実にCD学習や宿題をこなした方が学習効果があるのは事実です。決してやらなくても良いと考えているのではありません。当教室では、上記のような「プラス思考」の考えに基づいて、無理強いをし過ぎない程度に、自主学習&自宅学習をこなしていくことが出来るようにすることを目指しております。

 あまり強制しすぎると、中学校に入る前に英語嫌いを作ってしまいます。特に、幼児や小1~2年生の場合は決して無理強いをしないようにお願い致します。実際、中学生や高校生の中には、英語だけに限らず、全教科において気力をなくしてしまっている「燃え尽き症候群」のような生徒さんを見かけることがあります。管理のされ過ぎによる弊害のように思われます。

 保護者の皆様方も、当教室の方針をご理解を頂くと共に、お子様を長い目で温かく見守って頂ければ幸いに存じます。当教室では、お子様がより実力が付くように、楽しく質の高い授業を行うよう、講師一同、努力を続けて参ります。何かご相談等ございましたら、お気軽に教室までご連絡ください。

 よろしくお願い申し上げます。

 

(水野克哉)

 

<追伸>
関連事項は以下をクリック

「CD学習を続けましょう!」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/1578a4dc930fc699f2a6b9625c7b2407

「CD学習を続けるコツ」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/613cb6fcb56cce8bf3f2188ab20cfa39

 


2023スピコン教室大会を手伝ってくれた卒業生の感想

2023-09-20 00:00:39 | 英語教室

 2023年9月10日、東郷町民会館ホールで実施された「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」LL日進駅前教室大会の進行を手伝ってくれた卒業生の感想です。

 

Marinoさん 社会人

  『みなさん、スピーチコンテストおつかれさまでした!今年もみなさんのお手伝いをさせていただけてとても楽しかったです。ありがとうございました。

 昨年の感想の最後に「来年また、みなさんが緊張感を楽しんでスピーチしている姿を見るのを楽しみにしています!」と書きました。人前で表現することは、たとえ得意であってもとても緊張すると思います。むしろ緊張して “当たり前” ですよね。昨年も参加された生徒さんは今年のスピーチは “緊張感” を楽しめましたか?

 スピーチコンテストでのドキドキはスピーチコンテストでしか味わうことができません。水野先生からのお話でもあったように、このドキドキと一緒にワクワクを感じられたら、みなさんが想像していたよりももっと素敵な景色が見える、と私は考えています。

 スピーチコンテストという貴重な場で、今年は昨年より、そして来年は今年より、みなさんに素敵な景色を楽しんで経験してもらえたら嬉しいです!これからも応援しています!』

 

S.F.さん 岐阜大学 応用生物科学部 3年

 『皆さん、スピーチお疲れさまでした!皆さんそれぞれ表現を工夫していて、どなたも素敵なスピーチでした。

 さて、皆さんは、スピーチの練習を通して、標準的な英語の発音や、スピーキングなど、英語の能力を向上することができました。しかし、皆さんが得たものは、それだけではありません。

 ここで、ひとつ質問です。皆さんにとって、スピーチをする目的とは何でしょうか?一度、読むのを止めて、考えてみてください。答えはひとつではないし、正解もありません。人それぞれ、いろんな答えがあると思います。

 そのうちの1つ、私の答えは、「伝えたいことがあるから」というものです。伝えたいことがあるから、人前でスピーチをするのです。今回皆さんが発表したのは、自分が書いた作文ではなく、他の人が書いた物語ですから、自分が本当に伝えたいこととは違うかもしれません。しかし、他人が書いた物語を発表するからこそ、そこに「想像力」と「表現力」の進歩の余地が生まれると、私は考えています。この想像力と表現力は、本当に自分の伝えたいことができたとき、きっと皆さんの頼もしい味方となってくれます。

 スピーチコンテストでは、自分が書いた作文ではないからこそ、まずは物語そのものや、登場人物について思いをめぐらせて、自分なりの解釈をつくることが大事です。

 例えば、まずは登場人物のセリフから、「これは、どんな気持ちで言ったのかな。」というふうに、想像します。そうすれば、次に、自分はどんな風に伝えたいだろう?何を強調して伝えたいだろう?と考えたり、観客に、物語についてどのような印象を持ってもらいたいだろう?と考えることができます。そして、最後に、その解釈通りに伝えるには、どんなふうに表現したらいいかを考えます。そうして生まれた解釈や表現のしかたは、人によって違いますから、同じスピーチでも、まったく違って聞こえるものです。

 皆さんが練習した時間で得た「想像力」と「表現力」は、これから先のみんなの人生で訪れる困難を解決するための糧となると、私は考えています。来年も、機会があれば、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。』

 

N.M.さん 名古屋外国語大学 2年

 『スピーチコンテストお疲れ様です。

 私は今回2度目のスピーチコンテストのお手伝いをさせて頂きました。私は皆さんのマイク調整をしていました。スピーチをする上でマイクの位置が大事なことはよく知っていたので、私自身も少し緊張しました。

 リハーサルでマイクの調整をした時は緊張した素振りを見せなかった子も、本番直前の舞台裏では、とても緊張している様子が見られました。それでも、いざマイクの前に立つと堂々としていて、素晴らしいスピーチをしていました。それは今まで一生懸命練習してきた時間があるからだと思います。

 私もスピーチコンテストを経験しましたが、すごく緊張しますよね。それでも、ここまで一生懸命練習してきた時間や本番のあの瞬間は、必ず皆さんの今後の力になります。私自身も大学でプレゼンをする際、この経験はすごく活かされていると感じます。

 また皆さんの素晴らしいスピーチを聞けることを楽しみにしています。』

 

S.S.さん 愛知教育大学 1年

 『みなさん、スピーチコンテストお疲れ様でした。

 僕は今年初めてスピーチコンテストのお手伝いをさせて頂きました。初めてということもあり僕も皆さんと同じように緊張していましたが、水野先生の「緊張をワクワクと捉える」という言葉を聞いてから気持ちが楽になり、みなさんもこの言葉を聞いてから表情が少し柔らかくなり楽しんでスピーチをしているように感じました。

 人前で発表するという普段あまり体験することの出来ないこの貴重な経験を大切にし、これからの生活に繋げていってもらいたいと思います。 

  来年もみなさんの素晴らしいスピーチを聞けることを楽しみにしています。』

 


2023スピーチコンテスト教室大会が終わりました。

2023-09-19 00:00:39 | 英語教室

 2023年9月10日(日)、LL日進駅前教室で「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」LL日進駅前教室大会が開催されました。

 

マスクを外して発表

 今年のスピーチコンテスト教室大会は、2019年以来、4年ぶりにマスクを外して発表することが出来ました。スピーチは、やはりマスクを外した方が顔の表情が分かるので、より訴える力が強くなります。

 但し、コロナの感染者数は、夏以降また増加している上に、インフルエンザも流行しています。油断は禁物ですので、状況に応じて適切に対応して行きます。

 

全員に努力賞

 P1(小3以上)~中学生の皆さんが出場しました。多くの皆さんが一生懸命に発表することが出来ました。

 入賞した皆さんも、惜しくも入賞することが出来なかった皆さんも、その差はほんの僅かです。入賞した皆さんだけが上手だったということではありません。そこで、最優秀賞、優秀賞、奨励賞以外の全員に、努力賞の賞状を渡しました。

 出場した皆さん 賞を取ることが大切なのではありません。いかに努力して、過去の自分よりもどれくらい進歩したかが大切です。そして、自分史上最高のスピーチをして、「聞いて頂いている人にお話の内容を伝える」ことが出来れば、目標達成です これからもCD学習などの日頃の学習をコツコツとやり続けて下さいね。

 

卒業生のお手伝い

 今年も、卒業生:4人(大学生:3人・社会人:1人)の先輩たちが、コンテストの進行と司会を手伝ってくれました。依頼した時には、全員快く引き受けてくれました。当日は、とても機転が利いた動きをしてくれたので、安心して任せることが出来ました。Thank you

 そして、大会後に、生徒の皆さんへのメッセージを書いてくれました。とてもすばらしい内容のメッセージですので、是非とも読んで下さい 

 教室の皆さんも、大学生になったらスピーチコンテスト教室大会を手伝って下さいね。

 

(水野克哉)

 

<追伸その1>
スピーチコンテスト教室大会出場者の感想は、教室HP以下の部分クリック
10月上旬掲載予定→ http://llnisshin.com/

 

<追伸その2>
その他関連事項は以下をクリック

「2023スピーチコンテスト教室大会を終えて」

https://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/c10874d3329ae192c8f344c57a538036

「2023スピーチコンテスト教室大会の出場者決定」

https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/6799c58d472ac783a5bb2e0d6f65c79b

「スピーチコンテストの目的」

https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/ad344db9834c69f67b5c64959cd12378

 

 


練習&覚えるためのコツ

2023-08-17 00:00:39 | 英語教室

練習&覚えるためのコツ

 練習して覚えるためには、「がんばる」という根性論だけではなく、コツも必要です。

    例えば・・・

練習する順番

 ABCDEを5回練習するとします。その場合、以下のような方法が良いです。

 よくある例→AAAAA BBBBB CCCCC DDDDD EEEEE
◎お勧めの例→ABCDE ABCDE ABCDE ABCDE ABCDE

同じことばかり繰り返すよりも、「行って戻って」「行って戻って」を繰り返す方法(=スパイラル方式)の方か効果的です。

刺激回数を増やす

 『100個の単語を10日間で覚えるには、どのような方法が良いでしょうか? 10日後にテストがあるのです。』

 このように問いかけると、「1日10個ずつ覚える」と答える皆さんが多いと思います。確かに、コツコツやるというイメージです。

 しかし、よく考えてみて下さい。10日目に覚えた単語は、一夜漬けです。

 そこで、1日目に100個練習して、それを10日間繰り返した方が良いです。つまり、刺激回数を増やすのです。(これも毎日やればコツコツですよ。)脳科学的にもその方が良いそうです。

 但し、小学生は無理のない範囲内で試してみて下さい。

自分の声を録音する

 英語CDを聞いて、正しい発音で練習するのは大切です。それと共に、「自分の声を録音」することをお勧めします。そして、それも繰り返し聞いて下さい。特に、スピーチの練習には絶対に有効です。それ以外にも、教科書本文や基本文を暗記する時にも役に立ちます。

自分の声と一緒に言ってみるのは不思議な感覚ですが、面白いですよ  私自身の経験で、既製のCDだけで練習するよりも、自分の声で発音したものを聞いた方が、何故かすんなりと頭に入ってくる感じがします。

 録音する機器は、スマホ、ICレコーダーなど色々あります。

 但し、注意点があります。間違った発音・アクセント・イントネーションでは行わないようにして下さい。まず、モデル音声をしっかり聞いて練習をして下さい。モデル音声がない場合は、発音記号を調べて下さい。

 なお、この方法は、英語以外の科目で暗記する必要がある場合でも試してみる価値があります。スキマ時間を効果的に使うことが出来ます。CDなどの音声がない教材でも、自分の声で録音する“自給自足”ですから、色々な意味で効率が良いです。

 

何回やればいいの?

 教室では、(特に小学生:P1/2/3/4の場合)ノートに単語を書いてくる宿題、(全てクラス)CDを聞いて(音読する)宿題などがあります。そこで、よく生徒さん達から、「何回やれば良いの?」と質問されることがあります。大抵は、「~以上」と指定しています。しかし、以下のようなようなことも伝えています。

 「なんで何回もやるんだと思う?覚えるためだよね。何回やれば覚えることが出来るかというのは、人によって違うんだよね。2~3回で覚えてしまう人もいれば、100回やらないといけない人もいるんだよ。

 

皆さん

 覚えるのが早ければ良いということではありません。また、たくさんやらないといけないから悪いということでもありません。「ウサギとカメ」のお話を思い出して下さい。(早い人は、油断をしないで下さい人ぞれぞれです。コツコツとやって行きましょう

 

(水野克哉)

 

 


なぜ音読が大切なのでしょうか?

2023-08-16 00:00:39 | 英語教室

 教室では、小学生・中学生・高校生それぞれのレベルに応じて、音読練習(文章・長文など)を沢山行っています。スピーチコンテストは、この一環です。

 それには、以下のような目的があります。

 英語を「使える」ようにするため

 英語が「わかる」ということと「使える」ということは、全く別の問題です。「使える」ようにするための多くの練習が必要です。モデルの英語を聞いて、何度も何度も声を出して言ってみる(音読をする)ことが大切です。

「リスニング力」を付けるため

 CDなどを聞きながら、正しい発音とリズムを心がけて音読の練習をしていると、リスニング力も向上します。カタカナ発音の平坦(へいたん)なリズムで練習しているよりも効果的です。

「読解力」を付けるため

 上記  のように練習をしてると、読解力も身に付きます。

 その際、繰り返し音読をして、暗記をしてしまうくらいにすることが大切です。そうすると、日本語訳ではなく、英語が英語としてスラスラと頭に入ってくるようになってきます。

 試験にも強くなる

 何回か音読をして満足をしてはいけません。とにかく何十回、何百回と徹底的に音読をして下さい。そうすると、英語の単語や様々な言い回しを覚えることが出来るので、書く力にも良い影響を及ぼします。

 つまり学校のテスト、入試、そして英検にも非常に良い効果をもたらします。


(水野克哉)

 

 


2023スピーチコンテスト教室大会の出場者決定

2023-07-23 02:29:39 | 英語教室

クラス大会の様子

  9月10日(日)東郷町民会館ホールで、「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」LL日進駅前教室が実施されます。

 それに先立ち、7月10日の週、小学生~中学生の該当クラスで、スピーチコンテストの“クラス大会”を実施しました。そして、LL日進駅前教室大会の出場者が決まりました。

 大勢の皆さんがしっかりと暗記で発表すること出来ました。すばらしいです

 

教室大会は大きなホールで実施

 コロナ禍の3年間、様々な制約がありましたが、スピーチコンテスト教室大会を実施してきました。子どもにとっての2年や3年はとても大きいので、その年齢にしか経験することが出来ないことがあるからです。

 今年は、コロナが5類になったこともあり、4年前までに近い形で出来ることを願っています。

 

本番で緊張するのは普通です

 本番は、1人で練習しているのとは違います。教室大会では、クラス大会よりも遥かに多くの人が目の前にいます。出場者、ご家族の皆さん、運営スタッフを合計すると、(コロナ禍の制約がなければ)100人を超えています。(但し、600人入るホールですので、客席は十分に余裕があります。)

 「本番では、緊張なんかしないよ」とは言いません。緊張するのが普通です。

 だから、とにかく、沢山練習をしてください どんなに頭の中がまっ白になっても、何も考えなくても、英語が口から出て来る位に練習をして下さい

 100%覚えた!で満足してはいけません。300%以上は覚える位に練習して下さい。「もう飽きた!」なんて言ってはいけません。何十回どころか、何百回、たぶん千回以上、数えることが出来ない位に練習して下さい

 そうすると、練習が自信に繋がり、緊張が恐くなくなります。そして、それくらい沢山練習をするから上達するのです。

 さらに、本番では練習では分からないことを経験します。例えば、会場の独得の空気感、お客さんの表情&反応などです。そのように本番を重ねている皆さんは、発音だけではなく、観客に語りかける表現力も上達して行きます。

 本番に出ることは、とても大きな意味があります

 

賞を取ることが目的ではありません

 スピーチコンテストは、“順位”を付けて、賞を取るために行っているのではありません。

 「英語力」を付けるため、「発信力」を付けるためなどの目的があります。

 そして、本番まで努力して、その結果、「前の自分よりも進歩していること」が一番大切です

 

“あこがれの存在”になって下さい

 大勢の観客の前で発表した経験のある中学生の皆さんは、自分達が小学生の時、上級生のスピーチを見て、「先輩達のスピーチはすごいあんなスピーチが出来たらなあとあこがれた皆さんは多いのではないでしょうか?

 そして、上級生の皆さんは、後輩を含む、大勢の人に見られることによって上達します。

 3月のWBCの時、「あこがれるのはやめましょう。」という言葉が話題になりました。そうですね。何度も出場している皆さんは、自分が後輩の“あこがれの存在”になるような発表を目指して下さい

 そうすることが、自分自身の未来につながります

(水野克哉)

 

  <追伸>
関連事項は以下をクリック

「スピーチコンテストの目的」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/ad344db9834c69f67b5c64959cd12378

 


英検準1級に合格した高3生にインタビュー

2023-07-21 01:33:39 | 英語教室

2023年度第1回英語英検で準1級に合格した高3生にインタビューしました。

 

O.T.さん(高3男子)

 

Q1:「合格を知った時の感想は?」

:「合格する少し前、自信を無くしていたので、合格を知ったら、『しゃあああああああああ見たか』みたいな感じで、実際に声を出しました。」


 
Q2:「普段はどのように英語学習をしていますか?」

:「受験勉強を意識し始めて、他の科目に裂く時間を意識しつつ、自宅でも毎日音読するようにしています。そして、高校へ行く途中、歩いている時に、スマホで英語を流しながら覚えています。それから、音読する時に、イメージを捉えながら読んでいます。そして、その意味(日本語訳ではなく言っていることそのもの)がよく分からなかったら、もう一回戻って読んでいます。」


 
Q3:「英検前には何をやりましたか?」

:「(英検用)“出る順パス単”、そして、(大学受験用)英単語ターゲット(共に旺文社)と過去問をやりました。ただ過去問はあまり時間が取れなくて、多くはやっていないです。2~3回分位かな?」

 

Q4:「今回、準1級に合格したことについて、何が一番役に立っていると思いますか?」

:「別に言わされてないけど、日頃の学習です。LLに通い始めてから、CDを聞いたり、音読するという習慣が付いていて、他の教科に比べて、そんなにがんばってる感じじゃないけど、英語は良く出来ていると思います。準1級をやる時も、それが生きていて、今までやってきた積み重ねが大きいかなと思います。」

 

Q5:「これからの目標は何ですか?」

:「まず大学の合格です。大学入試で英語を武器に出来たらな、と思います。そして、将来、英語をマスターしつつ、他の外国語も学んで、グローバルに仕事が出来たらな、と思います。」

 

 先生から注意    「ちなみに、歩きながら英語を聞くのは、時間を有効に使えるので、昔から先生もやっていました。但し、危ないので、周りの危険を察知することが出来るようになってから、高校生以上の皆さんのみにして下さいね

 

  先生から 

 『しゃあああああああああ』という感想、素直で良いです。高3の5月まで、サッカーに打ち込んでいたので、その雰囲気が出ているのでしょうか?

 授業では、毎回、リスニングや音読を沢山行っていますが、自分でも忙しい中、CDなどの音声学習、音読を続けていることは、授業の様子を見ていればよく分かります。

 英検前、リスニング問題は教室で5題程度はやりましたが、自分で取り組んだ筆記は2~3回分程度とのことで、それで難関の準1級に合格することが出来たのは立派です。

 いつも皆さんに伝えていますが、大切なのは、やはり日頃の学習です。「別に言わされてないけど」と、O.T.さんもそのことを実感してるようです。英語の勉強に特別な方法はありません。英語学習の当たり前の基本をしっかりとやり続けることが重要です。

 O.T.さんの当面の目標である大学入試、そして、将来グローバルに活躍することが出来る英語力を身に付けることが出来るように、ベストを尽くして下さい

 

<追伸>

 大学入試の過去問は、2~3回分ではなく、もっとこなした方が良いですね

 

(水野克哉)


CD学習を続けるコツ

2023-06-14 02:09:39 | 英語教室

毎日5~10分でもよいので、CD学習(音声学習)を続けましょう

工夫をすれば、「時間がなくて聞くことが出来ない」というのはありません。

年度初めに伝えましたが、改めてその要点をまとめてみます。

 

沢山の練習が必要です!

 英語は勉強だけでは出来るようにはなりません。

 スポーツや楽器演奏と同じで、練習が必要です。

 「書く」作業や「問題を解く」ことを沢山やっていると、「勉強をやっている感」が強いかもしれません。一方、CD学習は、「勉強をやっている感」が少ないかもしれません。

 それは違います

 小学生・中学生はもちろんですが、高校生になったら、なおさらCD学習を続けて下さい。

なお、ここではCDということばを使っていますが、その他の方法(MP3など)も含みます。  

P1/2/3/4の教材は、QRコードが付いていますので、ダウンロードが可能です。P1は、電子書籍化されていて、映像もあります

 

続けるためのコツ

「がんばる!」という“根性論”だけでは、長続きしません

「歯磨き」と似たところがあります。

 工夫をすれば、「時間がなくて聞くことが出来ない」というのはありません。

 

楽(らく)をすること

 =面倒な作業は長続きしない

 歯磨きをするのに、「がんばって」はいないですよね!? CDを聞くたびにCDプレイヤーをどこかから持ってくる、CDプレイヤーの使い方が子供には難しいなど、毎回いちいち面倒な作業をしなければならないような場合は、CD学習が長続きしません。(歯磨きをするのは、洗面所に行けばすぐに出来るようになっていますね?)

 つまり、英語学習に直接関係のある部分以外は、楽をするように工夫をすると良いです。

 そして、お子様でも簡単に使うことの出来るCDプレイヤーがあれば理想です。さらに、CDのコピーをとって、車の中やCDプレイヤーなどの中に入れっぱなしにしておくなど無理をせずに簡単に続けられるように工夫をすると良いです。

 

習慣づけること

 =歯磨きの時間は決まっている

 毎日同じ時間に聞くことが続けるコツです。必ずしも毎日テキストを見ながら、そして机の前に座って聞く必要はありません。体は動かしていても「頭はあまり使っていない時」「耳が空いている時」に聞けばよいのです。 例えば、お家の人に車に乗せてもらっている時、服を着替えている時など・・・。こんな時に聞けば、毎日、しかも日によっては30分でも1時間でも聞くことが出来るのではないでしょうか?

P1クラス(小3)以上は、週に何回かは落ち着いてテキストを開いて言っているところに指をさして、声を出しながら聞く(音読)と効果的です。(意識を英語だけに集中して練習することは、もちろん大切です。)

 

(水野克哉)

 

<追伸>
関連事項は以下をクリック

「CD学習を続けましょう!」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/1578a4dc930fc699f2a6b9625c7b2407

 

 

 


英検面接試験の対策

2023-05-27 00:00:39 | 英語教室

 面接試験の対策は、話すのか書くのかの違いはありますが、ライティングの対策と共通していることが多いです。

 

大切なこと

 

沢山の英語をインプット

 英語で「発信」することが出来るようになるためには、英語そのものが頭に入っていなければ、話したり、書いたりすることは出来ません。そのためには、沢山の英語をインプット(入力)することが大切です。豊かな入力があって、アウトプット(出力)することが可能になります。

 

質問される内容

 3級では、身近な日常生活レベルでの話題です。
 準2級では、日常レベルに多少の社会性が加わった話題です。
 2級&準1級になると、より知的な要素が入った社会性のある話題になります。

 ライティングテストと共通しているので、詳細は省略します。

 

習った英語を使うこと

 上記のように英語を沢山インプットしたら、今度は、日本語では考えずに、英語で考えて表現することが大切です。難しい英語を使おうとしなくても良いです。(当然、試験では、辞書を使うことが出来ません。)

 もしも日本語で考えて、それを英語にしようとすると、皆さんの英語力は皆さんの日本語レベル以下ですので、日本語で考えたことを英語で表現することは出来ません。また、日本語と英語は、構造が全く異なる言語なので、根本的なところで無理があります。

 例えば、「私はかなづちだ」は、英語で何と言うのでしょうか?“I am a hammer.”でしょうか?全く違いますね。“I can't swim well.”と言えば良いのです。

 これは、その日本語が表す内容をいかに自分が知っている英語に当てはめるかという想像力の問題でもあると思います。とにかく、今まで覚えた英語、習った基本文(Target)で表現してみて下さい。2級までならば、中学レベルの英語を駆使すれば、最低限のことは、話したり、書いたりすることが出来るはずです。

 

論理的に成り立たせること

 論理的に成り立っていない場合がよくあります。ある問題について、「賛成なのか?反対なのか?」をはっきりすると共に、「その理由」を述べる必要があります。しかし、その理由が論理的にズレているのです。

 例えば、「白と黒では、どちらが良い?」という質問に対して、「白が良い」ということを言っているのに、「黒も良い」ということを書いてしまったり、根本的に話の筋とはズレている内容が入っていることがあります。

 自分が言いたい方向性以外のことは言わないようにすると共に、筋道を立てて話して下さい。

 

面接試験での留意点

 

 3級以上の面接試験の場合、“態度”も採点されます。これは、英語を積極的に使おうとする態度のことです。ただ、難しく考える必要はないと思います。皆さんは、“試験”ということを考えずに、日常生活ならばどんな人と気持ち良く話すことが出来ますか?

 聞きやすい大きさの声で話す人、 笑顔で挨拶や御礼を言ってくれる人、下を向いて(うつむいて)話すのではなく適度に視線を合わせてくれる人・・・・ですか?

 要するに、「この人と話していたら楽しい」という態度を心掛けると良いと思います。

 日頃の生活で大切なのは、笑顔"Hello" "Thank you"

 面接試験も同じです

 

英語を使うことが出来るように

 

 英検に強くなると、入試にも強くなります。例えば、その力は大学入試共通試験の時にとても役立ちます。また、使える英語の4技能が評価され、英検取得者は多くの高校・大学の入学試験や単位認定で優遇されています。

 しかし、試験のためだけに英語を学習するのは悲しいことです。目の前の目標は大切にしつつ、将来、英語を使って活躍することが出来るように、楽しみながら学習を続けて行きましょう

 

 

<追伸>
関連事項はこちらをクリック

「英検ライティングテストの対策」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/3a51a3f9ee40cbf3898b648932a8e858

 

 

 


スピーチコンテストの目的

2023-05-16 00:00:39 | 英語教室

 LL日進駅前教室では、英検と共に、スピーチコンテストに力を入れています。コロナ禍で過去3年は通常の形で実施することが出来ませんでした。様々な困難を伴いましたが、それでも実施してきたのは、以下の目的があるからです。

 “コンテスト”として順位を付けることが目的ではありません。

 

 英語を「使える」ようにするため

 英語が「わかる」ということと「使える」ということは、全く別の問題です。「使える」ようにするための多くの練習が必要です。そのためには、モデルの英語を聞いて、何度も声を出して言ってみる(音読をする)ことはとても大切なのです。そして、頭で考えなくても英語が口から出てくるくらいに「体で覚えてしまう」ことが大切です。

 

「リスニング力」向上のため

 CDなどを聞きながら、正しい発音とリズムを心がけて音読の練習をしていると、リスニング力も向上します。カタカナ発音の平坦(へいたん)なリズムで練習しているよりも、リスニング力向上には効果的です。

 このような練習をしていれば、話す力も伸ばすことが出来ます。読解力も身に付きます。当然、発音も良くなります。結果的に、書く力にも良い影響を及ぼします。

 

「人として成長する」ため

 練習の際に、「ストーリーの言いたいことは何か?主人公の思いは?気持ちは?」ということを自らの頭と心で想像しなければなりません。つまり、スピーチが、物を見る目、感じる心を育むきっかけになります。

 さらに、一生懸命に練習をして、その結果、「嬉しさ」だけでななく、「悔しさ」など様々な想いを経験します。

 つまり、スピーチコンテストは、人としての成長に繋がります。

 

「発信」することが出来るようにするため

 スピーチコンテストは、英語で自分の意見を「発信」することが出来るようにするための有効な手段です。
 課題文が言いたいことと、自分の意見が同じであれば、気持ちを込めて自分の意見を「発信」することが出来ます。

 また、大勢の人の前でスピーチをする経験は、英語であろうとなかろうと、様々な部分で生きてきます。例えば、学校代表のスピーチコンテストに出場することになった時、生徒会に立候補した時など、大きな自信になるはずです。

 

 スピーチを「楽しむ」ため

 「英語が上手になっていくのを感じることが出来て楽しい」さらに「人前で話すのが楽しい」・・・など、スピーチを「楽しむ」ことが出来るといいですね。

 

学習指導要領「英語」

 小学校・中学校の学習指導要領「英語」では、従来の4領域(聞く・話す・読む・書く)のうち、「話すこと」を『やりとり』『発表』に分け、5領域として位置付けています。これは「話すこと」に指導のウェートが置かれているということを意味しています。

 スピーチコンテストは、これらの力を付けるのに役立ちます。 

(水野克哉)