STEP WORLD LL日進駅前教室

ステップワールド英語スクール LL日進駅前教室:講師のブログ

気持ちを新たに

2009-03-20 17:56:39 | 英語教室

 2008年度もいよいよ終わりです。昨年よりも多くの皆さんが新年度からのクラスに申し込んで頂きました。ありがとうございます。半数以上の皆さんが紹介入学です。大勢のお友達やご兄弟姉妹をご紹介頂き、心より感謝致します。

 ご紹介を頂いたということは、当教室の良い点をご評価して頂いてる証だと思います。気持ちが引き締まります。

 教室を離れていく生徒もいます。高3まで在籍してくれて、卒業の生徒は本当によく続けてくれました。でも、残念ながら途中で離れてしまう生徒もいます。理由は様々ですが、「続けたいのだけど、経済的な理由で」ということも、今年は例年以上に多いように思います。

 「100年に一度」と言われている経済状況です。だからこそ、「英語は大切なのでやっておきたい」という例もありますし、様々です。良くも悪くも、今までとは異なったことが起きています。

 当教室では、これからも保護者様や生徒の皆さんに信頼して頂くことが出来るように、慢心することなく、講師一同、2009年度もより良い授業を目指して努力を続けます。

 今後ともよろしくお願い申し上げます。 

  水野克哉


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「弱点補強」vs.「良い点を伸ばす」

2009-03-01 21:04:21 | 英語教室

  当教室の中高生の皆さんは、英語が得意です。少なくとも、自分の中では他の科目と比べて、最高点または良い方という生徒が大半です。テストの点の内訳で言えば、リスニングなどの音声面の得点が特に高いです。リーディングも日本語に訳すことなく、英語が英語として頭に入っていく生徒が多いです。要するに、英語を感覚的に理解している生徒が多いです。ただ、文法はそれに比べると少し悪いです。バランスは良くないです。

 私は、これについて悪いこととは思いません。文法が苦手というよりは、プラス発想をすれば、「リスニングやリーディングが得意」なだけです。総合点で考えれば、英語はかなり得意な生徒が多い訳ですから。文法も、平均的な生徒よりもかなり上の生徒が多いです。(当教室では、文法を軽視している訳ではなく、中高生のクラスでは、しっかりと学習しています。文法は必要です。一般的な文法説明?よりも、かなり分かりやすく、効率よく学習していると、私は思っています。)

 実際、過去の生徒も含めて、当教室の生徒のみを見てみると、英語がよく出来る生徒は、「音声面と文法面のバランスが悪い」、つまり、「音声面が非常に良く、文法はそれよりは落ちる(とはいえ、平均よりは良い)」という生徒が多いです。逆に、その両者のバランスがとれている生徒は、どちらかと言えば、そうしたバランスの悪い生徒よりも、総合点から見ると、残念ながら劣ってしまう生徒が多いです。さらに言えば、文法の方が得意な生徒(当教室には少ないですが)は、総合点から見れば、音声面の方が得意な生徒よりも劣っている生徒の方が多いです。(もちろん、中には両方とも極めて高いレベルの生徒もいます。)

 よく「苦手克服」と言われます。確かにそれは必要だと思います。しかし、絶対に忘れてはいけないことがあります。それは、「得意なところをさらに伸ばす」ということです。私は、得意なところをさらに伸ばせば、それが自信につながり、少しずつ苦手な部分も補ってくれると思います。

 「キミはそこが悪いところだから、そこをなおしていこう」ということも、耳の痛い話ではありますが、必要だと思います。しかし、「キミのここが良いところだから、そこは大切にして、もっと伸ばしていこう!」ということは絶対に忘れはいけません。その方がやる気が起こると思います。(少なくとも私が生徒の立場ならばそう思います。)

 「良いところをさらに伸ばす」ということは、忘れがちな、でもとても大切なことだと思います。

水野克哉


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