STEP WORLD LL日進駅前教室

ステップワールド英語スクール LL日進駅前教室:講師のブログ

大学入試における「英検」の重要度

2022-08-23 02:10:39 | 英語教室

 「旺文社 教育情報センター」提供の資料を紹介させて頂きます。

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<2022 年 一般選抜>
受験生が利用した外部検定
「受験生の 9 割近くが英検を利用」

 旺文社では、昨年実施された2022 年一般選抜で英語の外部検定(外検)を利用した大学に対し、実際に受験生が利用した外検について調査をしました。その結果、外検を利用した受験生の 88.4%が「英検」だったことが明らかになりました。

 

受験生が利用した外検(2022年一般選抜)

英検=88.4%
TEAP=8.0%
GTEC=2.5%
IELTS=0.7%
TOEFL=0.2%
ケンブリッジ=0.1%
TOEIC=0.1%
その他=0.0%


外検利用大学数(一般選抜)

2017年=110校
2018年=152校
2019年=187校
2020年=199校
2021年=234校
2022年=243校


各外検が入試で「利用可」とされている割合

2022年一般選抜)

英検=97%
GTEC CBT=94%
TEAP=88%
IELTS=82%
GTEC検定版=80%
TOEFL=80%
ケンブリッジ=70%
TEAP CBT=69%
TOEIC=68%


<2022年 一般選抜>今年も「英検一強」

 受験生が利用した外部検定は、今年も「英検一強」となりました。
①検定料の安さ、②実施回数と試験会場の多さ(特に S-CBT方式)、そして何よりも、③利用できる大学の多さ、などの点が「英検が強い」要因となっているようです。

 2位はTEAPですが、これは上智大学の影響が大きいです。
上智大学は全学統一入試として「TEAP スコア利用方式」を行っており、TEAP(CBT 含む)が必須となります。この方式の志願者だけで5,000 人を超え、本調査での TEAP の数値に大きく影響しています。

 3位はGTECです。
上の表のとおり、GTEC CBT は利用できる大学が多いのですが、高校生が受けているのは GTEC検定版が中心と推測されます。検定版は利用できる大学が若干限られてきます。

 上位3つの検定がいわゆる「国産の外検」。そのあとに海外の団体の外検が続きますが、割合としてはとても少なくなります。高校生にとっては検定料の高さがネックと思われます。

 2025年の新課程入試へ向けて、外検を入試利用する大学は年々増加していくことが見込まれます。それに伴い、今後も高校生の外検受験はさらに浸透していくものと思われます。

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(以上が「旺文社 教育情報センター」提供の資料)


 LL日進駅前教室では、努力目標の1つとして、英検の受験を勧めています。そして、生徒の皆さんは、積極的にチャレンジしています。大学入試を考えても、英検はますます重要度が増していると言うことが出来ます。

(水野克哉)

 

 

 


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英検準1級に合格した高3生にインタビュー

2022-08-12 18:49:39 | 英語教室

2022年6月に実施されたS-CBT(コンピュータで受験)の英検準1級に合格した高3生にインタビューしました。

 

I.S.さん(高3男子)

Q1:「合格を知った時の感想は?」

:「難しかったので、受けた実感が“(結果は)どうかな?”と微妙でしたが、合格を知って、“がんばってきて良かったな!”と思いました。」
 
Q2:「普段はどのように英語学習をしていますか?」

:「LLの授業・復習宿題、あとは、学校の単語・宿題などです。」
 
Q3:「英検前には何をやりましたか?」

:「過去問を5つやりました。そして、その出来なかったところを見直して、似たような問題が出ても解けるようにしました。過去問中心での対策です。」

Q4:「今回、準1級に合格したことについて、何が一番役に立っていると思いますか?」

:「LLの授業でいつも長文とリスニングをやっているので、割と慣れていて、英検の対策にあまり時間をかけずにすみました。」

Q5:「S-CBTを受けての感想は?」

:「まず最初に驚いたのは、周りの受験者との距離が近かったことです。違う級の人たちもいたので、スピーキングの時に周りの声が聞こえてきて、びっくりしました。でも、画面の中に動画もあったので、集中出来ました。」

Q6:「これからの目標は何ですか?」

:「まずは大学入試に向けてがんばりたいです。英語には自信が付いてきたので、強みにしたいです。将来的には、海外へ行ったり、外国の人と話せるようになりたいです。」

 

  先生から 

 I.H.さんは、LL日進駅前教室で学習を始めたのは、中1の時からですが、高3で英検準1級(大学中級レベル)に合格することが出来たというのは、立派です

 英検過去問は5回分取り組んだとのことですが、それだけで飛躍的に英語力が伸びる訳ではありません。

 大切なのは、やはり日頃の学習です。教室で長文やリスニングをやっているのが役に立ったと答えてくれていますが、やはり、英語の勉強に特別な方法はありません。英語学習の当たり前の基本をしっかりとやり続けることが大切です。

 それが、I.H.さんが当面の目標にしている大学受験、そして、将来にも役に立つ英語力を身に付けるのに役立ちます。

 まずは、大学入試に向けてベストを尽くして下さい

 

<補足>

 英検S-CBTは、問題はコンピュータの画面上に表示され、解答用紙は通常の英検と同じ書き込み式です。そして、スピーキングテスト、リスニングテスト、リーディングテスト、ライティングテストを1日で受験することが出来ます。合格した場合、その価値は従来型の英検と同じです。

 英検S-CBTは、問題はコンピュータの画面上に表示されます。そして、スピーキングテスト、リスニングテスト、リーディングテスト、ライティングテストを1日で受験することが出来ます。合格した場合、その価値は従来型の英検と同じです。‍

(水野克哉)


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