STEP WORLD LL日進駅前教室

ステップワールド英語スクール LL日進駅前教室:講師のブログ

2015年度スピーチコンテスト全国大会

2016-02-15 00:59:39 | 英語教室

 2016年2月7日、千代田区立内幸町ホール(東京)でスピーチコンテスト全国大会が実施されました。当教室から出場した2人は、以下のような結果になりました。

                        小6男子くん 小学生の部  入賞=優秀賞

                        中1女子さん 中学生の部  入賞=優秀賞                                    

 今回は、2人の感想と私(水野)のコメントをご紹介します。
                                     
Met(小6男子)くんの感想

 僕は、今回で2回目の全国大会に参加することができました。去年と同じく、緊張していましたが、来賓の方の最初のお話で、「この場にいること自体が、素晴らしいことです」と聞いた時、少し気持ちが楽になった気がしました。上手くできるだろうか、という不安よりも、中日本の代表として自信を持ってやってやろうと思ったからです。

 又、皆んなの想いを、ポケットに入れて本番に臨みました。そのせいか、練習のように落ち着いてスピーチすることができました。

 結果は、優秀賞を受賞し、本当に嬉しかったです。この受賞は、指導して頂いた先生や、応援してくれた皆んな、家族のおかげと感謝しています。ありがとうございました。この気持ちを忘れず、これからも頑張っていこうと思います。

S.F.(中1女子)さん感想

 今回の大会は私にとっての2回目の参加で、また中学生になってから初めての参加でもありました。先生方がいつもおっしゃっているように、誰かの犠牲があるからこそ出させていただいているということを意識して大会にのぞみました。

 発表前は小5の時に出た全国大会で聞いた中学生たちが流暢にスピーチしていたのを思い出して、先輩たちのように上手くできるかどうか心配でした。今回は私が中学生の一番手で、すこし緊張しましたが、小5の時よりも落ち着いてスピーチをすることができて良かったです。

 自分のスピーチを終わらせてからは、他の出場者の方たちのスピーチを聞くことができ、とても良い勉強になりました。入賞者発表の時、名前が呼ばれた時はとても嬉しかったです。そして、優秀賞を頂きました。

 私にはまだ中3まであと2回のチャンスがあります。いつも表現が足りないとご指摘を受けているので、来年もし参加できたら、今回よりもっと良いスピーチができるようにしたいです。最後に、これまで支えてくださったみなさん、先生方、ありがとうございました。

<水野からのコメント>

 全国大会に出場するだけでも簡単な事ではないのに、今年度は、小学生と中学生が同時に出場する機会を与えて頂きました。そして、2人とも入賞するとは、本当にすばらしいことです

 小6男子くんは、小5の時に引き続き、2回目の全国大会出場でした。そして、表現力も発音も、本当に良かったです!今の段階で自分が出来る最高の発表をしてくれたと思います。

 12月20日に中日本ブロック大会が終わってから、さらに練習を進めてきましたが、正直なところ練習の段階で、昨年よりも確実に上達しているということは感じていました。しかし、全国大会のレベルは非常に高いです。簡単に入賞することが出来る訳ではありません。

 そこで、小6男子くんには、全国大会前から「賞のことは考えずに、無欲で発表しよう。今回の課題文"The Straw Millionaire"(わらしべ長者)の元にあるのは、無欲だよね。そして、自分の出来る最高の発表を目指そう。それが出来れば目標達成だよ。そして、どんな結果が出ても、それが一番良い結果だからね。」と伝えていました。その意味で、今年は幸いにも入賞はしましたが、もしも入賞はしていなくても、目標を達成したと思います。

 中1女子さんも、2回目の全国出場です。小5の時に初めて出場して、昨年は教室大会で優勝したものの、事情で中日本ブロック大会に出場するのを辞退したため、2年ぶりとなりました。そして、本番では、練習よりも遥かに良い発表をすることが出来ました。

 中学生の場合は、オリジナル原稿での発表ですので、最初に日本語作文を作る段階から、妥協をせずに何度も何度もアドバイスをして作り替えました。そして、中国と日本との文化的な違いと共に、「固定観念を持ってその国の人を見ないで!」と訴えました。これは、日本と中国だけではなく、世界中の人たちにも当てはまる内容で、反省しなければならない大切な問題です。

 大会前には、「全国大会の中学生はもの凄くレベルが高いので、とにかく賞のことは考えずに、スピーチの内容を皆さんに“伝えるという気持ちを持って本番に臨んで下さいね!」と話していました。そして、その目標を達成することが出来ましたね。

 最後に、2人に教室大会前から全国大会まで、常に伝えてきたことです。このことを忘れないように、“お守り”をポケットに入れて発表しました。

 「自分が大会に出場することを当たり前だと思ってはいけないよ。先生と一緒に練習をするということは、出場しない皆さんから、ある意味、時間を頂いているということにもなるんだよ。だから、与えられた機会に“感謝”する気持ちを忘れないでね!そして、多くの皆さんの様々な「想い」の頂点に立っているのだという事は、絶対に心に留めておいてね

(水野克哉)

<追伸その1>

◆大会終了後の審査員講評

 講評は、審査員の先生方を代表して、小学生の部について久埜百合先生(語学教育研究所参与)、中学生の部について高本裕迅先生(白百合女子大学教授)、全体の総括として大杉正明先生(清泉女子大学教授)よりお話いただきました。

 賞賛や労いの言葉とともに、これからのスピーチ練習に向けたアドバイスもいただきました。

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小学生の部:久埜百合先生

「今日は小学生のみなさんに“小学生でもここまでできるんだよ”というところを見せていただきました。今日をまた新たなスタートとして、これからもいい素材のものを見つけて「読むこと」「聞くこと」をたくさん練習して、自分の力にしていってください。

中学生の部:高本裕迅先生

「私が中学生の時、何百回も大声でスピーチの練習をした結果、大会当日に声が出ず、入賞を逃したという苦い経験があります。しかしその時の悔しい経験があったからこそ、そのあともしつこく英語の勉強を続けてこられたんだと思います。

・・・スピーチにはいろいろなトピックがあり、審査員の個人的な好みがどうしても出てしまうものですが、それを乗り越えるためにどうしたらいいか?一つの例としてアメリカの大作家マークトウェインの例があります。彼は自分の講演の原稿を書くときあちこちの人に聞かせ、意見を聞くたび、25回も原稿を書きなおしたということです。

 みなさんもどうか自分の思う存分のことを書いたスピーチを周りの人に聞いて、意見を聞いて、自分のスピーチをどんどん磨いていってください。あとは寝ていても言葉がでるくらい練習するのみです。今日は楽しませていただいてありがとうございました。」

総括:大杉正明先生

「小学生の暗唱を聞いて、大変感動しました。皆さんほど発音がしっかりしている大学生は本当に少ないです。中学生のスピーチを聞いて驚きました。自分の伝えたいメッセージをしっかり持っていて、しかも英語も素晴らしい。そして、我々審査員は審査をするのに大変苦労しました。今日の皆さんの背後には数千数百名の仲間がいることを忘れないでください。

・・・英語学習の大きな2つの目的は、“相互通行”です。一つは相手についてよく知ること。もう一つは自分をよく知ってもらうこと。この二つの目的を忘れないように、誇りをもって進んでください。このスピーチ大会の練習はどんな言語を学習するのにも非常に優れた方法ですので、ぜひ続けていってほしいと願います。」

<追伸その2>
関連事項は以下のクリック

「LL日進駅前教室の全国ジュニア英語スピーチコンテストの過去の結果」
http://llnisshin.com/eleven.htm
「2015年度スピーチコンテスト全国大会を終えて」
http://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/58793797beda518330a02d211843cfa5
「2015年スピコン中日本ブロック大会を終えて」
http://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/05f6a3b3bbd39c2116a3051c6ae98bcd
「2015年スピーチコンテスト中日本ブロック大会の結果」
http://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/637c7805d9f0d4235aabac1f1225c7db
「スピーチコンテスト教室大会を終えて」
http://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/f5c8fa1014034b3d9caa9ff8298dba4f
「スピーチコンテスト教室大会が終わりました。」
 http://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/54d85b3cdbab63973076695903a41492
「スピコン教室大会の出場者が決まりました!」
http://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/28576c34ee9782f1ce9e04cdcfacb1cf
「スピーチコンテストを行う目的」
http://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/284c7ff9412c8d1d44ffc1d5e1833ef4


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Hello! 北島です。

2016-02-12 14:33:48 | 英語教室

 最近、観光地へ行くとたくさんの海外からの観光客をみかけます。
特に多いのは、アジアからの観光客ですね。日本の団体ツアーかな?と思っていたら、聞こえてくるのが日本語ではないので、日本人ではないんだなとわかる事がよくあります。

 中国語を話している団体には、旅行するたびに出会います。先日もホテルに滞在中、お茶のセルフサービスのコーナーで困っている様子の方を見かけましたので、「tea or water?」と声をかけてみましたが、通じず去って行ってしまいました。

 英語は世界で共通語といわれてますが、通じない場合もあります。
「わたしも何か簡単な中国語を話せたらよいな」と思いました。
外国を旅行していて、母国語で話しかけられたら、きっとうれしいでしょうね。

 また、笑顔や身振り手振りで通じる事もあります。
英語が通じないからと積極的に手助けできなかった事を反省した出来事でした。

 言葉はもちろん大切ですが、理解しようとする姿勢がより大切かもしれません。
皆さんも困っている人を見かけたら、積極的に話しかけて下さいね。

(北島みち江)


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