中学生の保護者様から、以下のようなE-mailを頂きました。
『第２回英検を受験しようと思いますが、日々忙しくしていて、なかなか英検の勉強ができません。何かアドバイスがありましたら、お願いします。』
そこで、以下のようにお答えしました。
『忙しい中、英検に挑戦する気持ちを持っていてくれて、嬉しく思います。
少ない時間の中で勉強をしていくのは、大変な事ですが、私の思い付くのは、以下の３点です。
英検問題集に限らず、学校ＣＤやＬＬテキストのＣＤを短い時間でも見つけて聞く。出来れば、テキストを開いて音読する。テキストを開く時間が無い時でも、シャドーイング（ＣＤを聞きながら、少し遅れて影[shadow]のように後について、その音声をまねながら声に出していく練習方法）などをやってみる。これは、車に乗っている時や他のことをしている時でも行う事が出来ます。そして、暗記をしてしまうくらいにすると良いです。（英検リスニングＣＤを持っていれば、それもやってみるとよいと思います。）
短い時間でも、細切れ時間を有効に使って、その時間に過去問などをおさらいする。そして、暗記するくらいにすると良い。
→上記①②で共通しているのは、「短い時間でも、やらないよりはやった方が良い」ということです。
英検問題に限らず、普段の授業や普段の学習を大切にする。（これが一番大切です。）
その他の要因で、私が常々思っているのは、以下の２点です。
「集中力」の問題は大きいと思います。短い時間に、いかに集中して学習するかは、とても重要です。
事務的な要領の問題も大きいです。今やっている作業の目的を考えて、能率良く進めることが必要です。単に事務的作業が苦手という例もありますが、丁寧過ぎて、必要ではない作業に時間を掛けている場合がよくあります。
→上記①②で共通しているのは、「学習の密度をいかに高めるか？」ということです。
その他の要因では、体力的な問題があります。これは、個人差が大きいですので、健康に気を付けて日々の生活を送って欲しいと思います。
以上、また何か疑問な点がございましたら、ご連絡を頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。』
なお、関連事項は、以下のブログをご参照下さい。
「英検の学習法は？」http://stepworld-llnisshin.blog.ocn.ne.jp/blog/2010/02/index.html
（水野克哉）
クラス大会の頃には暗記がたどたどしかった生徒も、1週間後にはスラスラ言えるようになっていることも多いです。
