STEP WORLD LL日進駅前教室

ステップワールド英語スクール LL日進駅前教室:講師のブログ

スピーチコンテストを行う目的

2024-05-19 00:00:39 | 英語教室

 LL日進駅前教室では、英検と共に、スピーチコンテストに力を入れています。以下の目的があるからです。

 “コンテスト”として順位を付けることが目的ではありません。

 

 英語を「使える」ようにするため

 英語が「わかる」ということと「使える」ということは、全く別の問題です。「使える」ようにするための多くの練習が必要です。そのためには、モデルの英語を聞いて、何度も声を出して言ってみる(音読をする)ことはとても大切なのです。そして、頭で考えなくても英語が口から出てくるくらいに「体で覚えてしまう」ことが大切です。

 

「リスニング力」向上のため

 CDなどを聞きながら、正しい発音とリズムを心がけて音読の練習をしていると、リスニング力も向上します。カタカナ発音の平坦(へいたん)なリズムで練習しているよりも、リスニング力向上には効果的です。

 このような練習をしていれば、話す力も伸ばすことが出来ます。読解力も身に付きます。当然、発音も良くなります。結果的に、書く力にも良い影響を及ぼします。

 

「人として成長する」ため

 練習の際に、「ストーリーの言いたいことは何か?主人公の思いは?気持ちは?」ということを自らの頭と心で想像しなければなりません。つまり、スピーチが、物を見る目、感じる心を育むきっかけになります。

 さらに、一生懸命に練習をして、その結果、「嬉しさ」だけでななく、「悔しさ」など様々な想いを経験します。

 つまり、スピーチコンテストは、人としての成長に繋がります。

 

「発信」することが出来るようにするため

 スピーチコンテストは、英語で自分の意見を「発信」することが出来るようにするための有効な手段です。
 課題文が言いたいことと、自分の意見が同じであれば、気持ちを込めて自分の意見を「発信」することが出来ます。

 また、大勢の人の前でスピーチをする経験は、英語であろうとなかろうと、様々な部分で生きてきます。例えば、学校代表のスピーチコンテストに出場することになった時、生徒会に立候補した時など、大きな自信になるはずです。

 

 スピーチを「楽しむ」ため

 「英語が上手になっていくのを感じることが出来て楽しい」さらに「人前で話すのが楽しい」など、スピーチを「楽しむ」ことが出来るといいですね。

 

(水野克哉)

 

 


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英検ライティングと面接の対策

2024-05-18 00:00:39 | 英語教室

 英検ライティングと面接試験の対策は、書くのか話すの違いはありますが、共通していることは多いです。

 

大切なこと

 まず、以下 April 29, 2024 MIZUNO Katsuya blog「英検ライティング&スピーキング」の内容です。

 英検[ライティング]試験&面接[スピーキング]試験で、英語が「書けない」&「話せない」原因はいくつかあります。

つ目は、英語の単語やフレーズが頭に入っていないこと。

つ目は、練習が足りないこと。

つ目は、日本語で考えてそれを英語にしようとすること。

 日本語と英語は言語構造が全く異なるので、単純に日本語を英語に変換しようとすると、とても不自然な英語になります。また、例えば中2生の日本語力は、英検レベルに例えれば、2級レベルかそれ以上はあると思います。しかし、中2生でそのレベルの英語が頭に入っていて、それを使うことが出来る生徒さんはほとんどいません。つまり、日本語で考えてそれを単純に英語に変換して“表現する”ことには無理があります。

 上記を解消するために、教科書の基本文・Targetを頭に入れて、それで自分が言いたいことと一番近い文を“選んで表現”してみて下さい(必要に応じて少しだけ単語を置き換えて下さい)。そして、を解消するために、沢山の練習をして下さい。そうすれば、何とか“伝える”こと出来るようになるはずです。

 

論理性の問題

 論理的に成り立っていない場合がよくあります。ある問題について、自分の意見を述べると共に、その理由が2つ必要です。しかし、その理由が論理的に飛躍していたり、ズレているのです。

 例えば、次の解答例の改善点が分かるでしょうか?

 

QUESTION:What country would you like to visit?   

 

解答例1:I would like to visit Italy. I have two reasons. First, I like delicious food. Second, I like pizza very much. But I don't like spaghetti.

 まず1つ目の理由ですが、イタリアに行きたい理由が「おいしい食べ物が好き」となっています。しかし、おいしい食べ物は他の国にもありますね。2つ目の理由は、「ピザが好き」と言っていますが、1つ目の理由の続きになっています。さらに、「スパゲッティは好きでない」というのは、前に述べたことと矛盾して(ズレて)います。これは書かない方が良いです。

これをどう直せば良いのでしょうか?

 

解答例2:I would like to visit Poland. I have two reasons. First, I like piano music very much. I like Chopin. Second, I play the piano every day.

 まず、ポーランドに行きたい1つ目の理由ですが、「ピアノ音楽が好き」「ショパンが好き」と言っていますが、ポーランドとそれらの繋がりが分かりますか?ピンとくる人は多くはないと思います。論理的に飛躍しています。2つ目の理由は、1つ目の理由の続きになっています。

2つ目の例は、1つ目の例よりはまとまっている思います。しかし、さらに良くするためにはどうすれば良いでしょうか?

 

面接試験での留意点

 3級以上の面接試験の場合、“態度”も採点されます。これは、英語を積極的に使おうとする態度のことです。ただ、難しく考える必要はないと思います。皆さんは、“試験”ということを考えずに、日常生活ならばどんな人と気持ち良く話すことが出来ますか?

 聞きやすい大きさの声で話す人、 笑顔で挨拶や御礼を言ってくれる人、下を向いて(うつむいて)話すのではなく適度に視線を合わせてくれる人・・・・ですね?

 要するに、「この人と話していたら楽しい」という態度を心掛けると良いと思います。

 日頃の生活で大切なのは、笑顔"Hello" "Thank you"

 面接試験も同じです

 

英語を使うことが出来るように

 英検に強くなると、入試にも強くなります。例えば、その力は大学入試共通試験の時にとても役立ちます。また、使える英語の4技能が評価され、英検取得者は多くの高校・大学の入学試験や単位認定で優遇されています。

 しかし、試験のためだけに英語を学習するのは悲しいことです。目の前の目標は大切にしつつ、将来、英語を使って活躍することが出来るように、楽しみながら学習を続けて行きましょう

 

(水野克哉)

 

「英検ライティング&スピーキング」
https://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/6c319387b6c2d2b4058f60f2f625c16d

 

 


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