STEP WORLD LL日進駅前教室

ステップワールド英語スクール LL日進駅前教室:講師のブログ

CD/DVD学習の注意点

2018-06-10 01:48:39 | 英語教室

 毎日5~10分でもよいので、CD・DVD学習(DVDは低学年のみ)を続けていますか?

 工夫をすれば、「時間がなくて聞くことが出来ない」というのはありません

 4月に伝えたことの確認と追加です。

 続けるためのコツ

 CD・DVD学習を続けるには「がんばる!」という“根性論”だけでは、長続きしません。

  「歯磨き」と似たところがあります

 

 楽(らく)をすること=面倒な作業は長続きしない

 歯磨きをするのに、「がんばって」はいないですよね CDを聞くたびにCDプレイヤーをどこかから持ってくる、CDプレイヤーの使い方が子供には難しいなど、毎回いちいち面倒な作業をしなければならないような場合は、CD学習が長続きしません。(歯磨きをするのは、洗面所に行けばすぐに出来るようになっていますね?)

 つまり、英語学習に直接関係のある部分以外は、楽をするように工夫をすると良いです。

 そして、お子様でも簡単に使うことの出来るCDプレイヤーがあれば理想です。さらに、CDのコピーをとって、車の中やCDプレイヤーなどの中に入れっぱなしにしておくなど無理をせずに簡単に続けられるように工夫をすると良いです。

じぶんでCDプレイヤーをつかうことができるようにしましょう

 

習慣づけること=歯磨きの時間は決まっている

 毎日同じ時間に聞くことが続けるコツです。必ずしも毎日テキストを見ながら、そして机の前に座って聞く必要はありません。体は動かしていても「頭はあまり使っていない時」「耳が空いている時」に聞けばよいのです。 例えば、お家の人に車に乗せてもらっている時、服を着替えている時など・・・。こんな時に聞けば、毎日、しかも日によっては30分でも1時間でも聞くことが出来るのではないでしょうか?

 実際、机の前でないと英語を聞くことが出来ないようであれば、使える英語は身に付かないと思います。外国の人と英語を「使う」(話す・聞く)のは、食事をしている時、歩いている時、一緒に仕事をしている時、スポーツをしている時などのはずです。

ただし、他の科目の勉強中はダメですよまた、本やマンガを読みながらというのもいけません。

あくまでも、体は動かしていても、頭は使っていない時(言葉の脳みそを使っていない時)です

 

P1クラス(小3)以上は、週に何回かは落ち着いてテキストを開いて言っているところに指をさして、声を出しながら聞く(音読)と効果的です。(意識を英語だけに集中して練習することは、もちろん大切です。)

 ごはんを食べながらの音読練はダメですよ

 

 音読&リスニングで大切なこと

カタカナ読みでダラダラと音読していてはいけません。

 CDなどの正しい発音(個々音・強弱・リズム)の真似をするように練習して下さい。スピードも遅くならないように、出来るだけモデル音声を真似することが大切です。

文の意味を考えて(イメージして)音読して下さい。

 意味も分からずに音読しても効果は薄いです。但し、日本語に訳しながら読んではいけません。日本語なしで英語が英語として、頭に文の内容がイメージとして入ってくるように訓練をして下さい。

 

音読&リスニングの方法

リピーティング
 ・・・CDなどのモデル音声を真似しながら繰り返す(リピート:Repeat)練習方法

オーバーラッピング
 ・・・文字を見ながら、CDなどのモデル音声に合わせて(かぶせて:overwap)声を出す練習方法

シャドーイング
 ・・・文字を見ないで流れてくるモデル音声を聞きながら、少し遅れて(0.5秒程度)影(shadow)のように後に付いて、その音声を真似しながら声に出していく練習方法

1人で音読
 ・・・上記の練習をしっかり行った上で、モデル音声無しに、1人でも読む練習もしましょう。そして、何分何秒で読むことが出来たか、時間を記録しておいても良いです。

Read&Look Up
 ・・・これも昔からある定番的な練習方法です。1文ずつ(or複数の文or1つのかたまりごとに)文字を見て読んで、その後、Look Up、つまり上を向いて(視線を文字から離して)その同じ文を言う(つまり暗唱する)ようにします。

 

生徒の皆さん

 CDを聞いて、徹底的に音読することは、リスニング力を伸ばすには効果的です。そのように学習していると、話す力や読む力(読解力)も伸ばすことも出来ます。

 将来、カッコ良く英語を使って「発信」している自分の姿を想像して、先生の指示を守って、楽しみながら毎日、CD・DVD学習を続けて下さいね

(水野克哉)

 

 

 


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スピーチコンテストの目的

2018-06-09 02:22:39 | 英語教室

 LL日進駅前教室では、英検と共に、スピーチコンテストに力を入れています。しかし、“コンテスト”として順位を付けることが目的ではありません。

 スピーチコンテストの主な目的は、以下の5つです。

英語を「使える」ようにするため

 英語が「わかる」ということと「使える」ということは、全く別の問題です。「使える」ようにするための多くの練習が必要です。そのためには、モデルの英語を聞いて、何度も声を出して言ってみる(音読をする)ことはとても大切なのです。そして、頭で考えなくても英語が口から出てくるくらいに「体で覚えてしまう」ことが大切です。

「リスニング力」向上のため

 CDなどを聞きながら、正しい発音とリズムを心がけて音読の練習をしていると、リスニング力も向上します。カタカナ発音の平坦(へいたん)なリズムで練習しているよりも、リスニング力向上には効果的です。

 このような練習をしていれば、話す力も伸ばすことが出来ます。読解力も身に付きます。当然、発音も良くなります。結果的に、書く力にも良い影響を及ぼします。

「人として成長する」ため

 練習の際に、「ストーリーの言いたいことは何か?主人公の思いは?気持ちは?」ということを自らの頭と心で想像しなければなりません。つまり、スピーチが、物を見る目、感じる心を育むきっかけになります。

 さらに、一生懸命に練習をして、その結果、「嬉しさ」だけでななく、「悔しさ」など様々な想いを経験します。

 つまり、スピーチコンテストは、人としての成長に繋がります。

「発信」することが出来るようにするため

 スピーチコンテストは、英語で自分の意見を「発信」することが出来るようにするための有効な手段です。
 課題文が言いたいことと、自分の意見が同じであれば、気持ちを込めて自分の意見を「発信」することが出来ます。

 さらに、ファイルステージ(全国大会)に出場することになった中学生は、オリジナルの英語スピーチを発表しますので、自分の考えをさらに深めて、英語で「発信」することが出来るとても良い機会になります。

 また、大勢の人の前でスピーチをする経験は、英語であろうとなかろうと、様々な部分で生きてきます。例えば、学校代表のスピーチコンテストに出場することになった時、生徒会に立候補した時など、大きな自信になるはずです。

スピーチを「楽しむ」ため

 「英語が上手になっていくのを感じることが出来て楽しい」さらに「人前で話すのが楽しい」・・・など、スピーチを「楽しむ」ことが出来るといいですね。

新しい学習指導要領改訂案「英語」

 小学校・中学校の新しい学習指導要領改訂案「英語」では、これまでの4領域(聞く・話す・読む・書く)のうち、「話すこと」を『やりとり』『発表』に分け、5領域として位置付けています。これは「話すこと」に指導のウェートが置かれるということを意味しています。

 つまり、スピーチコンテストの大切さは、ますます高まって行きます。

生徒の皆さん

 これからも積極的にスピーチコンテストにチャレンジしてゆきましょう

(水野克哉)


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