STEP WORLD LL日進駅前教室

ステップワールド英語スクール LL日進駅前教室:講師のブログ

英検面接試験について

2021-10-31 00:00:39 | 英語教室

大切なこと

 

 沢山の英語をインプット

 英語で「発信」することが出来るようになるためには、英語そのものが頭に入っていなければ、話したり、書いたりすることは出来ません。そのためには、沢山の英語をインプット(入力)することが大切です。豊かな入力があって、アウトプット(出力)することが可能になります。

 

 発信するための内容

 面接試験では、以下のような質問がされます。

3級では、身近な日常生活レベルでの話題です。例えば、自分の予定や好きなことについてです。

準2級になると、日常レベルに多少の社会性が加わった話題になります。

2級になると、より知的な要素が入った社会性のある話題になります。例えば、インターネットや環境問題などについてです。

準1級になると、2級よりもさらに踏み込んだ話題になります。

 3級では、日常的なレベルですので、一見簡単なように思われます。しかし、自分の予定や好みでさえ、答えるのにとても時間がかかってしまう場合があります。

 さらに、2級以上になると、日常レベルでの会話ではないので、世の中の様々な事について知っていて、それについての自分の意見がなければ、答える事が出来ません。

 つまり、いくら沢山英語をインプットしても、日本語でさえ発信することが出来ないのであれば、英語で伝えることが出来るはずがありません。

 これは、人から教えてもらうものではないと思います。「決まりきった答えのある問題を解く」ことだけに慣れていると、言葉に詰まってしまいます。こうした質問に対応するためには、本を読んだり、世の中の様々情報に触れて、それについて、家族・友達・先生など様々な人との交わりを通して、自分の考えを高めることが大切だと思います。

 

 知っている英語を使うこと

 上記のように英語を沢山インプットしたら、今度は、日本語では考えずに、英語で考えて表現することが大切です。難しい英語を使おうとしなくても良いです。(当然、試験では、辞書を使うことが出来ません。)

 もしも日本語で考えて、それを英語にしようとすると、皆さんの英語力は皆さんの日本語レベル以下ですので、日本語で考えたことを英語で表現することは出来ません。また、日本語と英語は、構造が全く異なる言語なので、根本的なところで無理があります。

 例えば、「私はかなづちだ」は、英語で何と言うのでしょうか?“I am a hammer.”でしょうか?全く違いますね“I can't swim well.”と言えば良いのです。

 これは、その日本語が表す内容をいかに自分が知っている英語に当てはめるかという想像力の問題でもあると思います。とにかく、今まで覚えた英語、習った基本文(Target)で表現してみて下さい。2級までならば、中学レベルの英語を駆使すれば、最低限のことは、話したり、書いたりすることが出来るはずです。

 

 論理性の問題

 論理的に成り立っていない場合がよくあります。ある問題について、「賛成なのか?反対なのか?」をはっきりすると共に、「その理由」を述べる必要があります。しかし、その理由が論理的にズレているのです。

 例えば、「白と黒では、どちらが良い?」という質問に対して、「白が良い」ということを言っているのに、「黒も良い」ということを書いてしまったり、根本的に話の筋とはズレている内容が入っていることがあります。

 自分が言いたい方向性以外のことは言わないようにすると共に、筋道を立てて話して下さい。

 

 態度も採点されます

 

 3級以上の面接試験の場合、“態度”も採点されます。これは、英語を積極的に使おうとする態度のことです。ただ、難しく考える必要はないと思います。皆さんは、“試験”ということを考えずに、日常生活ならばどんな人と気持ち良く話すことが出来ますか?

 聞きやすい大きさの声で話す人、 笑顔で挨拶や御礼を言ってくれる人、下を向いて(うつむいて)話すのではなく適度に視線を合わせてくれる人・・・・ですか?

 要するに、「この人と話していたら楽しいという態度を心掛けると良いと思います。

 

生徒の皆さん

 日頃の生活で大切なのは、笑顔"Hello""Thank you"

 面接試験でも大切です

(水野克哉)

 

<追伸>


面接試験と1次試験で課されるライティング試験には、共通点があります。「知っている英語を使うこと」「論理性の問題」などです。以下のブログもご参照下さい。

「英検ライティング試験の対策」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/189e09a85895db760d603e3f8bc7235b

 


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宿題についての考え方

2021-10-29 02:16:39 | 英語教室

 幼児と小学生クラスの保護者様に以下のようにお伝えしています。
                                                                              
宿題は確実にこなした方が学習効果が上がります。

 当教室では、CD学習やワークブックなどの宿題を出しています。共に、確実にこなした方が学習効果があります。特に、P1クラス:小3(小2の場合あり)以上の場合は、「楽しい」という部分だけではなく、努力の結果による得た「喜び」を味わうことも必要であると考えています。

 例えば、スピーチコンテストや英検のチャレンジによる達成感を味わうことにより、その後の大きな動機付けになります。(通常の英検はP2クラス=小4以上からのチャレンジとなります。それ以下のクラス、特にP1クラス=小3以上は、児童ジュニアをおすすめしています。)

 

しかし、最低限、喜んで授業を受けてくれれば、実力は付いてきます。

 しかし、必ずしもCD学習や宿題を確実にこなしていない生徒もいるのは事実です。それでは、それらを怠っていれば、全く学習効果がないかというと、必ずしもそうではありません。

 やはり基本は、まずは「楽しく元気に教室に通ってくれること」です。教室に来ることを嫌がらずに、喜んで授業を受けてくれれば、実力は付いてくるはずです。

 

「やっていないこと」ではなく「出来ていること」をプラスで考える。

  学習に限ったことではありませんが、マイナス法(マイナス思考)ではなく、プラス法(プラス思考)で考えた方が物事は好転することが多いです。「やっていないこと」をリストアップするのではなく、「出来ていること」をプラスで考えていった方が、良い効果が出るはずです。

 少なくとも、「楽しく元気に教室に通っているという事実」があれば、学習効果はあります。現に、小学生時代にCD学習や宿題をほとんどやらなかった生徒さんでも、中学生になって「英語だけ」は「得意」(他の科目よりも自信がある)という例はよくあります。つまり、「細く」ても良いので「長く」継続することによって効果があるということです。

 

無理強いをし過ぎない程度に、自主学習&自宅学習が出来るように導く。

 もちろん、確実にCD学習や宿題をこなした方が学習効果があるのは事実です。決してやらなくても良いと考えているのではありません。当教室では、上記のような「プラス思考」の考えに基づいて、無理強いをし過ぎない程度に、自主学習&自宅学習をこなしていくことが出来るようにすることを目指しております。

 あまり強制しすぎると、中学校に入る前に英語嫌いを作ってしまいます。特に、幼児や小1~2年生の場合は決して無理強いをしないようにお願い致します。実際、中学生や高校生の中には、英語だけに限らず、全教科において気力をなくしてしまっている「燃え尽き症候群」のような生徒を見かけます。管理のされ過ぎによる弊害のように思われます。

 保護者の皆様方も、当教室の方針をご理解を頂くと共に、お子様を長い目で温かく見守って頂ければ幸いに存じます。当教室では、お子様がより実力が付くように、楽しく質の高い授業を行うよう、講師一同、努力を続けて参ります。何かご相談等ございましたら、お気軽に教室までご連絡ください。

 今後ともよろしくお願い申し上げます。

(水野克哉)

 

<追伸>
関連事項は以下をクリック

「CD学習を続けよう!」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/0e2626e10ecabbb092b4a440e0a9a893

「CD学習を続けるコツ」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/754ab49d7790161180fd22f5cefd0ba6

 


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なぜ音読が大切なのでしょうか?

2021-10-02 02:05:39 | 英語教室

 音読には、以下のような目的があります。

 英語を「使える」ようにするため

 英語が「わかる」ということと「使える」ということは、全く別の問題です。「使える」ようにするための多くの練習が必要です。モデルの英語を聞いて、何度も何度も声を出して言ってみる(音読をする)ことが大切です。

「リスニング力」を付けるため

 CDなどを聞きながら、正しい発音とリズムを心がけて音読の練習をしていると、リスニング力も向上します。カタカナ発音の平坦(へいたん)なリズムで練習しているよりも効果的です。

「読解力」を付けるため

 上記  のように練習をしてると、読解力も身に付きます。

 その際、繰り返し音読をして、暗記をしてしまうくらいにすることが大切です。そうすると、日本語訳ではなく、英語が英語としてスラスラと頭に入ってくるようになってきます。

 試験にも強くなる

 何回か音読をして満足をしてはいけません。とにかく何十回、何百回と徹底的に音読をして下さい。そうすると、英語の単語や様々な言い回しを覚えることが出来るので、書く力にも良い影響を及ぼします。

 つまり学校のテスト、入試、そして英検にも非常に良い効果をもたらします。

皆さん

 将来、英語をカッコ良く使っている自分を想像して、しっかりとCD学習(音読)を続けて行きましょう

(水野克哉)

 

<追伸>
関連事項は以下をクリック

「CD学習を続けよう!」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/0e2626e10ecabbb092b4a440e0a9a893

「CD学習を続けるコツ」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/754ab49d7790161180fd22f5cefd0ba6

 

 


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