STEP WORLD LL日進駅前教室

ステップワールド英語スクール LL日進駅前教室:講師のブログ

音読&リスニングとその方法

2012-05-24 02:30:32 | 英語教室

 音読することは、リスニング力を伸ばすには効果的であると今まで何度もお伝えしてきました。話す力や読む力(読解力)も伸ばすことが出来ます。結果的に、書く力にも良い影響を及ぼします。

スピーチコンテストで頑張っている皆さんは、リスニングがとても優れている生徒が多く、英検でもとても良い効果があります。

注意点
 カタカナ読みでダラダラと音読していてはいけません。CDなどの正しい発音(個々音・強弱・リズム)の真似をするように練習をすることが大切です。スピードも遅くならないように、出来るだけモデル音声の真似をして下さい。

様々な練習方法
 CDのリピートをしたり、1人でCD無しで音読したりする以外の練習方法には、こんな方法があります。

オーバーラッピング

・・・文字を見ながら、CDなどのモデル音声に合わせて(かぶせて:overwap)声を出す練習方法です。練習の際、発音・イントネーション・間の取り方に特に注意してまねることが大切です。但し、これはリピート練習を十分にやってからでないと難しいです。(暗記したら、文字無しでも出来ます。)

シャドーイング

・・・文字を見ないで流れてくるモデル音声を聞きながら、少し遅れて影(shadow)のように後について、その音声を真似ながら声に出していく練習方法です。はじめは上手く出来ないかもしれませんが、あきらめないで繰り返してみましょう。繰り返しているうちに暗記してしまうと良いですね。文字を見ないので、忙しくて机に座ることが出来ない時でも練習することが出来ます。

週に何回かはテキストの文字を見て(指さして)音読練習をして下さいね

 色々な方法を組み合わせると効果的です。このような練習方法をやり続ければ、将来にも役に立つ「ことば」としての英語力を身に付けるのにも効果的です

(水野克哉)


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Hello!! 浅野です。

2012-05-18 03:21:06 | 英語教室

 皆さん新しい学校、幼稚園、クラスに馴染んで充実した毎日を送っている頃でしょう。
 さて、教室NEWSや授業で再三「リスニング」のことを教室からお伝えしていますが、今回は私の学生時代の「リスニング体験」をお話しします。
 学生時代のある秋、「もっと英語が聞き取れるようになりたい」と一念発起し、自分の部屋にいる間はずっと英語を聞き続けることにしました(当時はまだカセットテープでした)。
 でも分からない/楽しくないものを聞き続けるのはかなり苦痛なことです  だんだん自分の部屋にいるのが辛くなって、仕舞には部屋にいるとなんだか気分が悪くなるようになりました(英語を聞くのが本当に嫌だったんです)。
 自分の辛い胸の内を学校の英語の先生に相談すると、「この壁を乗り越えたら、あなたのリスニング力、ぐんとアップしますよ今が頑張り時ですよ」との叱咤激励を頂きました。「本当にぐんとアップするのかな~」と疑問に思いつつも、その先生の励ましに押されて我慢して部屋で英語を聞き続けました。
 3か月ほどたった冬休み明けのリスニングの授業中、「え」と自分でも驚く位楽に英語が聞き取れるようになっていました
 決して無理はいけませんが「リスニング力を伸ばしたい」と思っている人はちょっと頑張って「短期集中多聴」にトライしてみて下さい。
 リスニング力の一助になりますよ
(浅野人映)


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発音指導とフォニックス

2012-05-15 02:47:30 | 英語教室

 当教室では、発音指導には力を入れています。そして、P1クラス(小3~4)の後期からは、フォニックス(Phonics)の指導も開始して、P2&PSクラス(小4~6)で、さらに詳しく学習します。そして、P3&P4クラス(主に小5~6)以上では、『英単語マスター1800』などで、主要な発音記号も学習しています。

 フォニックスを学び、発音記号の基礎を知っていると、英語の綴りを見ただけで、ある程度の読み方は分かります。逆に言えば、英語の綴りが、音を聞いただけである程度は想像付くようになります。英語の綴りは書いて覚えるだけが大切なのではありません。

 但し、発音とフォニックス学習については、私(水野)は以下のような注意点があると考えています。

英語の綴りを覚える時、ローマ字読み(カタカナ読み)で覚えている場合があります。これは絶対にいけません。

 英語とローマ字とは異なります。間違った発音が頭に残ってしまい、リスニングが出来なくなってしまいます。(いつもお伝えしている)正しい発音に気を付けて音読練習をしていると、リスニング力が付くということとは逆の効果になってしまうからです。

正しい発音でフォニックス学習を行っていない場合があります。

 例えば、Fを[fu]、Sを[su]、Hを[ha]などと、母音は入らないはずの音に母音を入れて練習してしまっているのです。これは、生徒の皆さんの問題だけではなく、残念ながら、フォニックスを指導している先生の発音もそうなってしまっている場合があるようです。そのような間違った発音で練習するフォニックスは、何のためにやっているのか分かりません。

英語綴りと発音は完全には一致していません。

 例外はあります。フォニックス万能ではないのです。

 要するに、フォニックスが分かるからと言って、魔法のように英語力が飛躍的に伸びる訳ではありません。大切なのは、フォニックスや発音記号の学習を含めて、「聞く」「話す」「読む」「書く」という4技能の練習をバランス良く続けていくことです。そうすれば、試験だけではなく、将来にも役に立つ「ことば」としての英語力を身に付けることが出来ます。

(水野克哉)

<追伸>
関連事項はこちらをクリック
「フォニックスについて」
http://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/d/20110521


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